numan編集部
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夫婦間での貯金管理についてや、お小遣い事情、今年の値上がりラッシュによる影響についてなど、さまざまな調査が行われました。
中には、「夫婦仲をお手本にした芸能人夫婦」「夫婦仲をお手本にしたいアニメキャラ夫婦」といった興味深いデータも。
INDEX
1位は『サザエさん』のフグ田マスオ・フグ田サザエ夫婦、2位は『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし・野原みさえ夫婦、3位は『サザエさん』の磯野波平・磯野フネと、国民的アニメのおなじみ夫婦3組がトップ3にランクインしました。
そして、4位には話題のアニメ『SPY×FAMILY』からロイド・フォージャーとヨル・フォージャー夫婦がランクイン。
偽装の夫婦ではありますが、お互いを尊重しながら暮らしている姿が理想的だと感じる方も多いのではないでしょうか。
5位には、『クッキングパパ』から荒岩一味・荒岩紅子夫婦と、『ドラゴンボール』から孫悟空・チチ夫婦が同率でランクインしました。
「夫婦仲をお手本にしたい芸能人夫婦」ランキングや、そのほかの調査結果はリリース全文よりお楽しみください。
(スパークス・アセット・マネジメント株式会社調べ、調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
スパークス・アセット・マネジメント株式会社(https://www.sparx.co.jp/ )は、夫婦の金銭事情や投資に対する意識を明らかにするため、2022年10月17日~10月18日の2日間、全国の20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女を対象に、「夫婦のマネー事情と夫婦円満投資に関する調査2022」をインターネットリサーチにより実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。なお本レポートは、サンプル調査という性質上、実態を全て反映したものではありません。また、特定の投資商品や個別銘柄の取引を勧誘する目的で作成したものではありません。(調査協力会社:ネットエイジア株式会社)
全国の20歳以上の既婚(配偶者がいる)男女1,000名(全回答者)に、夫婦のマネー事情について質問しました。
はじめに、全回答者(1,000名)に、夫婦の貯金の管理はどちらが主導で行っているか聞いたところ、「妻が主導で行っている」は49.8%、「夫が主導で行っている」は23.1%、「夫婦別々に管理している」は27.1%となりました。貯金の管理に関しては、妻が主導権を握っている夫婦が多いことがわかりました。
次に、全回答者(1,000名)に、おこづかい額の決定権はどちらが強いか聞いたところ、「妻のほうが強い」は36.9%、「夫のほうが強い」は17.4%、「どちらも同じくらい」は45.7%となりました。
昨年の調査結果と比較すると、「妻のほうが強い」は3.2ポイント上昇(2021年33.7%→2022年36.9%)、「夫のほうが強い」は4.6ポイント下降(2021年22.0%→2022年17.4%)しました。妻主導でおこづかいの金額を決めるという夫婦が増えているようです。
夫婦の“へそくり”事情について質問しました。
全回答者(1,000名)に、パートナー(夫・妻)に隠して蓄えているお金(へそくり)について聞いたところ、へそくりをしている人の割合は、全体では50.5%となり、男性では52.0%、女性では49.0%でした。
昨年の調査結果と比較すると、へそくりをしている人の割合は、男性では2021年43.0%→2022年52.0%と、9.0ポイント上昇しました。
へそくりをしている人(505名)に、へそくり額を聞いたところ、平均は181万円となりました。
男女別にみると、へそくり額の平均は男性133万円、女性233万円でした。
昨年の調査結果と比較すると、へそくり額の平均は、全体では26万円の増加(2021年155万円→2022年181万円)となり、男女別にみると、男性では10万円増加(2021年123万円→2022年133万円)、女性では50万円増加(2021年183万円→2022年233万円)しました。
パートナーの収入や支出について把握している人は、どのくらいいるのでしょうか。
配偶者が働いている人(755名)に、配偶者の給料を把握しているか聞いたところ、「把握している」は68.5%、「把握していない」は31.5%となりました。
男女別にみると、「把握していない」は男性では45.0%と、女性(21.7%)と比べて23.3ポイント高くなりました。妻の収入額を把握していない夫が多いという実態が明らかになりました。
また、全回答者(1,000名)に、配偶者の娯楽費・交際費を把握しているか聞いたところ、「把握している」は36.6%、「把握していない」は63.4%でした。
男女別にみると、「把握していない」は男性では74.6%と、女性(52.2%)と比べて22.4ポイント高くなりました。
全回答者(1,000名)に、お金関連で配偶者に不満を持っているか聞いたところ、「不満を持っている」は51.3%、「不満を持っていない」は48.7%と、不満を持っている人が半数以上でした。
男女・年代別にみると、「不満を持っている」の割合は、男女とも30代が最も高く、30代男性では61.0%、30代女性では67.0%となりました。
お金関連で配偶者に不満を持っている人(513名)に、お金関係で配偶者にどのような不満を持っているか聞いたところ、「節約しない」(35.7%)が最も高く、次いで、「無駄遣いが多い」(34.3%)、「無計画にお金を使う」(31.4%)、「収入が少ない」(24.4%)、「貯蓄に協力しない」(18.5%)となりました。相次ぐ値上げが家計を直撃するなか、お金の使い方に関する夫婦間の意識のギャップが、配偶者への不満につながっているようです。
男女別にみると、「収入が少ない」(男性14.4%、女性32.0%)では男性と比べて女性のほうが17.6ポイント高くなり、「おこづかいの金額を上げてくれない」(男性16.2%、女性5.2%)では女性と比べて男性のほうが11.0ポイント高くなりました。
お金の問題が、夫婦仲に影響を及ぼすことはあるのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、お金が原因の夫婦喧嘩を1年間でどのくらいしているか聞いたところ、「0回」が66.2%、『お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦の割合』(1回以上と回答した人の割合)は33.8%となりました。お金が原因の夫婦喧嘩の回数は2.3回/年でした。
また、お金のことが原因で離婚の危機をこれまでに何回くらい迎えたか聞いたところ、「0回」は83.4%、『お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』(1回以上と回答した人の割合)は16.6%となりました。お金のことが原因で離婚の危機を迎えた回数の平均は0.6回でした。
お金が原因の夫婦喧嘩をしている夫婦(338組)についてみると、『お金のことが原因で離婚の危機を迎えたことがある夫婦の割合』は43.5%となりました。お金のことで争ったことがある夫婦の多くが、金銭問題による夫婦関係の存続危機を経験していることが明らかになりました。
今年一年の夫婦の家計状況や老後資金の状況について質問しました。
全回答者(1,000名)に、自分たち夫婦の家計状況は、昨年と比べて良くなったか、悪くなったか聞いたところ、「非常に良くなった」が3.1%、「やや良くなった」が14.0%で、合計した『良くなった(計)』は17.1%、「非常に悪くなった」が7.0%、「やや悪くなった」が16.2%で、合計した『悪くなった(計)』は23.2%となりました。
年代別にみると、『良くなった(計)』と回答した人の割合は、20代34.5%、30代20.0%、40代15.0%、50代10.0%、60代以上6.0%と、年代が上がるほど低くなる傾向がみられました。
全回答者(1,000名)に、自分たち夫婦の老後資金の準備状況は、昨年と比べて良くなったか、悪くなったか聞いたところ、『良くなった(計)』は14.4%、『悪くなった(計)』は16.7%となりました。
年代別にみると、『良くなった(計)』と回答した人の割合は、30代(22.5%)が最も高くなりました。
全回答者(1,000名)に、夫婦の「今年の家計」を表す漢字(1字)を聞いたところ、1位「苦」(72名)、2位「節」(54名)、3位「忍」(47名)、4位「減」「耐」(いずれも38名)となりました。
それぞれの回答について理由を聞いたところ、1位の「苦」については「コロナでの収入減少や値上がりがあったから(30代女性)」、「値上げラッシュで家計が苦しいから(40代男性)」、2位の「節」については「節約の年だったから(30代女性)」、「節制を心掛けているから(50代男性)」、3位の「忍」については「我慢が必要だと思うから(50代女性)」、「耐え忍んでいるから(40代男性)」といった回答が挙げられ、コロナ禍による収入の減少や物価上昇の影響、節約志向の高まりがうかがえる結果となりました。
昨年の調査結果と比較すると、昨年10位圏外(11位)だった「節」が、今年は2位となりました。
全回答者(1,000名)に、最近の値上げラッシュによる影響について聞きました。
【値上げラッシュによって夫婦の結束力が強まった】では、『あてはまる(計)』は41.5%となりました。相次ぐ値上げが、絆を深めるきっかけになったという夫婦は少なくないようです。
年代別にみると、『あてはまる(計)』の割合は、20代(48.0%)が最も高く、30代(46.0%)、60代以上(45.5%)が続きました。
値上げラッシュによって夫婦の結束力が強まった人(415名)に、値上げラッシュによって夫婦の結束力が強まったと感じたエピソードを聞いたところ、「夫婦の趣味が食べ歩きだったが、回数を減らした(50代女性)」、「暖房費を節約するための道具を一緒に買いに行った(40代女性)」、「ふるさと納税など、賢く支出を抑える術を2人でリサーチした(30代女性)」といった、夫婦で協力して節約に取り組んだエピソードが挙げられました。また、「支出をお互い明確にするようになった(50代女性)」、「安売りしている店の情報を共有するようになった(40代男性)」、「欲しいものの目標を決めて一緒に頑張っている(30代女性)」といった回答もみられ、夫婦でお金に関して情報を共有したり、同じ目標に向かって努力したりすることで、夫婦の結びつきが強固になったケースがあるようです。
【値上げラッシュによって夫婦仲が悪くなった】では、『あてはまる(計)』は15.9%となりました。
年代別にみると、『あてはまる(計)』と回答した人の割合は、30代(20.5%)が最も高くなりました。
値上げラッシュによって夫婦仲が悪くなった人(159名)に、値上げラッシュによって夫婦仲が悪くなったと感じたエピソードを聞いたところ、「『給料が安いから大変』と言い合いになった(30代男性)」、「おこづかいを上げる、上げないでもめた(50代女性)」といった、収入やおこづかいに関するエピソードが挙げられました。また、「夫が無駄遣いをやめない(40代女性)」、「食料品が高くなったのに、節約に協力してくれない(50代女性)」といった、節約意識のギャップから仲違いにつながったエピソードもみられました。「教育費に不満ばかり言うようになった(40代女性)」、「節約しているのに『節約しろ』と言われた(40代女性)」といった回答も挙げられ、パートナーからお金の使い方を批判されたことで、夫婦関係にヒビが入ったケースもあるようです。
夫婦の投資に関する状況について質問しました。
全回答者(1,000名)に、“夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産”と“配偶者に内緒で投資をしている金融資産”の有無を聞いたところ、“夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産”がある人の割合は35.8%、“配偶者に内緒で投資をしている金融資産”がある人の割合は20.7%でした。
昨年の調査結果と比較すると、“夫婦で一緒に考えて投資をしている金融資産”がある人の割合は、2021年31.5%→2022年35.8%と4.3ポイント上昇しました。
また、配偶者に内緒で投資をしている人(207名)に、配偶者に内緒で投資をしている金融資産を聞いたところ、「日本株式」(45.9%)が最も高く、「投資信託(「REIT」以外)」(35.3%)、「外国株式」(16.9%)が続きました。
夫婦仲について質問しました。
全回答者(1,000名)に、自分たち夫婦の仲は、昨年と比べて良くなったか、悪くなったか聞いたところ、『良くなった(計)』は19.1%、『悪くなった(計)』は8.3%となりました。
年代別にみると、『良くなった(計)』と回答した人の割合は、20代(35.5%)と30代(25.0%)で高くなりました。
昨年の調査結果と比較すると、『良くなった(計)』と回答した人の割合は、30代では6.5ポイント上昇(2021年18.5%→2022年25.0%)しました。
夫婦の関係を良好に保つために、どのような行動をしている人が多いのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、夫婦円満でいるために行っていることを聞いたところ、「多少のことは我慢する」(44.5%)が最も高くなりました。愚痴や不満を口にしすぎて夫婦関係が悪化しないように気をつけている人が多いようです。次いで、「話を聞く」(38.3%)、「家事をする」(37.3%)、「感謝の気持ちを言葉で伝える」(36.2%)、「互いの健康を気遣う」(32.7%)、「束縛しない」(30.6%)、「互いの意思・価値観を尊重する」(30.1%)、「記念日を祝う」(26.1%)となりました。
男女・年代別にみると、20代男性と60代以上男性では「家事をする」(20代男性37.0%、60代以上男性42.0%)、40代男性では「話を聞く」(39.0%)、20代女性では「感謝の気持ちを言葉で伝える」(51.0%)が1位でした。
次に、全回答者(1,000名)に、夫婦円満でいるために配偶者に行ってほしいことを聞きました。
男性(500名)の回答をみると、1位は「多少のことは我慢する」(17.2%)でした。夫婦関係を円滑に保つために、多少の問題には目をつぶってほしいと考える夫が多いようです。以降、2位「スキンシップをとる」(16.0%)、3位「互いの意思・価値観を尊重する」(15.2%)、4位「隠し事をしない」(14.6%)、5位「感謝の気持ちを言葉で伝える」(14.2%)と続きました。
上位5項目について、女性が夫婦円満でいるために行っていることの回答順位と比較すると、1位の「多少のことは我慢する」と5位の「感謝の気持ちを言葉で伝える」は、女性が行っていることではそれぞれ1位、2位でした。他方、2位の「スキンシップをとる」、4位の「隠し事をしない」は、女性が行っていることではそれぞれ14位、10位と低い順位でした。
最後に、全回答者(1,000名)に、“夫婦円満”をテーマに、イメージに合う芸能人夫婦とアニメキャラ夫婦について質問しました。
夫婦仲をお手本にしたい芸能人夫婦を聞いたところ、1位「杉浦太陽さん・辻希美さん」(55名)、2位「ヒロミさん・松本伊代さん」(45名)、3位「佐々木健介さん・北斗晶さん」(38名)、4位「庄司智春さん・藤本美貴さん」(19名)、5位「DAIGOさん・北川景子さん」(17名)となりました。杉浦太陽さん・辻希美さん夫妻の、SNSやYouTubeなどでみせる仲睦まじい様子に憧れる人が多いのではないでしょうか。
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