電ファミ編集部
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3月8日に発売したアトラスのシミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』について、海外メディアによるレビューの評価を集計し、平均化した「メタスコア」の値がレビュー集積サイトMetacriticにて公開されている。
記事執筆時点では、17件のレビューにおいて平均87点を記録している。
『ユニコーンオーバーロード』は、アトラスとヴァニラウェアがタッグを組んで制作したシミュレーションRPG。1990年代のシミュレーションRPGが持つ重厚な雰囲気や戦術性を継承しつつ、独自のバトルシステムやオンライン対戦機能などを備えた、懐かしくも新しい「新生シミュレーションRPG」だ。
亡国コルニアの王子アレインを主人公とし、プレイヤーは解放軍をひきいてゼノイラ帝国の支配から世界を解放するため、5つの国が織りなす広大なフィールドを冒険し、戦火に身を投じる。
仲間になるキャラクターは60人以上で、兵種も60種類以上が用意されている。人間・エルフ・獣人・天使など、種族も様々だ。
本作では、どの地域に進むか、どの経路を選ぶかといった進行方法をプレイヤーが自由に決定できることも特徴の一つだ。2Dでデザインされた広大なマップを自由に探索し、その過程で敵との戦闘や支配地域の解放、新たな仲間の加入や町の復興など、さまざまな目標達成を目指す。
仲間たちの絆を深めるための食事という要素もあり、ヴァニラウェアならではの数々のクオリティの高いグラフィックで描かれた料理を楽しむことができる。
各メディアによるレビューでは、ヴァニラウェアの伝統的ともいえる美麗な2Dアートや、独特で複雑でありながらも理解しやすい戦闘システムなどが高く評価されている。シナリオについては「ありきたりで予測可能なストーリー」とする声もあるが、基本的には高評価のようだ。
「シミュレーションRPGファンが長年待ち望んでいた作品」と本作を推す声も多く見られ、「1990年代のシミュレーションRPGを継承・発展させた懐かしくも新しい唯一無二のゲーム体験」と謳う本作のゲームデザインは成功しているといえるだろう。
なお、弊誌では『ユニコーンオーバーロード』の開発チームへインタビューを実施。10年かかったという紆余曲折の開発史などについて詳しく話を聞いている。こちらもぜひご覧いただきたい。
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