久田晴
電ファミニコゲーマー・numanでニュースライターをメインに活動しています。スズメとペンギンが好き
株式会社レッドハウスと株式会社マトリックスによるゲーム制作サークル「RED HOUSE × Matrix」は、7月14日(金)から16日(日)の開催を予定している「BitSummit Let's Go!!」に『灰のふる街』のプロトタイプを出展すると発表した。
『灰のふる街』は、ひとりぼっちの少女とひとりぼっちの小さなロボット・コロが協力しあいながら、灰が舞い降りる塔のような街を上へ上へと昇っていくアクションパズルゲーム。ひとりでは切り抜けられないギミックも、ふたりの力を合わせて乗り越えパズルを解いていくゲームプレイが特徴だ。
ゲームの舞台は静寂とした廃墟と化した街。すでに動かなくなってしまったロボット(ギヤマン)たちが灰の中にうずくまる中、たったひとり生身の身体で目覚めた少女と、まだ魂を失っていない小さなギヤマンが出会ったことから物語は幕を開ける。
少女は記憶も言葉も失っており、体は火傷に覆われているものの、その手から生まれる光は動けなくなったギヤマンたちの魂を呼び戻すことができる。彼らの魂に灯りをともすことで機能の一部を再起動させ、ギミックを解き明かす手助けをしてもらおう。
またメインテーマにはドビュッシーの「月の光」を採用。ストーリー中でも記憶を失った少女の中に残っていたわずかな痕跡として現れるそうで、少女は「月の光」をラジオから流していた人物を探すため、街の最下層から頂上を目指していくという。
記事執筆時点では『灰のふる街』の発売日などは明らかにされていないが、7月14日(金)からスタートする「BitSummit Let's Go!!」ではプロトタイプ版が出展されるそうなので、興味を持たれた方はぜひブースを訪れてみよう。
プレスリリースの全文は以下のとおり。
INDEX
株式会社レッドハウス(所在地:東京都練馬区、代表取締役社長:新井清志)と株式会社マトリックス(所在地:東京都新宿区、代表取締役社長:大堀康祐)によるゲーム制作サークル「RED HOUSE × Matrix」は、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit Let's Go!!」(7/14~7/16)にアクションパズルゲーム「灰のふる街」のプロトタイプを出展いたします。
【ゲーム概要】
■作品名:「灰のふる街」(英名:ASHES RAIN)
https://www.haimachi.com/
「灰のふる街」はひとりぼっちの少女と、ひとりぼっちの小さなロボット(この世界ではギヤマンと呼ばれています)が協力しあいながら、灰が舞い降りる塔のような街を上へ上へと昇っていくアクションパズルゲームです。
ひとりでは切り抜けられないギミックも、ふたりの力を合わせれば乗り越えられます。
彼らは足りない部分を補い協力しながら、パズルを解いていきます。
そこは街自体が亡くなってしまったかのように静寂とした廃墟で、動けなくなったたくさんのギヤマンたちが灰の中にうずくまっています。
少女が彼らの魂に灯りをともすことで機能の一部を再起動させ、それらはギミックを解く助けになります。
屍体が積み上げられたような世界に温かい灯りをともしてく。
少女の優しさと救済、そして避けられない喪失も含めて、癒やしや切なさを体験してもらえるようなゲームを目指して制作しています。
是非ブースまでお越しください。
【イベント概要】
「BitSummit Let's Go!!」(ビットサミット レッツゴー)
日程: 2023年7月14日(金)・15日(土)・16日(日)
※7月14日(金)…ビジネスデイ
※7月15日(土)・16日(日)…一般公開日
時間: 10:00~17:00
会場:京都市勧業館みやこめっせ 3F 第3展示場
https://bitsummit.org/2023/
【サークル概要】
RED HOUSE × Matrixは株式会社レッドハウスと株式会社マトリックスのスタッフで構成されるインディゲームサークルです。「灰のふる街」を開発する為に2022年に設立されました。
●株式会社レッドハウス(RED HOUSE Co., Ltd)
https://www.facebook.com/826374460774258/
ゲーム会社のスクウェア・エニックスにて、長年ファイナルファンタジーシリーズにARTとして参加した新井清志の設立したアートスタジオ。ゲーム、アニメ等のコンセプトボード、デザイン等の制作だけでなく、ゲーム、アニメ、漫画等の企画、原作をアート側のアプローチで立案、アイデア協力もするデザイン会社。
●株式会社マトリックス(Matrix Corporation)
https://www.matrixsoft.co.jp/
ゼビウスで世界で初めて1000万点を達成し、大ベストセラーミニコミ誌「ゼビウス1000万点への解法」を制作した「うる星あんず」こと大堀康祐が設立したゲームデベロッパー。家庭用ゲームソフトやスマートフォンゲームアプリなど幅広く開発。アランドラの開発会社として海外でも知られる。
久田晴
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