numan編集部
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5月25日に発売されたDVD第3巻には石川界人さんと八代拓さんをそれぞれゲストに迎えた第7回~第9回を、6月29日に発売される第4巻には八代さんと羽多野渉さんをそれぞれゲストに迎えた第10回~第12回を本編映像として収録しています。
特典DVDには、ゲストに江口拓也さんと西山宏太朗さんをむかえた撮り下ろし特典映像「江口拓也と西山宏太朗と和心を探究」、未公開映像、メイキングが収録されているなど、豪華なDVDとなっています。
本日は、撮り下ろし特典映像に出演している斉藤さん、江口さん、西山さんのオフィシャルインタビューをお届けします。
INDEX
江口:僕のテーマは「朝帰り」です。今日のロケはお酒を飲む時間がなかったので、お酒成分を少しでも感じたいなと思って、このテーマにしました。今回の収録は“和心”を大切に、と言われていたんですが、個人的には“和と言われているのに服装が全然和じゃない俺”と、“それでいて和心に染まる俺”を意識して、表現させていただきました。
西山:僕の生け花のテーマは「かえる泳ぎ」です。最初はお花だけで何をどう表現できるかなと悩んでいたんですが、実際に活けてみたら「こういう道筋があるんだ」というのが見えて、テーマが固まっていった感じですね。お花は色合いとバランスを見て、この組み合わせならかわいいかも、と思ったものを直感的に選びました。
斉藤:テーマは「アセンション」です。僕たちはひとりの人間であると同時に、宇宙船地球号の乗客であり、ここからもうひとつ先の新しいステージに進んで行こう、という希望を込めたテーマです。「アセンション」に漢字をあてるとしたら「文明開化」かな。
また、最初に宏太朗が「チューリップがきれい」と言ったときに、先生が「暖かいから花が開き始めていますね」とおっしゃったんです。実はそこからもインスピレーションを受けて、“花が開いていく”という未来への可能性を感じる作風にしようと思い、このような造形にしたのですが……先生からは一言、「ブラックホール」と言われました。
西山:闇だよね。先生、「吸い込まれる」っておっしゃっていたからね。
斉藤:なんなら自分から吸収しに来てるブラックホールだよ。能動的なブラックホール(笑)。それもまた世界の有りようのひとつかなと思います。
江口:普段、花と戯れることがないので、花に触れたこと自体が結構楽しかったです。あと、工夫というか、生け花をやるうえでの僕のこだわりは「過去、現在、未来を花で表現すること」だったので、それがきちんと表現できて、僕的には満足した作品になりました。
西山:活け終ったあとの感想になりますが、先生が作られたものを見て、僕は恥ずかしくなりました。同じ花でこんな風に表現できるんだなと。自分の固定概念を感じましたし、改めて広い視野で物事を見ることができる華道の奥深さを感じられました。
斉藤:生け花体験が終わって、最後に先生の作品を見たときに、先生が最初におっしゃっていた「空間」の意味がわかりました。縦横だけではなく奥行…… “何もない”という間も含めて、まとめてひとつの総合表現なんだなというのを感じました。
また、普段は収録前に下調べをするのですが、今回はあえて生け花とはどういうものか下調べせずに感性でやってみようと挑戦しまして。今回の体験を経て、もう一度やってみたいなと思うくらい、楽しさを感じることができました。
斉藤:お花はイベントでいただくことはありますが、いただいて嬉しいお花は……花江夏樹です。
西山:確かに。一家にひとりは欲しいね。家にいてほしい、かな。
斉藤:そういえば、『そま君』の初回ゲストは花江夏樹くんだったんですよ。そこで改めて、彼は周りの人も華やかな気持ちにさせてくれる“花”だと感じたので、ぜひほしいです。
西山:僕も同じく、花江夏樹くんです。
江口:僕は漫画の『花の慶次』がほしいです。
斉藤・西山:そっち?(笑)
――続いては、殺陣体験についてお聞きします。殺陣といえば男子の憧れというイメージがありますが、実際にやってみていかがでしたか?
江口:前に出演した舞台で殺陣のシーンがあったのですが、役柄的に「下手でもいい」と言われていたものですから、基礎的な訓練はしていませんでした。今回、先生に教えていただいたら、動作のひとつひとつに理由があって、だからこそそういう動きになるんだということを一から学べたので、今後、時代劇の見方が変わるなと思いました。
西山:先生は、運動神経はあまり関係ないとおっしゃっていましたが、筋肉をものすごく使うなと思いました。つい先ほど殺陣体験が終わったばかりなのですが、肩と腕が痛くて、普段、こんなにも筋肉を使っていなかったんだなと感じました。
斉藤:自分だけの間(ま)ではなく、全員の間で作っていくというのがすごくおもしろくて、ロマンを感じました。また、華道は静、殺陣は動、と思っていたのですが、意外とその逆もあるんだなというのを知りました。
華道では、静止している花のなかにかえるの泳ぎを感じたり、殺陣では、斬ってそのまま剣や体を流すのではなく静止するとか。静と動は表裏一体で、この世はそうやってバランスがとれているんだなということも感じました。
江口:覚えなきゃいけないことが多かったですが、一歩間違うと大怪我につながるものなので、そういう意味では気が抜けませんでした。殺陣は刀ひとつで生き死にを表現するので、やっていて本気のごっこ遊びを味わえて楽しかったですし、生きている者同士のぶつかり合いみたいなものを感じられて楽しかったです。
西山:僕は声を出して斬られに行くというか、まっすぐ斬りにいく役だったので、そこまで大変ではなかったのですが、もっと練習したら、もう少しうまく斬れたし斬られたと思うので、まだまだ勉強したいなと思いました。うまく斬られるプロの方もいらっしゃいますし。
あと、僕が斬られて横になっているときは、ふたりの様子は見えなかったのですが、やりとりを聞いていて、空気感がかっこいいなと思いました。本気を感じました!
斉藤:今回の殺陣に限らずですが、体を使ったパフォーマンスはただ型が先行しているわけではなく、物語の流れにあわせて筋肉の動きにも文脈みたいなものがあって、大きな流れを感じることで意外と無理なく動けるんですよね。筋肉はこう動く必然性があって、こう斬るんだ、みたいな体の動かし方や立ち振る舞い方を今回は学べたと思いますし、殺陣という形でそれを体感できたので、楽しかったです。
――ありがとうございました。最後にDVDを楽しみにしている方へ、メッセージをお願いします。
江口:普段の生活の中では、和心を感じる瞬間やわびさびに気がつく余裕がないのですが、今回の体験を通して、もう少し自分の人生に和心を感じられる余裕を作りたいなと思いました。
西山:『そま君』では、僕はナレーションを担当していましたが、いつも映像を見ながら楽しくやらせていただきました。“和心”ということで、とても興味深い内容でしたので、ぜひDVDをお手に取っていただき、みんなの和気藹々としている姿を何回も見て楽しんでいただければと思います。
斉藤:“和心”というと日本的なものというイメージがありましたが、和は調和の和だったり、平和の和だったり、1人ではなかなか感じにくいものなのかなと思います。
ですので、拓也さんだったり宏太朗だったり、スタッフの皆さん、生け花や殺陣を教えてくださる先生方、応援してくださる皆さんと一緒に調和していくことで、“和心”は感じられるものなんだと改めて思わせてくれる、とても貴重な経験でした。
この番組をきっかけに、日常のなかで皆さんも和心を感じていただけたら嬉しいです。これからもどうぞよろしくお願いします。そして、ありがとうございました。
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発売中
●DISC1:#4~#6
●DISC2:撮り下ろし特典映像「大石昌良と和心を探究」後編(ゲスト:大石昌良)、君に贈る未公開映像、メイキング
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価格:各6,264円(税込)/5,800円(税抜)
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