numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
INDEX
【書店員すず木のコメント】
TVアニメ化発表!映像化をきっかけに大ヒットの予感…!
主人公が「体からチェンソーが生えた魔人」に変身する、という斬新な発想と、インパクトのあるルックス。そして彼の戦い方は非人道的かつ凄惨で、まさに悪魔的…!それでいて、主人公の性格は底抜けにお気楽。これまでにない「少年マンガの主人公」像に衝撃を受けました。
大きく変形した大胆なコマ割りや粗いタッチも画に迫力を生み出して、他に類を見ない世界観を作り出しています。
そして、主人公をとりまくキャラクターもそれぞれが魅力的で、物語を重層的にしています。
惜しまれつつも第1部の連載は2020年12月に完結となりましたが、新たに第2部の連載がスタートすることも発表されています。
アニメ化されることも決定しており、『ドロヘドロ』『呪術廻戦』など、ハイクオリティな作品で高い評価を得ている制作スタジオ・MAPPAが手掛けるということで、アニメファンからも注目が集まっています。
どのように映像化されるのか、私自身とても気になっていますし、『鬼滅の刃』『呪術廻戦』と、アニメ化をきっかけに原作マンガも大ヒットする現象が起きている昨今、同様の道をたどるのではないかと、非常に期待しています。
【あらすじ】
超お嬢様JK・天野エリカと定食屋の息子・海野凪。実はこの二人、なんと赤ちゃんの頃に取り違えられた子ども同士。しかも、実の子も育ての子も可愛い両親×2により、なんと許嫁関係&同居生活を送るハメになってしまう!運命の悪戯に翻弄される二人の日常、その行方は──!?
【書店員すず木のコメント】
王道+α!ラノベ的な要素も含みつつ、幅広い年齢層から支持されそうな作品!
ある意味王道の一つである「親同士が決めた許嫁」設定。しかしその一方で、マンネリになりがちという問題も…。
その中でこの作品は、「取り違えられた子ども同士」という要素を入れることによって、新鮮な印象と、先の読めないジェットコースター的な展開を読者に与えてくれます。また、ところどころに散りばめられた「秘密」とされている要素が、この先どう明かされていくのかも気になります。
描くのは『山田くんと7人の魔女』『ヤンキー君とメガネちゃん』の吉河美希先生。流石、ヒロインをはじめサブキャラクターもそれぞれ可愛くて魅力的です!まるで個々の読者のツボをしっかり把握しているかのよう…自分の「推しキャラ」を見つける楽しみもありますね。
最初は恋愛感情のなかった凪とエリカですが、この二人の気持ちがどう変化していくのか、最終的に凪は一体誰と結ばれるのか!?ある意味壮絶な恋の物語です。
2021年1月には単行本5巻が発売になり、さらに波乱の展開へ…。
『五等分の花嫁』に追随する大ヒット作となるか、メディア化などの展開はあるのか、目が離せません。
③『よふかしのうた』
【あらすじ】
不眠が続く中2・夜守コウは、初めて一人外に出た夜、美しい吸血鬼・七草ナズナと出会う。「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」彼女との二人きりの夜ふかしが、コウの運命を大きく変えていく――。
【書店員すず木のコメント】
設定は不動の人気を誇る【吸血鬼×恋愛】。でも普通のラブコメとは一味違う、マンガ全体に漂うしっとりとした深夜の空気がクセになります。
駄菓子をテーマにしたラブコメ『だがしかし』で人気を博した、コトヤマ先生の最新作です。前作とはがらりと異なり、夜を舞台とした独特の世界観に、つい引き込まれてしまいます。
吸血鬼×恋愛という人気のテーマですが、「男性の吸血鬼と人間の女性」という定番とは逆で、「女性の吸血鬼と人間の男の子」という組み合わせに新しさがあります。
眠りたいのに眠れない少年・コウと、眠りにつく直前の人間の血を求めている吸血鬼・ナズナ。利害が一致しているようで、どこかちぐはぐな二人の関係が、じわじわと少しずつ進展していく…そんな様子を見守るのがとても楽しく、心地よいです。
テンポの良い会話に、文学的なセリフやモノローグの数々も印象的。思春期ならではの屈折と、キャラクターの可愛らしさ。随所に著者のセンスを感じます。
おうち時間が増えている昨今、ぜひ夜にひっそりじっくり、味わうように読んでいただきたい作品です。
【あらすじ】
そんなつもりは全然ないのに、なぜか物事の本質をあぶりだしてしまう、謎めいた天然パーマの青年・久能 整(くのう ととのう)。彼がさまざまな事件を解決する新感覚ストーリー!
【書店員えい子のコメント】
真実は人の数だけある。多くの価値観を受け入れていく時代に、自分の心を柔軟にしてくれる主人公が人気の予感…!
圧倒的なスケールの世界観と人間の在り方を問うファンタジー長編『7SEEDS』で知られる田村由美先生の最新作は、意外にも現代が舞台です。
「なぜ娘はお父さんを臭いと言うのか?」「なぜ人を殺してはいけないか?」その答え、あなたは考えたことはありますか?
一見事件に関係ないような雑談や、豆知識的な情報から、事件が少しずつほぐれて解決していく様子はまさに新感覚。
「事件が起こって、頭の切れる人物が推理をして、犯人を当てて捕まえる」そんな従来のミステリのお約束をぶった切る、ミステリのようでミステリじゃない不思議な世界観に、ハマる人が続出しています!
WEB広告でも様々なシーンが取り上げられ、SNSでも話題になっている本作。
巻数が増えて人気が高まりつつある今、そろそろドラマ化などをして人気爆発してほしいという期待を抑えられません!
現代社会において、自分と異なる無数の意見があることに圧倒されている人も多いことでしょう。周りの人の主張を柔軟に受け入れ、自分なりの価値観を築いていくことが必要になっていく時代。
意外な考え方のコツを教えてくれる整くんは、新しい時代に戸惑う人たちにとって参考になる存在になるはずです!
②『ゆびさきと恋々』
【あらすじ】
女子大生の雪は、ある日困っているところを同じ大学の先輩・逸臣に助けてもらう。聴覚障がいがあって耳が聴こえない雪にも動じることなく、自然に接してくれる逸臣。自分に新しい世界を感じさせてくれる逸臣のことを雪は次第に意識し始めて…!?
【書店員えい子のコメント】
2次元の会話を新しい技法で立体的に見せてくれるマンガ!作品を読んだ人の口コミから、今年さらに話題になりそう!
主人公が聴覚障がいの女の子の漫画、というとハードルが高く感じてしまう人も多いかもしれません。
けれど、この作品は雪のまっすぐな性格と彼女の周りの人たちの身近な日常と恋を描いた物語。
社会問題や道徳的なテーマとしてではなく、口の動きをよんだりスマホを使ってコミュニケーションする雪や周りの人たちの様子がとても自然なので、身構えずにぜひたくさんの人に読んでほしい作品です。
吹き出しの色が薄くなったり、文字の向きが一部だけ変わったりと、耳が聞こえない雪が感じる会話をマンガの中で表現する工夫の数々にも驚かされます。
コロナ禍で、誰かに直接会って話すことが難しい状況が続いています。不慣れなオンラインでの会話にも、誰かと話したい一心で参加したという体験もよく耳にしました。
場所や状況が違っても大切な人と気持ちを分かち合いたいという気持ちを丁寧に描いた本作は、コミュニケーションの大切さを痛感した時代だからこそ、多くの読者に響いていくのではないでしょうか。
また、2020年10月に発売された最新3巻では、二人の関係に驚きの変化があり、次の巻が待ち遠しくなること間違いなし!どんどん高まる胸キュンで、さらに大ブレイクの予感です。
③『ガチ恋粘着獣 ~ネット配信者の彼女になりたくて~』
【あらすじ】
ルックスの良さで、同級生から一目置かれる女子大生・輝夜雛姫。そんな彼女には誰にも言えない秘密があった。それは、とある配信者グループのメンバー・スバルに“ガチ恋”していること…。本気でスバルと付き合いたいと願う雛姫に、ある日見知らぬアカウントからDMが届き、雛姫の人生は一変する――。
【書店員えい子のコメント】
昨年から人気のSNSをテーマにした作品。「配信者とファン」の設定に、若い世代からの注目が集まりそうな予感。
YoutuberやインスタグラマーといったSNSでの発信力が、急速に注目を集めるようになった昨今。
芸能人とは違う距離感・親しみやすさが人気となり、ファンの間では新たな応援の文化が発生しつつあります。
本作は、平凡な女子大生が配信者に魅了され、少しずつバランスを崩していく様子があまりにリアルで、SNSで大きく話題になっているシリーズです。
そもそも「配信者とそのファン」という設定のマンガは、まだまだかなり珍しい時代。かなり内情が細かく描かれているので、そういった世界をよく知らない読者でもわかりやすく読むことができます。
どうしても悪い印象を持たれがちな「ガチ恋」。しかし本作では、そういった「ガチ恋」のファンを否定するわけでも、擁護するわけでもありません。応援する側もされる側もそれぞれ「本当のファンとは何か」という答えを模索する様子が淡々と描かれているので、配信者のファンに限らず「何かを強く応援している人」にとっては、非常に考えさせられるテーマになっています。
最新シリーズではさらに新しい主人公が暴走し、目が離せない展開になっていきます。とどまるところを知らないSNS社会の「今」を知るために、ぜひ読んでおきたい作品です。
【書店員えい子 プロフィール】
総合電子書籍ストア「BookLive!」で働くプロ書店員。マンガや書籍のトレンドをキャッチしながら、書店公式のInstagramで日々情報発信を行っています。
BookLive! 公式Instagram:https://www.instagram.com/booklive_official/
●公式Twitter https://twitter.com/BookLive_PR
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