まりも
アニメ作品を扱う某テーマパーククルー、原宿ファッションメディアのライター、アニメ作品のコラボカフェ企画、グッズデザインを経てアニメライターに。ONE PIECEとロロノア・ゾロを人生の主軸・指針としています。
◆「子どもに有利子の貸与型奨学金を利用してもらいたい」高校生以下・浪人生の親の4割
子どもに利用してもらいたい金額の平均は332万円
◆「貸与型奨学金を利用した場合、返済時に支援したいと思う」高校生以下・浪人生の親の8割
高校生以下の子どもの親、または予備校生・浪人生の親(756名)に、子どもに貸与型奨学金(有利子で借りる)を利用してもらいたいと思うか聞いたところ、「利用してもらいたいと思う」は40.4%、「利用してもらいたいと思わない」は41.5%、「わからない」は18.1%となりました。(図37)
子どもに貸与型奨学金(有利子で借りる)を利用してもらいたい親(305名)に、子どもに貸与型奨学金を総額でいくらくらい借りてもらいたいか聞いたところ、「100万円未満」や「100万円~200万円未満」(いずれも18.4%)、「200万円~300万円未満」(16.4%)、「300万円~400万円未満」(14.4%)などに回答が集まり、平均は332万円でした。(図38)
また、高校生以下の子どもの親、または予備校生・浪人生の親(756名)に、子どもが貸与型奨学金を利用した場合、返済時に支援したいと思うか聞いたところ、「そう思う(計)」は80.2%となりました。(図39)
(図37)(図38)(図39)
◆「教育ローンを利用したい」高校生以下・浪人生の親の3割、平均借入希望額は340万円
次に、教育ローンの利用意向について質問しました。
高校生以下の子どもの親、または予備校生・浪人生の親(756名)に、子どものために教育ローンを利用したいと思うか聞いたところ、「利用したいと思う」は30.4%、「利用したいと思わない」は51.1%、「わからない」は18.5%となりました。教育ローンについては、利用に消極的な親が多いことがわかりました。(図40)
子どものために教育ローンを利用したい親(230名)に、子どものために教育ローンを総額でいくらくらい借りたいか聞いたところ、「100万円未満」(22.2%)や「200万円~300万円未満」(18.7%)に多くの回答が集まり、平均は340万円でした。(図41)
(図40)(図41)
◆小学生の親の約4割が「教室学習費用を今後、増やしたい」と回答
全回答者(1,000名)に、子どもの学校外教育費について、今後、増やしたいと思うか、減らしたいと思うか聞いたところ、≪スポーツや芸術などの習い事(水泳やダンス教室、ピアノ教室、運動系部活、文化系部活など)≫では「増やしたい」は20.7%、「変えたくない」は68.4%、「減らしたい」は10.9%となりました。また、≪家庭学習費用(通信教育、書籍など)≫では「増やしたい」は19.1%、「変えたくない」は70.0%、「減らしたい」は10.9%、≪教室学習費用(学習塾、英会話、そろばん教室、プログラミング教室など)≫では「増やしたい」は26.1%、「変えたくない」は63.7%、「減らしたい」は10.2%となりました。
「増やしたい」と回答した親の割合を子どもの就学段階別にみると、小学生の親では≪スポーツや芸術などの習い事≫は25.4%、≪家庭学習費用≫は23.0%、≪教室学習費用≫は37.1%となりました。(図42)(図43)(図44)
(図42)(図43)(図44)
◆「子どものプログラミング教育にお金をかけたい」親の約5割、かけたいと思う金額は平均7,301円/月
◆「子どもの英語教育にお金をかけたい」親の6割、かけたいと思う金額は平均7,919円/月
全回答者(1,000名)に、子どものプログラミング教育について聞いたところ、今後お金をかけたいと思う親の割合は47.7%となりました。
お金をかけたい親(477名)に、子どものプログラミング教育に、今後、1ヶ月あたりいくらくらいお金をかけたいと思うか聞いたところ、「5,000円~10,000円未満」(43.4%)に最も多くの回答が集まり、平均は7,301円でした。(図45)
また、子どもの英語教育について聞いたところ、今後お金をかけたいと思う親の割合は59.1%となりました。
お金をかけたい親(591名)に、子どもの英語教育に、今後、1ヶ月あたりいくらくらいお金をかけたいと思うか聞いたところ、こちらも「5,000円~10,000円未満」(44.7%)に最も多くの回答が集まり、平均は7,919円でした。(図46)
(図45)(図46)
アンケート結果:子どものプログラミング・英語教育について
◆子どもに目指してほしい“理想の大人” 有名人では1位「芦田愛菜さん」
◆子どもに目指してほしい“理想の大人” アニメキャラでは1位「モンキー・D・ルフィ」
◆子どもに目指してほしい“理想の大人” 歴史上の人物では1位「徳川家康」
全回答者(1,000名)に、自分の子どもに目指してほしい“理想の大人”のイメージに合う有名人やアニメキャラ、歴史上の人物について聞きました。
有名人では、1位「芦田愛菜さん」、2位「大谷翔平さん」、3位「イチローさん」となりました。昨年1位だった「大谷翔平さん」を抑えて、「芦田愛菜さん」が初の1位となりました(※)。
選んだ理由をみると、1位の「芦田愛菜さん」については「しっかりしていて、誠実な印象があるから」や「学業と仕事を両立させているから」、2位の「大谷翔平さん」については「目標が明確で信念を持っているイメージだから」、3位の「イチローさん」については「目標に向かって何をすべきかわかっており、それを言葉にできて相手に伝えることができるから」といった回答が挙げられました。(図47)
※子どもの教育資金と学資保険に関する調査2015 https://www.sonylife.co.jp/company/news/26/nr_150313.html
子どもの教育資金と学資保険に関する調査2016 https://www.sonylife.co.jp/company/news/27/nr_160302.html
子どもの教育資金に関する調査2017 https://www.sonylife.co.jp/company/news/28/nr_170314.html
子どもの教育資金に関する調査2018 https://www.sonylife.co.jp/company/news/29/nr_180125.html
子どもの教育資金に関する調査2019 https://www.sonylife.co.jp/company/news/30/nr_190228.html
子どもの教育資金に関する調査2020 https://www.sonylife.co.jp/company/news/2019/nr_200327.html
子どもの教育資金に関する調査2021 https://www.sonylife.co.jp/company/news/2020/nr_210302.html
子どもの教育資金に関する調査2022 https://www.sonylife.co.jp/company/news/2021/nr_220308.html
(図47)
アニメキャラでは、1位「モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)」、2位「孫悟空(ドラゴンボール)」、3位「フグ田マスオ(サザエさん)」「竈門炭治郎(鬼滅の刃)」となりました。
選んだ理由をみると、1位の「モンキー・D・ルフィ」については「目標に向かって真っすぐ進むイメージがあるから」、2位の「孫悟空」については「たくましくて、優しくて、強い人だから」、3位の「フグ田マスオ」については「優しくて頼りになるから」、「竈門炭治郎」については「仲間を思いやる優しい気持ちを持っているから」といった回答が挙げられました。(図48)
歴史上の人物では、1位「徳川家康」、2位「織田信長」、3位「坂本龍馬」となりました。
選んだ理由をみると、1位の「徳川家康」については「さまざまな困難を乗り越えたから」や「チャンスを待てる人になってほしいから」といった回答が挙げられました。(図49)
(図48)(図49)
◆自分の子どもに就いてほしい職業 男子の親では1位「公務員」2位「会社員」3位「医師」
◆自分の子どもに就いてほしい職業 女子の親では1位「公務員」2位「看護師」3位「医師」
最後に、全回答者(1,000名)に、自分の子どもに就いてほしい職業を聞きました。
男子の親では、1位「公務員」、2位「会社員」、3位「医師」、4位「研究者」、5位「医療関係職(医師、看護師など除く)」となりました。
選んだ理由をみると、1位の「公務員」については「安定していて長く勤められそうだから」、2位の「会社員」については「安定した生活を送ってほしいから」、3位の「医師」については「社会に貢献してほしいから」といった回答が挙げられました。(図50)
女子の親では、1位「公務員」、2位「看護師」、3位「医師」、4位「会社員」、5位「教師」でした。
選んだ理由をみると、1位の「公務員」については「景気に左右されず安定しているから」、2位の「看護師」については「人のために働いてほしいから」、3位の「医師」については「人の役に立ってほしいから」といった回答が挙げられました。(図51)
(図50)(図51)
アンケート結果:学校以外での教育費の平均支出金額(子ども一人あたり・月額)の合計
注:本調査レポートの百分率表示は小数点第2位で四捨五入の丸め計算を行っているため、合計しても100%とならない場合がございます。
また、属性別集計において抜粋して表示している場合は、n数を合計しても全体と一致しないことがございます。
調査タイトル
子どもの教育資金に関する調査2023
調査対象
ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする
大学生以下の子どもがいる20歳以上の男女
調査期間
2023年1月26日~1月27日
調査方法
インターネット調査
調査地域
全国
有効回答数
1,000サンプル(有効回答から各条件がほぼ均等になるように抽出)
(内訳)親の性別×子の性別×子の通う学校(未就学、小学校、中学校・高校、
大学・短期大学・専門学校・予備校)で16分割、ほぼ均等割付
調査協力会社
ネットエイジア株式会社
(ソニー生命調べ)
まりも
アニメ作品を扱う某テーマパーククルー、原宿ファッションメディアのライター、アニメ作品のコラボカフェ企画、グッズデザインを経てアニメライターに。ONE PIECEとロロノア・ゾロを人生の主軸・指針としています。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます
特集記事
ランキング
電ファミ新着記事
2024年の思い出を振り返っちゃおう【黒木ほの香のどうか内密に。】
2024.12.21