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乙女ゲームと2.5次元メインに執筆。丁寧で愛のある記事を目指します。
2.5次元舞台で活躍する赤澤遼太郎さんと高橋健介さんがW主演を務める実写映画『アキはハルとごはんを食べたい』が6月2日(金)シネマート新宿ほかにて2週間限定公開中。この度、6月3日に行われた舞台挨拶のオフィシャルレポートが到着した。
『アキはハルとごはんを食べたい』(たじまこと・著)はアキとハル、高校で同級生だった2人が一軒家でルームシェアをしながら、一緒にご飯を食べる、ほっこりご飯男子2人によるBL(ボーイズラブ)コミック。仲睦まじい、“ゼロ距離”な2人のやりとりはもちろん、たじまこと氏が描く美味しそうなご飯も見所で、読むとお腹が空いてくる作品だ。
天真爛漫な料理担当・アキを演じるのは、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』『おそ松さん』『A3!』などで活躍する赤澤遼太郎さん。一見クールな人見知り、片付け担当のハルを演じるのは、TVドラマ『ウルトラマンX』、ミュージカル『刀剣乱舞』『ワールドトリガー the Stage』などで知られる高橋健介さん。その他にも赤羽流河さんをはじめ、櫻井佑樹さん、竹内星菜さん、田中優香さん、青山ひかるさん、さらに永山たかしさん、柴田理恵さんらが出演する。
BL原作の作品ということで、初めは迷いや戸惑いもあったという2人。しかし原作を読んだことで大きくイメージが変わったとも語った。撮影を通じて“ゼロ距離”での関係性の中で互いにキュンとした瞬間はあったか? という質問に赤澤さんは「正直、あったかも(笑)」と回答も!高橋さんも「自分で、よく冗談で『いまの俺の顔、メッチャカッコよかったなぁ』とか言うんですけど、太郎はそれをすごくキラキラした目で『本当にカッコいいです!』と言ってくれて、ある意味、リアクションに困っちゃいます(笑)。ドギマギしちゃう」と照れくさそうに語った。
さらに舞台挨拶の終盤には、続編決定のサプライズ発表も!「なんなら、もう撮り終わってます」とのことで、会場には大きな拍手と歓声がわき起こった。
レポート全文は、以下のプレスリリースより。
***
ゼロ距離男子二人の日々を描いた、ごはん×BL漫画『アキはハルとごはんを食べたい』が実写映画化!6月2日(金)シネマート新宿ほか2週間限定公開中です。
原作は、ごはんものの新鋭・たじまことによる同名BL漫画。暖かみのある一軒家でルームシェアをする大学生のアキとハル。性格も悩みも違うけど、ごはんを食べたら気分がアガる二人が、ひたすら仲良くごはんを作って食べるだけのほのぼのとした日常を描く。
料理担当のアキを演じるのは、「あんさんぶるスターズ!オン・ステージ」「おそ松さん」「A3!」など2.5次元舞台・ミュージカルを中心に活躍する、赤澤遼太郎。
片付け担当のハルを演じるのは、初主演のテレビドラマ「ウルトラマンX」以来、ドラマや映画だけでなく、ミュージカル「刀剣乱舞」や「ワールドトリガー the Stage」など2.5次元作品に出演し話題の高橋健介。
公開を記念して6月3日(土)に公開記念舞台挨拶を実施いたします。ゼロ距離男子を演じるにあたり、撮影中の役作りで意識したところや苦労した点を披露、川野監督にも撮影時のエピソードを伺い、
また、ゼロ距離という関係性から撮影中にキュンとした瞬間についても盛り上がりました。
最後には、壇上で本作の続編製作決定の発表もいたしました!
INDEX
<映画『アキはハルとごはんを食べたい』公開記念舞台挨拶 実施概要>
▶日時:6月3日(土)11:40~12:05(上映前イベント)
▶場所:シネマート新宿 (東京都新宿区新宿3丁目13−3 6F)
▶登壇者(敬称略):赤澤遼太郎、高橋健介、川野浩司監督
映画「アキはハルとごはんを食べたい」の公開記念舞台挨拶が6月3日(土)、シネマート新宿で開催され、赤澤遼太郎と高橋健介、川野浩司監督が舞台挨拶に登壇し、本作への思いを語った。
拍手に迎えられて登壇し、最初の挨拶を終えるやいなや、高橋さんは「ちょっと(顔を)キメてなかったのでもう1回、いいですか?サムネイル用に」と前列に並ぶカメラマンに追加撮影をリクエスト! キリっと顔をキメて会場を沸かせると、それを見た赤澤さんも「ズルい(笑)! 僕もお願いします」と負けじと(?)キメ顔を披露し会場は笑いと歓声に包まれる。
“BL”דごはん”を組み合わせた人気漫画を原作とした本作だが、赤澤さんは最初にオファーが届いた時の心境について「BL作品ということで、僕自身、あまりなじみのないジャンルだったので、新しい境地となる経験ができそうだと楽しみでした。相手役がすごく気になってたんですが、健介さんとお聞きして、以前から親交もあったのですごく楽しみだなと思いました」とふり返る。
一方の高橋さんは「正直なことを言うと、最初は迷いました。こういうジャンルの作品をやったことがなかったので」と明かすが「勝手な先入観もあったんですが、原作を読ませていただいて、僕が思い描いていたものと大きく違っていました。すごく素敵な世界観で、しかも相手は太郎(赤澤さん)ということも聞いて、ぜひやらせていただきたいと思いました。ふたを開けてみればすごく楽しかったし、素敵な作品に仕上がって、やってよかったなと思います」と充実した表情を見せる。
川野監督はあまり“BL”という部分を意識しなかったようで「以前一度、女の子同士の恋愛作品を撮ったんですが、そのときに人が人を好きになるのに“性別”が邪魔だなと思った瞬間があったんです。今回も性別を気にせず、アキとハルが仲が良いということを軸に、先入観なく2人の生活が撮れたと思います。」ふり返る。
その話を聞いて、高橋さんは撮影を述懐。「原作のたじまこと先生がよく現場に見に来てくださったんですが、我々が原作から飛び出した派生の部分を先生は非常に好意的、肯定的に見てくださったのが嬉しかったです」と明かす。その一方で、たじ先生は、アキとハルの暮らす“家”に関してはこだわりをみせ、当初、撮影が行なわれる予定だった家から別の家への変更がなされたそう。
この点について川野監督は「いま思い返すと、最初に選んだ家は、こちらの都合で撮影しやすい場所を選んでたんです。先生が『違います』と言ってくださって良かったなと思います。ものづくりの魂というか、そういうものを積み重ねていかないといけないなと。(家を変更したことで完成した作品の出来栄えが)全然違ったと思います」とたじ先生からのアドバイスへの感謝を口にした。
また、撮影を通じてゼロ距離での関係性の中で互いにキュンとした瞬間はあったか? という質問に赤澤さんは「正直、あったかも(笑)。撮影期間を通して、赤澤遼太郎が思う、高橋健介の良いところ、素敵なところを、アキが思うハルの素敵なところにトレースしながらできて、日を重ねるごとに好きになったし、健介さんの手の温度を感じると自然とニヤっとしてしまうところはありました」と告白。
それを聞いた高橋さんは「僕からすると、こういうことをボケずに真っ直ぐな気持ちで言えるところにキュンとします!」とニッコリ。「自分で、よく冗談で『いまの俺の顔、メッチャカッコよかったなぁ』とか言うんですけど、太郎はそれをすごくキラキラした目で『本当にカッコいいです!』と言ってくれて、ある意味、リアクションに困っちゃいます(笑)。ドギマギしちゃう」と照れくさそうに語る。
赤澤さんはさらに「(高橋さんは)カメラが回ってない時は本当に目が死んでるんで、そのギャップもあるかも」と高橋さんの魅力を熱く語り、舞台上でのちょっとしたボディタッチにも「いま、こうやって触れられてもなんか嬉しいんだよね」と明かし会場を沸かせていた。
カメラが回っている時は、互いに見つめ合うのは全然平気だが、撮影以外では急に恥ずかしくなってしまうようで、赤澤さんは「何でなんでしょうね(笑)。アキとハルの気持ちでなら全然、見つめ合えるし触れ合えるんですけど…」と語り、高橋さんも「雑誌のインタビューとかで『見つめ合ってください』とか言われると1秒が限界(苦笑)!」と恥ずかしそうに戸惑いを口にしていた。
それを聞いた川野監督が監督の“権限”を駆使して「ちょっといま、見つめ合ってみてください」と指示するも、2人は「無理!無理!無理(笑)!」と照れくさそう。高橋さんは「こっぱずかしいんですよ! 安易に『ひっつけ』とか言い過ぎだよね(笑)。こっちだって役者として覚悟を持ってやってるんだから!」と苦笑交じりに語っていた。
おいしいごはんももちろん、本作の大きな見どころだが、劇中に登場する料理の中からお気に入りを尋ねると、赤澤さんは「餃子がメッチャ好き。この映画に出て、餃子好きだなって思いました」としみじみ。
一方、高橋さんは「僕はシンプルにデザート。パフェとか嬉しかったです」と明かす。また、アキがつくり、ハルがそれを食べるという関係性について「アキはいつもハルの『いただきます』を待っていて、(赤澤さんの)見た目も犬っぽいので、いつも飼い主の気持ちでした(笑)」とふり返る。
さらに、赤澤さんと高橋さんの胃袋を掴むならどんな料理が有効か?という質問に、赤澤さんは「オムライスかな? オムライスをうまく半熟でつくって、ケチャップでかわいく書かれたらズッキュンですよね」と語る。一方、高橋さんの答えは意外にも「りんごあめ」。「りんごあめって最後まで食べることないじゃないですか? 最後までおいしく食べられるりんごあめをつくってくれる人がいたら嬉しいです」とその意図を明かしてくれた。
そして、舞台挨拶の終盤に「重大発表」が2人の口から明かされる! 赤澤さんは「公開したばかりですが、続編が決定しました!」と発表し、高橋さんが「なんなら、もう撮り終わってます」と明かす。この嬉しいサプライズに会場には大きな拍手と歓声がわき起こった。
つい先週まで撮影が行われていたそうで、赤澤さんは「やっと言えた!」と安堵の表情。高橋さんは「怖いのは、みなさんが盛り上げてくれないとお蔵入りになるかも…(苦笑)」と公開中の本作への応援を呼びかけた。
最後に高橋さんは「役者として、ハルとして、何かを届けられていたらいいなという気持ちで臨みました。観ていただいて、ちょっとでもほっこりしたり、明日から頑張ろうと思えたり、家でごはん作ってみようとか、家族の会話が増えたり、ちょっとでも何か届いてたらいいなと思います」と語る。
赤澤さんは「撮影期間は10日でしたが、メチャメチャ密度が濃くて、暖かく、笑いにあふれた撮影でした。そんな雰囲気が映画に出ていると思っていて、見た人がほっこり、ニコニコする映画になっていると思います」とアピールし、温かい拍手の中で舞台挨拶は幕を閉じた。
STORY
高校の同級生の秋吉純太(アキ)と藤城春継(ハル)は別々の大学に進学するも、静かな住宅街にある一軒家でルームシェアをスタートさせる。料理担当のアキの得意料理は、手軽に作れるアレンジレシピ。トマト塩ラーメン、ホットサンド、餃子チーズタッカルビ、豆乳ラーメン鍋……アキの手料理を美味しそうに平らげるのは、片付け担当のハル。自然で心地良いゼロ距離の二人を、友人やハルの姉・立夏は温かく見守るのだった。
心もお腹も満たされる日々を過ごす二人。美大に通うハルは、アキを撮ったスナップ写真を教授に褒められたことから写真家の道に進むことを決める。一方、アキはやりたいことが見つからず、就職活動に悩んでいた。ある日、ハルは教授からカメラマンになるためにイギリス留学を勧められる。留学について思い悩むハルは、就職活動に大学の授業の課題に…と忙しそうにするアキには相談できずにいた。そんななか、ハロウィンパーティで米山と麦田がイギリスへの留学話を持ち出してしまう。突然の話に言葉を失くすアキ。ハルとは違って、進むべき道が分からない自分には相談すらしてくれなかったことにショックを受ける。穏やかで幸せだった同居生活は、気まずい空気が漂ったまま終わってしまうのか…
赤澤遼太郎 高橋健介
赤羽流河 櫻井佑樹 竹内星菜 田中優香
青山ひかる 永山たかし
柴田理恵
原作:たじまこと「アキはハルとごはんを食べたい」(竹書房「bamB!」刊)
監督:川野浩司/脚本:川﨑龍太/音楽:西ヶ谷元紀
製作:藤本款、久保和明/エグゼクティブプロデューサー:藤本款
プロデューサー:古井戸香奈子、久保和明
撮影・照明:ふじもと光明(JSC)/録音:松島匡/美術:貝原クリス亮
スタイリスト:小野魁人/ヘアメイク:田中梨沙/助監督:山口雄也
ラインプロデューサー:浅木大/フードコーディネート:佐倉萌/スチール:柴崎まどか、鬼丸紗稀穂
制作プロダクション:レオーネ/配給:クロックワークス
2023 年|日本|90 分|ビスタ|ステレオ
©たじまこと/竹書房・「アキハル」製作委員会
公式HP:http://klockworx-v.com/akiharumovie/
公式Twitter:https://twitter.com/akiharumovie #映画アキハル
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