『機動戦士ガンダムサンダーボルト』最新刊までの193話が無料で公開。待ち時間なしで期限は3月1日まで、ハードボイルドな戦いとドラマを描く

小学館は2月29日、同社が運営するウェブ漫画サイト「ビッコミ」にて、『機動戦士ガンダムサンダーボルト』の最新刊収録話以外を全話無料で公開するキャンペーンを開始した。

193話分の無料公開範囲を読むうえでサービス内の通貨や待ち時間は必要なく、期間は48時間限定で3月1日までとなる。

『機動戦士ガンダムサンダーボルト』
48時間限定全話無料キャンペーン開始!!#ビッコミで今すぐ無料で読む🔻 https://t.co/t9gWeUbeNN
（最新刊収録話はキャンペーン範囲から除きます）#機動戦士ガンダム #サンダーボルト #太田垣康男（@ohtagakiyasuo）#矢立肇 #富野由悠季 pic.twitter.com/J2ZhlbMomN

— ビッコミ (@biccomi) February 28, 2024

『機動戦士ガンダムサンダーボルト』はサンライズのアニメーション作品企画部が用いる共同ペンネーム・矢立肇と富野由悠季氏が原案で、『MOONLIGHT MILE』などで知られる太田垣康男氏が手掛けた『ガンダム』シリーズの漫画作品だ。

物語は一年戦争の末期に、連邦軍内の派閥・ムーア同胞団に所属し戦争ジャンキーを自称するMSパイロット「イオ・フレミング」とジオン公国軍の部隊・リビング・デッド師団に所属する義足のスナイパー「ダリル・ローレンツ」による戦いと群像を描くエピソードで開幕。その後は物語前半の因縁を引き継ぎつつ、一年戦争終結後の世界を舞台にした戦いが描かれていく。

本作は基本的なモチーフや設定、デザインなどはオリジナル版を踏襲しつつ、太田垣康男氏による独自の設定や造形を多分に導入した点、物語と戦闘の双方がハードボイルドである点が特徴であり、大きな魅力だ。2015年にはOVAとしてアニメ化されており、重厚な作風により人気の作品となっている。