ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
8月12日と13日にさいたまスーパーアリーナにて開催されたイベント「Free! 10th Anniversary -Memories of Summer-」の公式レポートが到着した。
岩鳶高校に通う七瀬遙が、仲間やライバルと共に切磋琢磨し時にはぶつかり合いながら、高みを目指し成長していく青春水泳アニメ『Free!』。
おおじこうじ先生によるライトノベル『ハイ☆スピード!』を原案に2013年に初となるアニメが放送を開始。その後2014年に第2期、2018年に第3期が放送されたほか劇場版も多数公開されている。
そんな本作が2023年で10周年を迎えることを記念して、8月12日&13日にさいたまスーパーアリーナにてイベント『Free! 10th Anniversary -Memories of Summer-』が開催された。今回到着したのは12日の前夜祭と、13日の本祭の昼の部公演のイベントレポートだ。
12日の前夜祭は『Free!』シリーズの劇伴を担当した加藤達也さんが率いるバンド「TEAM KATOTATSU」によるスペシャルライブからスタート。ゆきのさつきさんや佐藤聡美さんらによる「特別版 イワトビちゃんねる~IWATOBI SWIMMING CLUB~」のラジオ収録映像が上映されたほか、スタッフ陣によるトークコーナーも実施された。
13日の本祭昼の部では島﨑信長、鈴木達央、宮野真守ら総勢11名が登壇。STYLE FIVEのライブから始まり、シリーズ各作品を振り返るトークコーナーがおこなわれた。またムービーコメントでは細谷佳正や小野大輔らも登場した。
最後は「OLDCODEX」による主題歌楽曲に合わせてYORKE.さんがパフォーマンスするエンドロールが流れるサプライズで、鳴り止まない拍手とともに感動のラストを迎えた。
イベントレポート全文は以下、プレスリリースより。前夜祭と本祭含めて写真もなんと47枚到着しているため、ぜひ見逃さずチェックしてほしい。
INDEX
放送開始から今年で10年を迎えるアニメ『Free!』。その10周年を記念したイベント『Free! 10th Anniversary -Memories of Summer-』が、8月12日、13日の2日間にわたって、さいたまスーパーアリーナで開催された。12日の前夜祭と、13日の本祭(昼の部)公演のイベントレポートをお届けする。
◆前夜祭
前夜祭は『Free!』シリーズの劇伴を担当した加藤達也さんが率いるバンド「TEAM KATOTATSU」によるスペシャルライブ「あなたが選ぶ『Free!』メモリアルミュージック」からスタート。これはファンから事前にアンケートで好きな楽曲を投票してもらい、その結果を元に10位から順番に楽曲を演奏していくというもの。ランキングボードがスクリーンに映し出され、曲名が発表されるたびに客席からは大きなどよめきと歓声が沸き上っていく。そんなファンの期待に応えるようにステージ上の「TEAM KATOTATSU」バンドが迫力の生演奏とZinee&isseiの伸びやかなコーラスで観客を魅了。10位の「Best swim, best team」から1位の「The final stroke」まで、作中の名シーンを鮮やかに彩った珠玉の楽曲の数々に会場は大興奮となっていた。また加藤さんが特別にピックアップした楽曲に新しくアレンジを加えたスペシャルバージョンや、スペシャルメドレーなどを披露する一幕も。スクリーンに映し出された本編映像にシンクロした演奏が生み出す感動のマリアージュに観客たちは酔いしれているようだった。
ベストテンが発表されていく演奏の合間にもいろいろな企画が用意されており、「特別版 イワトビちゃんねる~IWATOBI SWIMMING CLUB~」のラジオ収録映像を上映。パーソナリティである七瀬遙(幼少期)役・松元惠さん、橘真琴(幼少期)役・ゆきのさつきさんと、ゲストの松岡凛(幼少期)役・渡辺明乃さん、葉月渚(幼少期)役・佐藤聡美さんの4人が、ファンから沢山届いた作品に対する熱い想いやエピソードに感銘を受けつつ、それぞれ幼少期のキャラクターをどんなアプローチで演じたかといった収録裏話や『Free!』への思いを語る様子を、観客たちは共感しきりといった様子で聴き入っていた。
また今回のイベントビジュアルのデザインや一部グッズのデザインを担当したペインターのYORKE.さん、『劇場版 Free!-the Final Stroke-』で総作画監督を務めた岡村公平さん、『Free!』シリーズのプロデューサーの八田真一郎さん、そして楽曲担当の加藤達也さんによるスペシャルトークのコーナーも話題満載で大盛り上がり。
『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編の主題歌「This Fading Blue」制作にかけた想いを加藤さんとYORKE.さんが熱く語り、イベントビジュアル完成にいたるプロセスについて岡村さんとYORKE.さんのトークでもりあがった。個人でスタジオを借りてイベントビジュアルのアートワークを制作したYORKE.さんは、「自分一人で描いたのではなく、この会場にいる一人ひとりがYORKE.という存在を使って描かせたみたいな気持ちで作った」とコメント。『Free!』という作品を愛しているファンの気持ちも乗せて描いたと語るYORKE.さんの言葉に会場は大きな拍手に包まれた。
トークコーナーのおわりに、岡村さんは「応援してくれる皆さんのことは、チームの一員だと思っている」。八田さんは「10年間いろいろなことがありました。ここまで来られたのはファンの皆さまのおかげです。10年間泳ぎ続けてくださりありがとうございます」とコメント。
またTVアニメ第3期『Free!-Dive to the Future-』のBlu-ray BOXが2024年1月24日(水)に発売決定との初出し情報も解禁されることに。こちらについては今後の続報を待ちたい。
ふたたび暗転しスクリーンに映し出されたのは8月9日(水)に発売されたキャラクターソングミニアルバムから「岩鳶純情模様」の実写ミュージックビデオ!笹部吾朗役・家中宏さんと天方美帆役・ゆきのさつきさんご本人によるミュージックビデオはカラオケ映像風の演出が施され、会場からは驚きと笑いがあふれた。
イベントのラストにはセンターステージでグランドピアノを奏でる加藤さんやバンドメンバーの演奏とともに、円筒形のキャンパスに向けてYORKE.さんがライブペインティングを披露。カラフルな色彩の中『Free!』や『Memories of Summer』に続いて描かれた『Free!』シリーズの数々の主題歌を担当してきた「OLDCODEX」の文字に観客たちは胸打たれていた。
こうして約3時間に渡って開催された前夜祭は、興奮と感動、そして翌日の本祭への期待感を高めつつフィナーレを迎えたのだった。
◆前夜祭SET LIST (順位は「あなたが選ぶ『Free!』メモリアルミュージック」で発表されたランキング)
M01.Into the new world (TV3期『Free!-Dive to the Future-』)
M02.Best swim, best team (『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』)/10位
M03.Taste the satisfaction (TV1期『Free!』)/9位
M04.Brilliant swim (TV1期『Free!』)/(特別演奏)
M05.Still life goes on (『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編)/8位
M06.Only for your future (『劇場版 Free!-Timeless Medley- 絆』)/(特別演奏)
M07.Departure for the future (TV2期『Free!-Eternal Summer-』)/7位
M08.Eternal blue (TV2期『Free!-Eternal Summer-』)/6位
M09.Never Ending Road (『劇場版Free!-the Final Stroke-』後編)/5位
M10.Rhythm of port town (TV1期『Free!』)/4位 & Rhythm of new sensation(TV3期『Free!-Dive to the Future-』)(メドレー)
M11.Timeless medley -the Bond- (『劇場版 Free!-Timeless Medley-絆』) & Timeless medley -the Promise-(『劇場版 Free!-Timeless Medley- 約束』)/(メドレー)(特別演奏)
M12.Melody of ever blue (TV1期『Free!』)/3位
M13.Pure blue starting~Starting days (『映画 ハイ☆スピード!-Free! Starting Days-』)/2位
M14.The final stroke (『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編)/1位
M15.Never seen landscapes (TV3期『Free!-Dive to the Future-』)
M16.Words that changed my life (TV1期『Free!』)
M17.We could be free (『劇場版Free!-the Final Stroke-』前編)
M18.This Fading Blue (TEAM KATOTATSU BAND LIVE Ver.)(『劇場版Free!-the Final Stroke-』後編)
<本祭昼の部レポートは次ページより>
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