『鬼滅の刃』は今を生き抜くための教科書!?セリフに込められた意味を徹底分析

『鬼滅の刃』を心理学的に分析する本が登場!

前代未聞の事態に襲われ、先の見えない世の中。
不安、行き場のない怒り、悲しみを抱え、絶望感に打ちひしがれること、心が折れそうになることも少なくない……こんな混沌とした今こそ、ぜひ、手に取って読みたい本、「『鬼滅の刃』流 強い自分のつくり方」が2020年4月18日に発売されました。
『鬼滅の刃』流 強い自分のつくり方

『鬼滅の刃』流 強い自分のつくり方

この本の著者は、マンガとキャリアの関係を長年研究している井島由佳さん

大学教員であり、20年の実績を持つ心理キャリアカウンセラーでもある彼女が、心理学的な視点で大人気コミックス『鬼滅の刃』(集英社刊/『週刊少年ジャンプ』で連載中)のキャラクターのセリフを分析、現代社会を生き抜くための、リアルに通じるメッセージとして紹介します。

心に刺さる炭治郎たちの言葉とは

『鬼滅の刃』には、強い力を宿した言葉が、強く生き抜く生き様が詰め込まれている、と井島さんは言います。

例えば、

「失っても失っても生きていくしかないです どんなに打ちのめされようと」
via (2巻 第13話「お前が」より)
主人公、竈門炭治郎が、最愛の婚約者が鬼に喰われたことを知り、絶望に打ちひしがれる青年にかけた言葉です。

やさしいけれど、厳しい言葉。

この言葉は、理不尽な現実は変えられない。それに絶望せずに前を向き、次の一歩を踏み出すこと。それが私たちに課せられた運命なのだ、と、私たちの心にも呼び掛けてきます。

それでも心が折れそうになる時はあります。そんな時は、自分を奮い立たせることが必要となります。
「頑張れ 炭治郎 頑張れ!! 俺は今までよくやってきた!! 俺はできる奴だ!!
そして今日も!! これからも!! 折れていても!! 俺が挫けることは絶対に無い!!」
via (3巻 第24話「元十二鬼月」より)
『鬼滅の刃』では、炭治郎は、自分自身を力強い言葉で鼓舞します。そして、心の炎を消さないのです。

『鬼滅の刃』で描かれる、炭治郎をはじめ、我妻善逸や嘴平伊之助、富岡義勇や胡蝶しのぶなど、命をかけて鬼と戦う鬼殺隊のメンバーが紡ぎだすセリフや、彼らの生き様は、どうしようもできない現実に直面し、悩み、戸惑い、落ち込み、頭を抱え、弱りきった私たちの心に刺さり、力をくれます。

心を強く持って、と言われても、どうすればいいかなんて、誰も教えてくれなかった。
頭の切り替えや気持ちの切り替えは、出来そうでいてなかなかできない人もいる。
だけど、絶望を力に変えて、心折れることなく前を向いて進んでいかなければならない。

『鬼滅の刃』には、大人も子どもも、みんなが誰かに教わりたかった、強く生きるための教えが詰まっているのです。

まさに、『鬼滅の刃』は、折れない心をつくるための教科書といえるでしょう。

【『鬼滅の刃』の魅力とは?】 マンガとキャリアの専門家が解説!

『『鬼滅の刃』流 強い自分のつくり方』は、『鬼滅の刃』に込められたメッセージを読み解き、自分の糧とするためのヒントが満載の本。この本を読めば、『鬼滅の刃』のコミックスやアニメが一層楽しくなることでしょう。

今を生きる私たちの、心の支えに、そして気付きを与えてくれる一冊。ぜひチェックしてみてください。

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numan編集部

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