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アレンジャー、コンポーザーとして知られる寺田創一氏は11月22日、同氏が手掛けた『サルゲッチュ』のサウンドトラックから6曲の長尺版を収録したEP『Apes In The Net』を2024年2月にリリースすると発表した。
本作は配信サービスとアナログレコードで販売され、レコードに関してはRush Hourやbleepなどで予約販売を開始している。
サルゲッチュのサウンドトラックからの6曲の長尺版が2024年2月にレコードと配信でリリースされます。 We release the 6 extended tracks from Ape Escape OST by the vinyl record and digital in February 2024.https://t.co/MalM2LBgSO https://t.co/38zd9wWa34
— Soichi Terada / Fantavision 202X CD on 5/17(Wed) (@fareastrecordin) November 21, 2023
寺田創一氏は、『サルゲッチュ』シリーズや日本語版『ファンタビジョン』などを手掛けた電子音楽家だ。いっぽうで、同氏は1989年より自身のレーベルFar East Recordingを立ち上げて活動しており、いわゆる“日本のハウス”の黎明期における重要アーティストと評されるケースも少なくない。
また1995年には楽曲『Sumo Jungle』などで国内においては早い段階でドラムンベースを手掛けており、2001年よりチップチューンと民謡、電子音楽を融合させる別名義・Omodakaとしても活動をしている。
そういった活動から寺田創一氏は国際的な評価を獲得しており、日本のステレオタイプなイメージをあえてモチーフとするハウスやテクノ、ドラムンベースなどで知られるミュージシャンとして知られるかたちとなっている。
Spotifyにおける寺田創一氏の人気楽曲
このたびリリースされるEP『Apes In The Net』は前述のとおり『サルゲッチュ』のサウンドトラックから抜粋したEPとなっており、ジャングルやドラムンベースのゲーム音楽として高い評価を得る楽曲群を改めて楽しめるEPとなっている。
EPに収録される楽曲はクラブユースやダンスミュージックとして最適な“長尺版”としてリリースされる点も魅力だが、レコードとして販売される点も本EPが発売されることの大きな意義を担っているだろう。
興味がある読者は2024年2月のリリースを待とう。
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