電ファミ編集部
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デベロッパーPixelattoは1月11日、「何もしない」ことがテーマのゲーム『Nothing』をSteamにて無料で配信開始した。
『Nothing』は、できるだけ何もしないことを目指すゲームだ。ゲームを起動すると「キーを押して “何もしない “ことを始める」と表示されるため、キーを押すとカウントが開始。なんらかのキーを押してしまうとカウントが終了し、「プレイヤーが何もしなかった時間」が表示されるかたちとなる。
「“何もしない”をする」という一見意味不明な作品ながら、記事執筆時点でSteamストアで1872件のレビューを獲得している。そのうち94%が好評としており、「非常に好評」を獲得していることから一定の人気を獲得する作品となっているだろう。
なお、本作を手掛けるPixelattoは100種類以上のエンディングが存在する2Dのアクションアドベンチャーゲーム『Reventure (レベンチャー)』を2019年にリリースしており、1月13日には「何かしらのキー入力をし続ける」ゲーム『Something』を1万円で販売している。
開発者の意図は不明ながらも各作品のシステムや販売形態には開発者の一休さんめいた尖ったアイデアが伺える。1万円のゲームを購入するかは読者の自由ではあるものの、あえて開発者が仕掛ける“企み”に足を踏み入れてみるのも一興だ。
『Nothing』に関しては無料でプレイできるため、興味がある読者は『Nothing』で無に勤しんでみてはいかがだろうか。
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