電ファミ編集部
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明治は、自社のロングセラー商品「きのこの山」と「たけのこの里」のサミット「KINOTAKE GLOBAL SUMMIT」を2023年11月17日(金)に明治京橋ビルにて初開催した。その中で、同ブランド50周年となる2025年を迎えるにあたり「グローバル総選挙」を実施する方向であることが明らかにされた。
この「グローバル総選挙」の詳細は明らかにされていないが、サミットの最後に本部長が登場し、「「きのこの山」「たけのこの里」は、『世界のみんなに、おいしく、おもしろく』を拡げます。そして、「きのこの山」が発売して2025年で50周年を迎えるにあたり、世界各国で「どっち派?」旋風を巻き起こす『グローバル総選挙』を今度実施します」と宣言したという。
「きのこの山のワイヤレスイヤホン」#欲しいと思ったらRT#明治のありそうでなかった雑貨#プロダクトクリエイターミチル (@mitiruxxx) pic.twitter.com/2mfvDsM13r
— 株式会社 明治 / meiji (@MeijiCoLtd) July 11, 2023
※2023年7月に架空の商品として投稿されたツイート
またサミットではこのほかにも、2023年7月に明治が公式Xアカウントで投稿した「きのこの山 ワイヤレスイヤホン」が本当に製品化されることも明らかに。開発はイヤホン型リアルタイムAI翻訳機「Wooask」を手がけるウェザリージャパンが協力し、スマホアプリで翻訳したい言語を選択するだけで使用できるようにする考えだという。
なんと対応言語は世界127言語。自分の言葉を外国語(音声)に変換してくれる「スピーカーモード」とイヤホンをひとつずつ装着することで、「同時翻訳モード」で双方の会話がリアルタイムで翻訳されることが想定されている。
以下、プレスリリース全文。
グローバルアクションを発表!
①「浅草花やしき」とコラボ!世界の人々の民意を問うイベントを開催!
②きのこの山が言葉の山を越える!?Xで話題の架空イヤホンが世界127言語に対応した“同時翻訳機能付き”で
まさかの商品化決定!モックも初披露!
最後に世界各国で「どっち派?」旋風を巻き起こす『グローバル総選挙』実施宣言も!
株式会社 明治は、ロングセラーブランド「きのこの山」「たけのこの里」において、日本だけではなくグローバルに今後さらに拡大していくにあたり、世界中から関係者を集めた「KINOTAKE GLOBAL SUMMIT」を2023年11月17日(金)に明治京橋ビルにて初開催しました。
イベントでは、オープニングムービーが流れた後、商品の歴史を振り返る映像「Story Of KinoTake」を初放映。来場者の気持ちが高ぶる中、商品の開発者の1人である大阪工場 第14代工場長・本多了さんにここでしか聞けない商品の開発秘話や、店頭で販売されなかった幻の商品などのお話を頂きました。
次に、グローバルに向けてのアクションを発表。第1歩として、16日から「浅草花やしき」で開催中の「きのこの山たけのこの里 Presents ASAKUSA NEXT ASIA FESTIVAL 2023」に冠協賛し、世界の人々に「きのこ、たけのこDOCCHI派を問うイベントを開催。さらに、以前公式X(旧Twitter)で話題となった「きのこの山」の形をした架空イヤホンを実際に「同時翻訳機能付きのこの山イヤホン」として商品化することを発表。本格的な機能の紹介と共に、実際にモックの展示などが行われました。その後、タレントの森崎ウィンさんなどから応援メッセージが紹介され、最後に萩原本部長より、「きのこの山」が発売して2025年で50周年を迎えるにあたり、世界各国で「どっち派?」旋風を巻き起こす『グローバル総選挙』を実施するという目標を語り、会場が大いに盛り上がりました。
【KINOTAKE GLOBAL SUMMIT】概要
・日 時 :2023年11月17日(金)10:15~11:50
・場 所 :明治京橋ビル(東京都中央区京橋ニ丁目4番16号)地下講堂
・登壇者 :株式会社 明治 執行役員 グローバルカカオ事業本部長 萩原秀和
株式会社 明治 カカオマーケティング部カカオグループ 杉山詩織
開発者 本多了 氏
■主なプログラム
①きのこの山たけのこの里ヒストリー映像放映②開発者の本多様によるトークショー③グローバルアクション発表④お祝いメッセージ放映⑤閉会挨拶⑥フォトセッション
「きのこの山」「たけのこの里」の開発者の1人である大阪工場 第14代工場長・本多了さんにここでしか聞けない開発秘話をお話頂きました。
———————–
・日本の高度成長期の自由で活気溢れる状況で大阪工場のライン稼働を大目的とした自発的な試作開発業務として開始。以後、「きのこの山」の誕生から育成を柱に約50年、続く弟分の「たけのこの里」の開発生産などへと、夢ロマンのあるモノづくり人生を戴いてきた。
・「マーブルチョコ」「チョコベビー」「アポロチョコ」が販売実績をあげる中、焼き物とチョコレートを従来のようなコーテイングチョコでなく、大阪工場のチョコレートの成型機を稼働させるための、小粒状の散詰め包装ものを試作開発したいと考えた。焼き物部分を手に持って、しかも手は汚れずにポイポイと軽い食感と味の妙を狙った。
・小粒チョコは重量が軽いので型からの剥離がどうかの心配があったが、すでに多くの溝があるアポロチョコで現場の実績があるので、各種の溝を付けるうちに、軸とドッキング後の形状から、色んな大きさや形の小粒の可愛いきのこ(まつたけ、しいたけ、しめじ等)状の原型ができた。
・従業員やその家族の人達への嗜好調査、イメージ調査の結果は非常に好評であった。特に、きのこの傘はあまり開いていないのが可愛く食べ易いとされ、試作したサンプルは多くの人達に大変興味をもって試食され、試作の部屋に置いておくと直ちになくなるという事で工場での大評判となった。
・その後、中身とパッケージ、販売方法など多面的で規模の大きな調査を、本社・大阪工場・研究所夫々でグループインタビュー法の開発手法をも含めて実施した結果、子供達や女子の大学生や主婦など各層に対して過去にないほどの大好評を得た。
・商品力イメージ調査の結果、子供時代にも体験する機会がある田園や海岸の食材と共生する雰囲気のほのぼのとした心温まるお菓子。しかも、当社の強みの小粒で多数個もの。手が汚れない。この商品群の開発の先鋒として「きのこチョコ」を「きのこの山」と命名。また、このシリーズの誕生で、世界で初めて「チョコスナック」と呼ばれるチョコレートの分野が誕生しました。
・チョコレート部分が少なすぎるため幻となった「つくしの丘」、潮干狩のイメージで作った「チョコ干狩」は輸送中にウエファーの粉がサック内に拡がるなどして、2年後に販売を中止。続いて「さつまいも畑」をイメージした「イモサク」が実は非常に好評だった。
・「きのこの山」の商品化決定後、量産化に大きな課題があったがなんとかクリアし、昭和49年の初秋にテスト生産し、一部地区でテスト販売したところ大好評。全市場から注目された。全国に展開した初年度(1974年)の売り上げとしては、全国販売の新記録商品として華々しくスタートした。
・「きのこの山」の弟分として「たけのこの里」は自然シリーズのチョコスナック群として自然発生的に生まれた。
・最後に、
菓子にはロマンがあります。ほのぼのとして夢があります。理屈を超えた食文化の代表です。将来を生きる子供達の夢の食品です。子供達には夢、心を育むものです。菓子企業にはその責務があります。菓子は人間生活には理屈を超えた不可欠の食材です。菓子の事業にはその役割があり、菓子は夢そのものです。この「きのこの山」、「たけのこの里」がいつの世までも、そして世界に広く愛され続ける「いのち」の栄えを切に願っています。
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明治のカカオマーケティング部カカオグループの杉山詩織さんがステージに登場し、1歩目となるグローバルに向けた具体的なアクションを発表しました。
「浅草花やしき」コラボ!「浅草ネクストアジアフェスティバル2023」に冠協賛!
世界の人々にDOCCHI派を問うイベントを開催!「きのたけ党員証グローバルver」も登場!
浅草にある日本最古と呼ばれる遊園地「花やしき」とコラボし、「きのこの山たけのこの里 Presents ASAKUSA NEXT ASIA FESTIVAL 2023」を11月16日~18日の3日間で開催。
ASAKUSA NEXT ASIA FESTIVALは、新しいアジア発の音楽を世界に向けて発信するイベントであり、タレントの森崎ウィンさんも出演されます。そんな彼らと共に「きのこの山」「たけのこの里」の魅力を世界へと発信。
「花やしき」の会場では、外国人の方に向けに「グローバルverの党員証発行所」を設置し、商品の試食やDOCCH派投票も実施。ブランドの世界観を体験できるフォトスポットも設置しており、記念写真も楽しんで頂けるようになっております。
※浅草ネクストアジアフェスティバル2023:https://www.hanayashiki-kagekijo.com/events/20231116-18/
言葉の山を越えていけ!Xで話題になった架空のイヤホンが、まさかの同時翻訳機能付きで商品化決定!
世界進出するにあたり、ひとつ乗り越えなければならないのが「言葉の山」。その山を乗り越えるためにこの度、「同時翻訳機能付きのこの山イヤホン」を開発することが決定しました。
遡ること今年7月。明治公式Xアカウント(旧Twitter)の「架空のおもしろ雑貨」企画でプロダクトクリエーターのミチルさん考案の「きのこの山のワイヤレスイヤホン」(https://x.com/MeijiCoLtd/status/1678675499181297670?s=20)を紹介したところ、「欲しい!」「おもしろい!」という声が殺到し、大反響を生みました。弊社ではこの反響も受け、様々な人たちがきのたけを通じてコミュニケーションできるバイリンガルな「きのこの山」を目指し、架空の雑貨ではなく本物の翻訳機能の付いたイヤホンとして制作することとなりました。
開発はイヤホン型リアルタイムAI翻訳機「Wooask」を手がけるウェザリージャパンさんに協力を仰ぎ、スマホアプリで翻訳したい言語を選択するだけで使用できるようにしたいと思っています。世界127言語に対応し、自分の言葉を外国語(音声)に変換してくれる「スピーカーモード」とイヤホンを一つずつ装着することで、「同時翻訳モード」で双方の会話がリアルタイムで翻訳されることを想定。勿論、普通のワイヤレスイヤホンとして音楽を聴いたりもできるようにしたいと思っています。具体的な発売日は、後日発表します。
最後に萩原本部長が登場し、『「きのこの山」「たけのこの里」は、『世界のみんなに、おいしく、おもしろく』を拡げます。そして、「きのこの山」が発売して2025年で50周年を迎えるにあたり、世界各国で「どっち派?」旋風を巻き起こす『グローバル総選挙』を今度実施します。』と発表。宣言に会場が大いに沸く中、今回が初開催となった「KINOTAKE GLOBAL SUMMIT」が幕を閉じました。
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