numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
さっそく、公開を迎えた今の気持ちを聞かれた5人。
島﨑さん「なんか嬉しいです。よかったなって。後編ということで喪失感とか、逆に肩の荷が降りたみたいな、何かを失ったような気持ちが生まれるんじゃないかなとアフレコの前は思っていたんです。でも収録が終わっても、完成したものを観ても、こうして皆さんの前に立っても、何も失った気持ちにはなっていないなというのが率直な感想です。彼らの人生はまだまだ続いていくし、輝かしい未来がいくらでも思い浮かんでくるので、こんなに前向きな希望に溢れた気持ちでいられるんだなって思っています。」
鈴木さん「長いこと我々もフィルムに関わってきたということもあって、ひと言では言い表せない何かになったんだなっていう。自身ではなかなか持ったことのない、観た後に感想がわからなくなるような想いがあって。マイナスなことではなく凄くポジティブな、色んな感情がミルフィーユみたいに重なっていって、『日本語でなんて言ったらいいんだろう?』という感覚になりました。それが、皆さんにどう伝わるのかなって思いましたし、とてもいい形で心に残ったら嬉しいなってふと感じましたね。」
細谷さん「本作に携わる全てのスタッフが、この『Free!』という作品を長い間応援してくれているファンの皆さんに喜んでもらえる結末を、懸命に考えたと思います。宗介は肩を故障しました。僕も声帯を故障させた時期があります。自分が故障から完全に回復するには、3 年以上 4 年未満くらいの時間が必要でした。当時の感覚を監督に伝えた事があります。実際に故障を体験している人間の言葉なので、監督は黙って僕の話を聞くしかなかった。今回のエンディングはその時の自分の意見が反映されていると勝手に思っています(笑)故障から回復までの時間が丁寧に描かれていました。」
代永さん「ずっとFree!って繋がっていくんだなって思いましたね。前編が衝撃的な終わり方だったので、この後どうなるんだろう?って皆さんにもお待ちいただいて、今回こうやって公開されて『これぞFree!だな』っていうのを見せつけられました。Free!に関われて本当によかったなと思いました。エンドロールでも思い出したり溢れてくるものがあったんですけど、それも含めて嬉しいなと。みんな大人になったし、河浪監督の思いが詰まっていて。これから先も希望が見えるというか、それぞれのキャラクターがどういう風にこの先歩んでいくのかなと思える出来になっていたので、終わっちゃうという感覚はなくて、どこかでまた会えるんじゃない?と感じる終わり方なので『僕らもいつまでも待ちます!』という思いでいっぱいです。」
平川さん「完成品を初めて観た時は、当たり前ですけどずっと黙って見てて…最後のカットが終わって画面が暗くなったあと自分の顔が笑顔になっていることに気付いて。『やっぱり俺、こんなにFree!が好きなんだな』って思いました。すごく笑顔になっている自分に気が付く、そんな瞬間がありました。」
とそれぞれの思いの丈を語りました。
続けて島﨑さんが、宮野真守さん演じる凛、そして鈴木達央さん演じる真琴との思い出深いシーンを語り、鈴木さんが”凛の圧倒的なヒロイン力”へと踏み込もうとしたところで会場から時間が迫っている合図が。
動揺する二人に、細谷さんから「(タイムキーパーから合図が出ているんだから)いい加減気付けよ主人公!」と劇中の宗介の印象的なセリフをもじって、会場の笑いを誘いました。
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