ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
3月24日にAnimeJapan 2024内にて開催された『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』公開直前スペシャルステージのイベントレポートが到着した。
日本をW杯優勝に導くストライカーを育成するための“ブルーロック”プロジェクトで集められたFWの高校生300人が、299人のサッカー生命を犠牲に世界一のストライカーになるため戦う姿が描かれているサッカー×デスゲーム漫画『ブルーロック』。
本作は2022年10月より2クールにわたってアニメが放送され、第2期の放送も決定している。2024年4月19日からは、凪誠士郎を主人公とした『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪-』も公開予定だ。
今回でAnimeJapan 2024で実施された公開直前スペシャルステージでは、凪誠士郎役の島﨑信長さん、御影玲王役の内田雄馬さん、潔世一役の浦和希さん、蜂楽廻役の海渡翼さんが登壇。本作と出会った時の印象やテレビシリーズの話題で盛り上がった。
内田さんは本作との向き合い方について「今までは第三者的に作品を観ることが多かったんですけど、今回は潔にイラっとするほど、のめり込みがすごかった」と明かした。
島崎さんは「凪視点で心の動きを存分に表現できて楽しかった」と語ったうえで、イベントの最後に「ブルーロックの主人公は凪です…!」と高らかに宣言。それに対し浦さんが「完全に取られました……!」と返し、終始和やかな雰囲気でイベントを終えた。
レポート全文は以下、プレスリリースより。
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原作コミックス累計発行部数は3000万部を突破、2022年にTVアニメが放送され大人気を博した『ブルーロック』(講談社「週刊少年マガジン」連載)。 “ブルーロック(青い監獄)”に集められた300人の高校生FW(フォワード)たちが、世界一のエゴイストストライカーを目指して己のサッカー生命とゴールをかけて挑むデスゲームのような作風は、“史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ”として幅広い年代から注目を集め、アプリゲーム、舞台化など多方面での展開も話題を呼んでいる!そんな『ブルーロック』シリーズ初の映画化となる、『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』が4月19日(金)に公開となる!
3月24日(日)に東京ビッグサイトで行われた世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan2024」。
『劇場版ブルーロック –EPISODE 凪』公開直前スペシャルステージに、本作の声優を務める島﨑信長(凪 誠士郎役)、内田雄馬(御影玲王役)、浦 和希(潔 世一役)、海渡 翼(蜂楽 廻役)が登壇し、いよいよ4月19日の公開初日が迫る『劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-』の魅力や注目ポイントをたっぷりと語った。また、ステージ内では、劇場版の最新情報も解禁!大人気ミニアニメ『あでぃしょなる・たいむ!』が4週連続で上映決定したことや、舞台挨拶情報なども解禁となり、会場は大盛り上がりとなった!
INDEX
ブルーのライトに照らされながら大きな拍手の中ジャージ姿で登壇したキャストたち。満員の会場を見渡しながら島﨑は「めんどくさ~いとは言いません!ちゃんと喋ります!」と凪の口グセを絡めたジョークで笑いを誘い、それに対し内田が「凪の面倒を見に来ました!」と、玲王風に挨拶。浦は「自分のゴールで勝ちに来ました!今日はトークでも頑張ります。」、海渡は「ここはビビるところじゃない、ワクワクするところ!」と、『ブルーロック』にちなんだ挨拶で会場を和ませた。
4人が揃うのは約1年振りとのことで、内田は「この1年の間に劇場版が公開されることになったり、あっという間だった。」と語る。先日発表となった第18回声優アワードで潔 世一役にて主演声優賞を受賞した浦に対し、キャストから「おめでとう!」と祝福されると、浦は「世界一になります!!」とエゴイスト風に受賞の喜びを噛み締めた。
『ブルーロック』と出会った時の印象を聞かれると、島﨑は「原作コミックのPVに声を当てさせていただいたので、その時に原作を読み始めたらめちゃくちゃ面白くて。4役くらい声を当てた内の1人に凪がいました。その後、TVシリーズのオーディション時に凪を受けてくださいとご指名いただいて、今ここにいます。」と、凪と再会できたエピソードを語った。海渡は「もちろん原作は知っていたのですが、オーディションの時にもう一度読み返したらハマってしまって。改めて蜂楽の感情の動きに注目してみたら、わかろうとすればするほどわからなくなったんです。なので、もうありのままの蜂楽を演じようと思って、何とか今ここに立っています。」とエピソードを語った。
TVシリーズ第1期はエゴイストならではのシーンが多かったが、一番“エゴい”と思うシーンを問われると、内田は「チーム戦で戦った時の印象は強いです。今回の劇場版でも描かれていますが、本編を潔たちの目線で追っていくと、ちょっとずつ何かを見つけて変わっていくというところが表現されているんです。あと、潔が「チームZが勝つ!」と言ったシーンはとんでもなくイライラしました!(笑)」と、まさに玲王目線で潔の印象を語った。さらに内田は「今までは第三者的に作品を観ることが多かったんですけど、今回は潔にイラっとするほど、のめり込みがすごかった。」と『ブルーロック』に対して今までの作品とは違った衝撃を感じたと告白。それに対し島﨑は「凪と玲王と斬鉄のチームVは(演じるキャスト3人で)どこかで(チームVが)勝つよね、という空気はあったよね。」と、チームV内での勝利を確信していた様子。
続いて、潔から見る凪・玲王・斬鉄のチームVの印象を聞かれると、浦は「TVシリーズ第1期を見返していたんですけど、凪、玲王、斬鉄はやっぱり強いし、早く負けてくれと思っていました(笑)。凪が覚醒するシーンは、そんなのあり!?と思った。でも、それがあったから潔のダイレクトシュートに繋がったんですけど。」と語ると、島﨑は「これ、まったく同じことが言えるけどね!劇場版を観ていただくと視点が変わってよくわかります。潔も“魔王“のように演じてと言われていたしね。」と明かした。
また島﨑は「TVシリーズの時は潔の視点なのでチームVは潔に立ちはだかる強大な壁という描かれ方で、どこか潔から見たフィルターをかけたような演技をしていたような気がするんです。でも今回は『エピソード凪』なので、凪視点で心の動きを存分に表現できて楽しかったです。雄馬くんだったり、興津さんだったり、最高なメンバーと演じることができて楽しかったです。視点が変わることによってお客様に見せるものが変わってくるので、今回むき出しで芝居をさせてもらいました。観ていただくと感覚は変わると思います。」と語る。
それに対し内田から「蜂楽もこわいよ!?」と声があがり、海渡は「潔でさえ得体のしれない感じで描かれているのに、蜂楽はもっと得体が知れないですよね。実際にお芝居したときも、潔の目線よりもさらに気味の悪い感じを出したいなと思って臨みました。」と、島﨑は「凪視点で見るとあの戦いは蜂楽がきっかけだったよね。こっちは完全に心を折ったなと思ったのに、急に出てきて…。」と、蜂楽の劇場版での見どころもあがった。
浦は「蜂楽はパワーがあったよね。それに動かされて潔もエンジンがかかって、凪視点で見る潔は“魔王”感を出して、より怖く圧倒的な強者でいてくださいと言われました。」と語り、劇場版の見どころを存分に語った。
改めて注目ポイントや、エピソードを聞かれると内田は「『エピソード凪』は“ブルーロック”に入る前の凪と玲王の過去のエピソードも描かれているので、そこは注目していただきたい。」と語った。
また、斬鉄はどんなキャラクターか問われると、内田は「あ、バカです!(笑)」と笑いを誘い、島﨑からは「でも斬鉄の良いところって全て本気なところなんですよ。斬鉄は本気で真剣にガチでやった結果なんだよね。またそれを演じる興津さんが本気。興津さんはいつもとんでもない圧と声量で、まっすぐなのがかっこいい。」と斬鉄に加え、斬鉄の声を務めた興津も褒め称えた。
さらに、劇場版の最新情報が解禁!公開1週目から4週連続、本編上映後に週替わりでミニアニメ『あでぃしょなる・たいむ!』の上映決定が発表されると、会場からは大きな拍手が沸き起こった。『あでぃしょなる・たいむ!』 でどんな話が見てみたいか問われると、内田は「“ブルーロック”の食堂で出る食事を1つずつ紹介するエピソードがあればいいなと。1週1品ずつの紹介で!」と、それに対し島﨑は「各キャラの食レポを見たいね。斬鉄だったら「デンジャラス!」とか言うんだろうね。凛の食レポも見てみたい!」と盛り上がった。
そして、4月17日(水)と4月20日(土)に行われる舞台挨拶の情報も発表され(詳細は下記概要欄に記載)、公開初日(4月19日)から、IMAX®・4DX・MX4Dの同時上映も決定した!
最後に、海渡は「たくさんの人に応援していただけているんだということを改めて感じ、本当に楽しいイベントでした。きっと皆さんの心を、魂を“アツく”“エゴく”させること間違いなしだと思うので是非劇場で楽しんでください。」、浦は「今回は主人公を凪に取られちゃいましたが、、(笑) 潔も主人公としての立ち振る舞いをしていると思いますので、劇場版もTVシリーズ第2期も併せて応援してください!」、内田は「劇場版をやっと観られる日がくることが僕も楽しみです。『ブルーロック』はドラマの渦に巻き込まれている感じが面白い作品だなと思います。劇場版を観ていただければ『ブルーロック』の主役はうちの凪なんじゃないかと思ってもらえるのでは…!」と笑いを誘った。島﨑は「今回、凪と玲王の2人の関係性に関して一本芯の通った着地点になっているのではと思います。『ブルーロック』を知らない方も楽しめると思いますし、凪の視点から見た他のキャラクターも見れて、愛着も深まる作品になっていると思います。視点が違うだけで同じ作品で同じシーンを描いているだけなのにこんなに変わるんだ!と思いますし、『ブルーロック』は、自分で動いてみよう、何かをしてみようと背中を押してくれる作品になっていると思うので、たくさんの方々に観ていただきたいです。スタッフの皆さんが心血注いで自分の分野での“エゴ”を結集してまとめあげて良いものにしておりますので、是非ご覧いただけますと幸いです。」と締めた。最後に島﨑が「ブルーロックの主人公は凪です…!」と声高らかに宣言し、それに対し浦が「完全に取られました、、、!」とツッコみ、和やかな雰囲気の中、イベントは幕を閉じた。
「“天才”は、見つける者がいて初めてその輪郭を成す。」 シリーズ屈指の人気キャラクター・凪 誠士郎が、御影玲王との出会いをきっかけに、圧倒的なサッカーセンスを発揮。“ブルーロック(青い監獄)”との出会い、そして潔、蜂楽との出会いによって、凪と玲王はさらなる高みへどのように登っていくのか!?劇場のスクリーンで繰り広げられるアツく、エゴい物語にぜひご注目ください!!
◆日時:3月24日(日) 9:50~10:25
◆登壇者(敬称略):島﨑信長(凪 誠士郎役)、内田雄馬(御影玲王役)、浦 和希(潔 世一役)、海渡 翼(蜂楽 廻役)
◆会場: AnimeJapan2024(GREEN STAGE)
◆場所:東京ビッグサイト 東展示棟 東1~8ホール(東京都江東区有明3-10-1)
日時: 4月17日(水) 18:20の回 上映後
場所: 新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)
登壇者(敬省略) :島﨑信長、内田雄馬、海渡 翼
日時: 4月20日(土) 8:30の回 上映後 / 11:40の回 上映前
場所: 新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15番15号)
登壇者(敬省略): 島﨑信長、内田雄馬、浦 和希
日時: 4月20日(土) 14:10の回 上映前
場所: TOHOシネマズ新宿 (東京都新宿区歌舞伎町 1-19-1 新宿東宝ビル3階)
登壇者(敬省略): 島﨑信長、内田雄馬
※各舞台挨拶の詳細は公式サイトをご確認ください。https://bluelock-pr.com/
【タイトル】 劇場版ブルーロック -EPISODE 凪- 読み:げきじょうばんぶるーろっく えぴそーどなぎ
【ストーリー】 <天才>は見つける者がいて初めてその輪郭を成す──。 今、天才ストライカー・凪 誠士郎のエゴが世界をアツくする!!
「めんどくさい」が口グセの高校2年生・凪 誠士郎は、日々を無気力に生きていた。W杯優勝を夢見る同級生の御影玲王が、その才能を見つけだすまでは。玲王に誘われるがままにサッカーを始めた凪は、圧倒的なサッカーセンスを発揮。ある日、“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクトの招待状が届く。
そこで待ち受けていたのは、潔 世一、蜂楽 廻、糸師 凛ら、全国から集められた選りすぐりのストライカーたちとの出会いだった。
強敵たちとの激闘の最中、ついに、<天才>凪 誠士郎に“覚醒”の瞬間が訪れる!!
【キャスト】 凪 誠士郎:島﨑信長 御影玲王:内田雄馬 剣城斬鉄:興津和幸 潔 世一:浦 和希 蜂楽 廻:海渡 翼 國神錬介:小野友樹
千切豹馬:斉藤壮馬 馬狼照英:諏訪部順一 糸師 凛:内山昂輝 舐岡 了:木村 昂 絵心甚八:神谷浩史
【スタッフ】 原作:金城宗幸 漫画:三宮宏太 キャラクターデザイン:ノ村優介(講談社「別冊少年マガジン」連載)
監督:石川俊介 構成・脚本:岸本 卓 ストーリー監修:金城宗幸 キャラクターデザイン:進藤 優、清水空翔
総作画監督:田辺謙司、もり ともこ、清水空翔 特殊効果:あかね 色彩設計:小松さくら
美術設定・美術監督:廣澤 晃 背景:Creative Freaks 撮影監督:浅黄康裕 撮影:チップチューン 3DCG:オーラスタジオ
編集:長谷川 舞 音響監督:郷 文裕貴 音響制作:ビットグルーヴプロモーション 音楽:村山☆潤
主題歌:「Stormy」 Nissy × SKY-HI (MoooD Records / バンダイナムコミュージックライブ)
プロデューサー:有澤亮哉、佐藤尚哉、川勝宥典、柳井寛史 アニメーションプロデューサー:小菅秀徳 アニメーション制作:エイトビット
配給:バンダイナムコフィルムワークス
【クレジット】 ©金城宗幸・三宮宏太・ノ村優介・講談社/「劇場版ブルーロック」製作委員会
公式サイト:bluelock-pr.com X(Twitter):@BLUELOCK_PR TikTok:@bluelock_anime
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