ネタバレ厳禁の傑作カードゲーム『Inscryption』のクリエイターが次回作を発表予定か。YouTubeに謎のティザー動画がアップされ、X上ではゲームジャーナリストとの意味深なやりとりも

※以下、記事本文中に『Inscryption』のネタバレを含む可能性があります。

『Inscryption(インスクリプション)』などの制作で著名なゲームクリエイターDaniel Mullins(ダニエル・マリンズ)氏がXおよびYouTubeなどで次回作の発表を示唆している。

Xではゲームジャーナリストジェフ・キーリー氏との動画データをめぐる意味深な会話をリプライ上で交わしていることが確認できる。

また、同氏の作品に関連するコンテンツをアップロードするYouTubeチャンネル「Lucky Carder」では11月25日(水)に意味深なティザー動画が公開された。

本映像は『Inscryption』とも一部関連性がみられる内容となっている。同作の関連作であるのか、あるいは世界観を共有する新作についての映像であるのか、現時点での詳細は不明となっており、多くの憶測や反響を呼んでいる。

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(画像はSteam『Inscryption』ストアページより)

ダニエル・マリンズ氏の代表作であるデッキ構築型ローグライクと脱出ゲームを組み合わせたアドベンチャー『Inscryption』は85点のメタスコアを獲得したほか、多くのゲームファンから絶大な支持を受けた。

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(画像はSteam『Pony Island』ストアページより)

同氏の過去作にはメタフィクション的演出を多く取り入れた『THE HEX』やホラーパズルゲーム『Pony Island』があり、いずれも卓越したストーリーテリングの手法や斬新なゲームスタイルが高く評価されている。

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(画像はSteam『THE HEX』ストアページより)

『Inscryption』にもゲームと現実世界をリンクさせるAPG(代替現実ゲーム)の要素が盛り込まれていた。25日に公開されたティザー動画をアップロードしている「Lucky Carder」アカウントも、『Inscryption』に登場する人物「ルーク」が運営しているものだ。リアルとフィクションの境界線を曖昧にする手法を得意とするダニエル・マリンズ氏ならではの、ユーザーをも巻き込んだインタラクティブ性あふれる宣伝方法だといえるだろう。

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(画像はYouTube「GameFuna | AdBot」より)

動画では、同氏の作中にたびたび登場する架空の企業「GameFuna」氏の新製品が紹介されている。ユーザーの生活をサポートしてくれるBot「AdBot」を今なら無料で注文できるとのことだ。動画にはどことなく不穏な雰囲気が漂っている。

詳細や続報の気になるユーザーはダニエル・マリンズ氏のXアカウントやYouTubeチャンネル、Discordサーバーなどをチェックしてみるといいだろう。

稀代のストーリーテラーは次回にはどのような世界を見せてくれるのか、今から待ち構えておこう。

Daniel Mullins Games 公式サイトはこちらInscryption Steamストアページはこちら

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電ファミ編集部

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