うきゅう
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。 Twitter:@reUQest
韓国の日刊紙「中央日報」日本語版は4月25日(火)、日本のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』に関する記事を掲載し、本作が4月20日(木)に中国で公開され4日間で1000万人を動員する大ヒットを記録したと報じた。興行収入は日本円で70億円を超えているとのこと。
『THE FIRST SLAM DUNK』は、日本の漫画家・井上雄彦氏が執筆し1990年から1996年にかけて雑誌「週刊少年ジャンプ」で連載されたマンガ『スラムダンク』を原作としたアニメ映画である。今作では湘北高校に通う沖縄出身のバスケ部員「宮城リョータ」を主人公に、バスケットボール・インターハイを舞台として“最強”と謳われる山王工業との試合と、リョータの過去が描かれる。原作者の井上氏が脚本・監督を務め、2022年12月に日本で公開された。
映画内容をほとんど明かさない広告戦略やテレビアニメ版『スラムダンク』からメインキャラクターの声優陣を一新するなどの方針から、映画公開前には一部批判の声も上がっていた。
しかし公開後はバスケの試合をコートのなかから見ているような臨場感や原作読者でも思わず手に汗を握る熱戦、リョータの過去と試合展開が密接に絡み合った興味深いストーリーなどの要素から高い人気を集め、公開から67日で日本国内の興行収入は100億円を突破した。
今回の報道によると、本作を製作した東映アニメーションが用意したユニフォームや帽子などのグッズは販売開始から1分で完売したという。本作が中国で多くの人気を獲得した理由として中国の映画専門家はテレビアニメ版『スラムダンク』の存在に言及。原作漫画のみならず、「ケーブルテレビとして普及したテレビ版スラムダンク」を見た1990年代や2000年代の若者が、「“郷愁”を感じながら映画館を訪れている」と分析しているようだ。
また、中国の映画チケット販売・マーケティングサイト「猫目電影」が4月25日(火)に掲載した記事によれば、本作は中国での公開から6日を迎え興行収入が4億元(日本円で77億円余)を突破したとのこと。視聴者からの評価も高いようで、「心臓が止まるほど燃えた」「どの一秒も素晴らしく、2時間気の散ることがなかった」などの感想が記載されていた。
本作は公開21週を迎えた日本国内でも、4月4週目週末の観客動員数ランキングで3位を記録するなど根強い人気を維持しており、遅れて公開されたアジア各国でどこまで数字を伸ばすのか、今後も目を離せない状況だ。
<この記事は電ファミからの転載です>
うきゅう
小説の虜だった子供がソードワールドの洗礼を受けて以来、TRPGを遊び続けて20年。途中FEZとLoLで対人要素の光と闇を学び、steamの格安タイトルからジャンルの多様性を味わいつつ、ゲームの奥深さを日々勉強中。最近はオープンワールドの面白さに目覚めつつある。 Twitter:@reUQest
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