電ファミ編集部
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KADOKAWAが展開する富士見書房の文庫レーベル・富士見ドラゴンブック編集部は12月26日、猫になって夜回りをするテーブルトークRPG『夜のあしあと』の公式サイトを公開した。
『夜のあしあと』のルールブック価格は税込1980円で、発売日は2024年1月19日を予定している。
🐈 夜のあしあと🐈⬛
猫たちはチームを組んで、夜回りにでかけます。
あなたの家の飼い猫や、近所の野良猫たち。中には夜にだけ現れる不思議な猫たちも。皆さんもその一員となって、夜の冒険に出てみませんか?
詳細はHPにて公開中! ぜひチェックしてくださいね!https://t.co/LupXFtyppx#TRPG pic.twitter.com/COOHciiwsd
— 富士見ドラゴンブック編集部 (@dragonbook_game) December 26, 2023
『夜のあしあと』は、猫になって一晩の冒険を楽しむテーブルトークRPGだ。プレイ人数はゲームマスターが1人、プレイヤーが2~4人となっており、1回のセッションあたりに必要なプレイ時間は2~3時間としている。
本作の舞台は人間が普段のように過ごしている「昼」の領域と、人知れずその支配が崩れ魔法が息づく「夜」の領域という、ふたつの側面を持った世界だ。猫たちはヒトの寝静まった夜をパトロールし、時には異世界から現れる「ヨナ」と呼ばれる来訪者を追い払って、なわばりやヒトの平穏を守っていくことになる。
本作ではプレイヤーは演じたい猫の生き方に応じて「野良猫」、「飼い猫」、または夜の魔法で猫になってしまった存在である「迷い猫」のいずれかを選び、自らの分身であるPC(プレイヤーズキャット)としてゲームをプレイしていくことになる。
ゲーム中では、猫同士の集会(ギャザリング)を行い、ほかの猫とチームを組んで団地や広場、ヒトの町を行き来しながら事件を調査していく。猫たちは夜にだけ使える魔法を持っており、夜中には異次元の来訪者「ヨナ」との戦闘になることもある。
また本作では、猫が気まぐれな生き物ということを反映した「気持ち」という特徴的なシステムも搭載。PCたちはそれぞれ最大3つの気持ちを持ち、その気持ちによって取れる行動が変化するという。またそれぞれの猫の生き方によって、なりやすい気持ちも変化するようになっているとのことだ。
このほかにも本作では、ヒトの言葉の多くを理解していない猫の視点を反映し、「ごはん」「おやつ」などのよく覚えている言葉以外を喋ってはいけない“禁句”システムや、その“禁句”となっている経験を猫になりきって表現し、概念を共有することで自由に話せるようにする“ニャラティブ”といったシステムを搭載しているという。
本作のゲームデザインは、国産TRPGの老舗である冒険企画局の河嶋陶一朗氏が担当。河嶋氏は大阪の街を駆け巡るアジアンパンクTRPG『サタスペ』や、ダンジョン王国TRPG『迷宮キングダム』、忍者TRPG『シノビガミ』といった作品の制作で高い評価を得てきており、本作は『初音ミクTRPG ココロダンジョン』以来の約6年ぶりの完全新作TRPGとなる。
『夜のあしあと』の公式サイトがオープンしました。猫になって夜の町を冒険するテーブルトークRPGです。2024年1月19日に発売します。お恥ずかしながら『初音ミクTRPG ココロダンジョン』以来の完全新作。こんな感じで、今後も情報を書き込んでいくつもりです。よろしくお願いします。…
— 河嶋陶一朗 (@higetoboin) December 26, 2023
『夜のあしあと』は現在、公式サイトにてゲームシステムを公開中だ。ルールブックの価格は税込1980円で、発売日は2024年1月19日を予定している。
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