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Team Project:;COLDは、15万人以上が参加した日常侵食型ミステリーゲーム「Project:;COLD」シリーズの初となるコミカライズ『Project:;COLD case.xxx(仮)』を発表した。2024年春にブシロードワークスのコミック配信サイト「コミックグロウル」にて連載が開始される。
「Project:;COLD」は一般的なゲームタイトルとは異なり、ゲームソフトやアプリがあるわけではなく、X(旧Twitter)やYouTubeといった私たちが日常的に利用している場所やサービス上で展開される特殊なゲームだ。
シナリオ・総監督は「ドラゴンクエスト」シリーズの元ディレクターである藤澤仁氏で、キャラクターデザインは『Fate/Grand Order』のバーヴァンシーや『刀剣乱舞』の京極正宗のデザインなどを手掛ける望月けい先生が手掛ける。
「Project:;COLD」はARG(代替現実ゲーム)というジャンルで、同ジャンルのコミカライズは極めて珍しい。特に同作は、物語がTwitterやYouTubeで描かれ、かつ長期間かけてリアルタイムに展開されていく。また、ゲーム自体は参加者が謎解きを行うことで進んでいく形式だ。
『Project:;COLD case.xxx(仮)』は、そんな「Project:;COLD」のコミカライズになるわけだが、その特性や面白さを漫画という形に落とし込み、神奈川県平塚市の六泉ヶ丘高校で結成されたガールズバンド「都まんじゅう」が、“死の呪い”を振りまく都市伝説「血の人形事件」に巻き込まれていく、という物語が展開されていく。
コミカライズ版を立ち上げるにあたり、Team Project:;COLDは、本作に相応しい作家と編集者を長らく探していたようだ。そして見つかったのが、漫画家の揚茄子央先生と、編集者の新福恭平氏だ。
揚茄子央先生はジャンプ+の読切『ハッピーハッピーエンドルフィン』や小説『がんばれ農強聖女』のコミカライズなどで知られるが、起用の理由としては、「『Project:;COLD』に対する理解度が極めて高く、読切『アオイ深淵ニ咲ク』のような怪奇ホラーを描くことにも長けています。」とのことだ。
そして新福氏は『魔法使いの嫁』を立ち上げた編集者で、起用理由としては「『Project:;COLD』はARG(代替現実ゲーム)という複雑なゲームジャンルですが、それをコミカライズするにあたり、“物語を届ける”ことを得意とする新福氏は、非常に力強い存在です。」としている。
なお、掲載媒体である「コミックグロウル」は12月21日に新装刊した新しい配信サイトで、新福氏が編集長を務める。12月21日より『魔法使いの嫁』が移籍されるほか、16作品もの新連載が順次展開されていくとのことだ。
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