電ファミ編集部
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セガが全国5都市で開催中の「龍が如くスタジオ 全国体験会」。11月11日には池袋サンシャインシティ噴水広場にて体験会が行われた。
会場では2024年1月26日発売予定の『龍が如く8』が試遊できるほか、フォトセッションなどが楽しめることもあり、終日大盛況。
本稿では、龍が如くスタジオ代表の横山昌義氏、『龍が如く8』春日一番を演じる中谷一博さん、『龍が如く7外伝 名を消した男』(以下、『7外伝』)に生キャバ嬢として出演しているksonさん、佐山愛さんの囲み取材の模様をお届けする。
『龍が如く8』 公式サイトはこちら『龍が如く7外伝 名を消した男』 公式サイトはこちら
──全国体験会は東京で4箇所目となりますが、今日も多くの方が会場を訪れています。11月8日に『7外伝』が発売されたばかりということもあり、その盛り上がりもちょっとは感じていらっしゃいますか?
横山昌義氏(以下、横山氏):
「ちょっと」じゃないですね(笑)。当初、東京会場は別の場所を予定していたんです。ただ、札幌や大阪会場の盛り上がりをみて、広い会場じゃないとヤバいんじゃないかと考え、急遽変更したんですね。サンシャインさんにはご協力いただき、ありがとうございました。
東京会場では『7外伝』と『龍が如く8』を体験していただくつもりでしたが、『7外伝』のセールスが好調で行き届いているということもあり、急遽『龍が如く8』だけを遊べるようにしています。『7外伝』は発売から3日目ですが、おかげさまで相当売れているみたいです。11月18日の愛知会場でも同じ対応をする予定です。
──ゲストの皆さんは、体験会に参加されての感想はいかがですか?
佐山愛さん(以下、佐山さん):
私は初参加で、東京会場のみの参加となるのですが、開場して10分、15分ぐらいで試遊整理券がなくなったと聞きました。それだけたくさんの方が試遊したいと足を運んでくださったのがうれしいですし、そんな人気のある作品に携わることができて光栄に思っています。すごく幸せな気持ちでいっぱいです。
ksonさん:
私は福岡会場にも参加させていただいたのですが、本当にたくさんの人に愛されている作品なんだなと思いました。とくに女の子が多くて驚きました。みなさん、自分の推しキャラの「痛バッグ」を自作して持っているのを見て「私もやればよかった」、「いままでなんでやらなかったんだろう」と(笑)。ファンの方たちとこうやって会えるのはすごくいい機会ですので、私自身も楽しませてもらっています。楽しいです!
「龍が如くスタジオ」体験会、東京会場ゲストのksonさん、佐山愛さん pic.twitter.com/zbJjqFT0oX
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) November 11, 2023
中谷一博さん(以下、中谷さん):
『龍が如く7』以降はステイホームになり、ファンと交流できる機会がほとんどなくなってしまったんですね。SNSで「(春日)一番が好きです」とか「『龍が如く』が好きです」というたくさんのうれしい言葉をいただいていましたが、体験会で応援の言葉を直接伝えていただいて、あらためて背筋がシャンと伸びました。本当に愛されている作品に、僕自身も参加させていただいていることが幸せだと感じましたね。これから『龍が如く8』発売に向けて、一生懸命がんばろうと思います。
──ksonさんと佐山さんにお聞きしたいのですが、ご自身が出演された『7外伝』が発売されました。心境はいかがですか?
ksonさん:
みなさんが私を攻略したときの報告をしてくれてうれしいのですが、ゲーム内では「高級な物をあげなくてもよろこぶ女」になっているみたいで(笑)。トンカツ弁当でよろこんだり(笑)。
横山氏:
リアクションがいいだけで、好感度のゲージはあまり上がらないはずです。
佐山さん:
これは中谷さんから聞いたんですけど、私は「新鮮な卵」をプレゼントされるとめちゃくちゃよろこぶらしくて(笑)。
中谷さん:
室外機の上で拾った卵をプレゼントしたら、思いのほかよろこんでもらえて(笑)。
佐山さん:
私は実際のキャバクラでもお仕事しているので、ぜひ新鮮な卵を……。
横山氏:
それをネタにしたら本当に卵が送られてきちゃうから(笑)。
佐山さん:
大丈夫です。プレゼントしていただけたら「新鮮な卵をありがとう」と、同じリアクションをします(笑)。
ksonさん:
あとは、X(Twitter)で「まるで実写じゃないか」と言われていたり(笑)。
横山氏:
そうなんですよ。『7外伝』のオープニング映像にも一部実写を使っているんですが、プレイした人の中には超キレイなCGだと思ってる方もいるみたいで。
佐山さん:
一部の方は私たちも3Dモデルだと思われているようです(笑)。
──先日、マーケティングにスポットを当てた密着動画を公開されていましたが、その中で横山さんは「可処分時間の奪い合いの中で『龍が如く』を遊んでもらうためには「お祭り感」を作っていかないと「やろう」とはならない」と語られていました。この「お祭り感」について、もう少し詳細を聞かせてもらえますか。
横山氏:
去年、開発側の密着動画を出しているんですね。あれを見て「龍が如くスタジオで一緒に働きたい」という仲間が増えているんです。会社の内情を見せるのはリスクもありますが、積極的に見せていくことで、ksonさんもそうですが、『龍が如く』が好きな人がキャストの中にも多いし、そういう人たちと仕事をするといいものが作れるというのが、この1~2年でわかってきました。
発売前に内側を見せるのは、興醒めする部分もあるかもしれませんが、仲間になりそうな人たちに見てほしいと考え、マーケティングの裏側を動画でお見せしました。少しでも『龍が如く』と一緒に時間を共有したいという人が増えればいいなと思っています。体験会もその一部ですよね、お客さんと時間を共有できるわけですから。
ゲームってプレイする時間が長いですよね。『7外伝』はそこまでではありませんが、『龍が如く8』は過去最大で化け物クラスで長いんですよ。寝ないでクリアしようと思っても、1日や2日で終わるものじゃない。そのプレイ時間の長さから、二の足を踏む人が出てくるんじゃないかと思っていて。積みゲーになってしまったりとか。ほかにいろいろ楽しいことがある中で『龍が如く8』を遊んでもらうためには、みなさんの気持ちを盛り上げていくしかないんですよね。
「『龍が如く8』をプレイしよう!」と思っていただける気持ちの盛り上げを、僕らはメーカーとしてやるべきだろうと。この1~2年、そう思っていました。プレイするのに覚悟がいるゲームを作っておいて、投げっぱなしというのは失礼だと思っています。
──『7外伝』をクリアした人の意見の中に、「これぐらいの短さが逆に新鮮でおもしろかった」というものもありました。それはポジティブに捉えていらっしゃいますか?
横山氏:
もちろんポジティブに捉えています。その分、価格も安くしていますしね。ただ、「『7外伝』みたいなものを、間髪入れずにいっぱい作ってほしい」と言われても、それはそういうものでもないので……。そんなに簡単に作れるものではなくて。『7外伝』は「龍が如く8』があって、ネタがあったから作れているんですね。イチから作ろうとするとみなさんが思っている以上に大変なんです。
──中谷さんにお聞きしたいのですが、『龍が如く8』は春日が主人公になっての2作目になります。1作目は生みの苦しさもあったと思いますが、『龍が如く8』ではどのように春日を演じようとされたのでしょうか?
中谷さん:
『龍が如く7』は横山さんや龍が如くスタジオの皆さんといっしょに、春日一番というキャラクターを作っていきました。仲間たちがいる状態で一番を演じていたので、シンクロする部分がめちゃくちゃあったんですね。それに対して、今作ではそこからさらに先に、一番の伸び代もあるし、期待もあるしということで、最初は僕自身プレッシャーというか自分で演じていて「あれ? 一番ってこんなのだったっけ?」ということがありました。そういった違和感や誤差を修正しながら、場合によっては横山さんからいろいろ話を聞かせていただいて。ですので、満を持して待っていてください。
『龍が如く7』から『龍が如く8』まで結構時間が経っているのですが、そのあいだに一番が一般社会にどう馴染んで、どういう考えで生活をしてきたのかは台本では描かれていないんですね。その空白を自分の中で埋めるのには苦労しました。たとえば一番たちの世界では、マスクをつけてステイホームするような出来事はなかったのではないかとか、自分が過ごした時間とのギャップを埋めるのが難しかったですね。
ただ、ネタバレになっちゃうとダメですから詳しい話はできませんが、自分自身が「ちゃんと一番をやれているのかな?」と思っているうちは大丈夫なのかなと。いろいろな自由度を、春日一番として改めて表現できたらうれしいと思っていますので、ぜひ『龍が如く8』を期待して待っていていただきたいと思います。
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