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アガサ・クリスティの傑作ミステリー『オリエント急行殺人事件』が2023年のアメリカを舞台としてゲーム化決定。名探偵「エルキュール・ポアロ」とともに、誰もが知る難事件の魅力を再発見しよう

フランス・パリに拠点を置くMicroidsは5月10日(水)、自社が運営する公式Twitterアカウントにおいて、ミステリー小説『オリエント急行殺人事件』を題材とした新作推理ゲーム『アガサ・クリスティ:オリエント急行殺人事件』を2023年秋に発売すると発表した。

対応プラットフォームはPC(Steam、Epic Gamesストア、GOG)、PS4/PS5、Xbox One/Xbox Series X│S、Nintendo Switchとなっている。

『オリエント急行殺人事件』は、イギリスの小説家アガサ・クリスティが執筆し1934年に発表されたミステリー小説である。作中では、シリアでの仕事を終えイギリスへと向かっていた名探偵「エルキュール・ポアロ(作品によってはポワロとも表記される)」が、乗車したオリエント急行の車内で殺人事件に遭遇し、事件の真相と犯人を突き止めるべく捜査をおこなう。

思いがけない結末や雪に閉ざされた寝台列車という印象的な舞台設定など様々な点で高く評価され、「ミステリーの女王」と名高いクリスティの作品における代表作として挙げられることも多い。また、数多くのメディアミックスが存在することでも知られており、イギリス公共放送BBCによって制作されたデヴィッド・スーシェ氏主演のドラマ『名探偵ポワロ』や2017年に劇場公開されたケネス・ブラナー氏主演・監督の映画といった映像化のみならず、2006年にはカナダのゲーム会社ドリームキャッチャー・インタラクティブによってPCゲームにもなっている。

今回の発表によると、本作は舞台を2023年のアメリカへと移したり、新規キャラクターとして探偵「ジョアンナ・ロック」を登場させたりと、いくつかの点で原作を拡張させた作りになっているようだ。具体的な発売日時や価格などは執筆時点では未定となっているので、興味のある方は公式Twitterアカウントなどを定期的にチェックしてみても良いかもしれない。

 

<この記事は電ファミからの転載です>

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うきゅう

小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。 Twitter:@reUQest

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