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漫画家の鳥山明氏が逝去したことが明らかとなった。68歳だった。
鳥山明氏は『ドラゴンボール』『Dr.スランプ アラレちゃん』などの人気作で知られる漫画家で、ゲーム方面では『ドラゴンクエスト』『クロノトリガー』のデザインを担当するなど、日本のカルチャー史に多大な影響を与えてきた人物である。
2000年に週刊少年ジャンプに短期集中連載された作品をベースとする「SAND LAND project」は近日中にも多くの展開を見せており、鳥山氏自身も関わることが明らかにされていた。
今回、電ファミニコゲーマー編集部では、『ドラゴンボール』の初代編集である鳥嶋和彦氏よりコメントを受け取っており、以下に全文を掲載する。
昨年出した本、「Dr.マシリト最強漫画術」で一緒に仕事をしたのが最後の仕事でした。その中の「あのころのトリシマとトリヤマ」が2人で作った最後の漫画になりました。45年に渡りありがとうございました。鳥山さん、あなたは最高の漫画家でした。
鳥嶋和彦氏から編集部に届いたコメント全文
週刊少年ジャンプ公式サイトに掲載された、株式会社バード・スタジオ/株式会社カプセルコーポレーション・トーキョーからのコメントによると、鳥山明氏は3月1日(金)に急性硬膜下血腫によって逝去。葬儀はすでに近親者のみにて執り行われており、今後の「お別れの会」などについては未定とされている。
『ドラゴンクエスト』のゲームデザイナーとして知られる堀井雄二氏は「あまりに突然な鳥山さんの訃報で、まだ信じられない気持ちでいっぱいです。」と、少年ジャンプの公式サイト上にコメントを寄せている。なお、現在は『ドラゴンクエスト』シリーズのナンバリング最新作である『ドラゴンクエストXII 選ばれし運命の炎』も開発中であった。
くわえて、漫画家の桂正和氏、尾田栄一郎氏、岸本斉史氏からもそれぞれコメントが寄せられている。
本当に、あまりに突然な鳥山さんの訃報で、まだ信じられない気持ちでいっぱいです。
鳥山さんとは、ボクが少年ジャンプのライターをやっていた頃からの知り合いで、担当編集者の鳥嶋さんの勧めもあり、ドラゴンクエストを立ち上げる時に、彼にゲームの絵を頼むことにしました。
あれから37年余り、登場人物のキャラクターデザイン、モンスターデザイン、とても数えきれないほどの魅力的なキャラを描いていただきました。
ドラゴンクエストの歴史は、鳥山さんのキャラデザインとともにありました。
鳥山さん、故すぎやま先生は、ドラゴンクエストを長きに渡って作ってきた仲間でした。
亡くなってしまうなんて‥‥。
これ以上、なんて言えばいいのか言葉になりません。本当に、本当に、残念です。ドラゴンクエストゲームデザイナー 堀井雄二
(週刊少年ジャンプ公式サイトより引用)
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— ドラゴンボールオフィシャル (@DB_official_jp) March 8, 2024
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