電ファミ編集部
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借りた小屋の中に閉じ込められる無料の短編ホラーアドベンチャーゲーム『Rental』がSteamにて3月8日に配信された。
夏休みに海辺近くの小屋を借りた主人公の「Umi」とその家族。Umiが家の中に足を踏み入れると入口のドアに鍵がかかって閉じ込められてしまったため、小屋からの脱出を目指していく。
本作は、初代PlayStationやNintendo DSで発売された3Dゲームのようなビジュアルやゲームシステムを持ったホラーゲームだ。ホラーゲームといっても怖い演出は少ない上、プレイ時間は長くても30分程度なので誰でも気軽に遊ぶことが可能だ。
キャラクターや建物といったビジュアル面は『どこでもいっしょ』や『どうぶつの森』などに似ており、ローポリゴンで制作された家の中を『バイオハザード』や『サイレントヒル』でも使用された固定カメラのような視点で探索することになる。
キャビンから脱出するには6つの十字架、3つのろうそく、怒った男の絵、バーに隠れている女の絵を家の中で集めていくことが必要になるようだ。主人公が反応できるオブジェクトに近づくとUmiの頭の上にクエスチョンマークが出現するため、家の中をくまなく探していけばおのずと見つかるだろう。
本作は、インディーゲーム開発しているStudio VoyagerとFishbowl Teamによって生まれた「Lonely house」というグループが制作する作品「Animita project」の第1弾目となるようだ。
「Animita」というのはチリで使用される死者を追悼する祠の呼び方で、本作の開発者たちのアイデアを安らかに眠らせ、その場しのぎの墓標を立てるデジタル・メメント・モリとさせるところから取った名前のようだ。
『Rental』のプラットフォームはPC(Steam)で無料で遊ぶことが可能となっている。全編英語だが会話文は自動で流れて行かないので、英文が分からない部分は調べながら進めていくと良いだろう。
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