ヤマコシ ショウコ
フルート奏者兼Webライター。好きなショタは小夜左文字、アイドルはランカ・リー、RPGはドラクエ。
3月24日にAnimeJapan 2024内にて開催されたアニメ『星降る王国のニナ』スペシャルステージイベントのレポートが到着した。
身代わりの姫となり大国へ嫁ぐことになったフォルトナ国の孤児の少女・ニナが、運命に翻弄され一生に一度の恋に揺れ動く姿を描いた王宮ラブファンタジー漫画『星降る王国のニナ』。リカチ氏によって2019年より「BE・LOVE」にて連載されている。
本作は2023年11月にアニメ化を発表、2024年10月より放送開始予定だ。ニナ役を田中美海さん、アズール役を梅原裕一郎さん、セト役を内山昂輝さんが務める。
今回のステージではメインキャスト3名が登場し、キャラクターの印象に関するトークや作品にまつわるコーナーが繰り広げられた。
「ニナのように偽りの王女にさせられたら、どのように運命を切り開きますか?」というテーマで、梅原さんは「逃げる」と即答。一方、田中さんと内山さんは「王女として生きていく」と答え、それぞれ対照的な理由を述べた。
ファンへ向けてのメッセージで、内山さんは本作に関して「三角関係、恋愛模様だけじゃない部分を含めてのよさがある」と語った。
レポート全文は以下、プレスリリースより。
INDEX
◆日時:3月24日(日)12:15~12:45
◆出演者:田中美海(ニナ 役)、梅原裕一郎(アズール 役)、内山昂輝(セト 役)
◆場所:AnimeJapan 2024会場内 DMMブース(東5・6ホール J11)
3月23日・24日に開催されたAnimeJapan 2024。「DMM pictures/DMM TVブース」では24日に、TVアニメ『星降る王国のニナ』のスペシャルステージイベントが行われた。登壇者は、ニナ役・田中美海さん、アズール役・梅原裕一郎さん、セト役・内山昂輝さん。ステージでは3人による作品トークほか、ティザーPVの上映、作品のキーワードにちなんだ企画なども行われた。
『星降る王国のニナ』は、第46回講談社漫画賞少女部門を受賞、累計発行部数190万部突破の王宮恋愛ファンタジー。TVアニメは2024年10月から放送することが決定している。
ステージイベントがスタートすると各登壇者が挨拶し、まずはティザーPVが上映。映像を見た感想として田中さんは「ついに色が付いて動いたというのが感動的。ニナの瞳がキレイで印象的」、梅原さんも「原作の絵がとてもキレイなので、それをアニメにしたときにもキレイに描いていただけるのは、ありがたい」と続ける。内山さんは「ティザーで公開された内容はほんの一部。まだまだ個性豊かなキャラクターがたくさん登場します。まだまだ色々とあるぞと言いたいですね」と、作品をアピールした。
本作は、孤児だったニナがアズールに見出されて王女として生きていくことになるなかで運命に翻弄されていく、という物語。田中さんはニナの印象について「自分で未来を切り開く力がある」とコメント。梅原さんもイベント中に「かわいいだけではなく、明るくて、出自からくる豪快さもある」と、ニナの印象について触れていた。
そんな梅原さんが演じるアズールは、フォルトナ国の第二王子。頭の切れる人間だが何事にも冷めていて、ニナにも最初は強くあたるのだという。また、内山さんが演じるセトは、大国ガルガダの第一皇子。冷酷な発言・振る舞いをするタイプで、「ニィナ」というオウムにしか心を許さない。そんなふたりの王子がニナと出会うことで、どうなっていくのか。ステージでは内山さんが「物語が進むにつれてアズール・セトの過去が明かされていく。そのなかで、徐々にふたりへの印象が変わっていくのでは」と、見どころについて触れていた。
その後、ステージでは「ニナのように偽りの王女にさせられたら、どのように運命を切り開きますか?」というテーマを元にトークを展開。梅原さんは「逃げる」と即答。理由は、責任が重すぎる、肩書きや地位に縛られたくないからとのこと。一方の田中さんと内山さんはニナと同じく「王女として生きていく」選択をするという。その理由は、高貴な身分で、贅沢に不自由なく暮らせそうだからと、梅原さんとは対照的ともいえる考え方を述べた。
続いて、「どっちがホント? 田中美海さんの『偽りのエピソード』」と題したコーナーを実施。本コーナーは田中さんが語るふたつのエピソードのうち、どちらが偽りなのかを梅原さん・内山さんが当てるというもの。
田中さんは、「オーディションでマネージャーさんから連絡がきたときに、タイトルが『星降る王国のミナ』と書かれていて運命だと感じたが、いざ資料を開いてみたら『ニナ』だった」、「通っていた幼稚園にいたインコと鳥が苦手な父親が映った写真のアルバムのメモ欄に、インコの名前が『ニーナちゃん』と書いてあった」という、作品に絡めた絶妙なエピソードを披露。内山さんがA・梅原さんがBを偽りと悩みながら予想するも、偽りだったのはB。梅原さんの予想通り、エピソード自体は本当でインコの名前が違うというものだった。
原作情報、放送情報、スペシャルステージ感想投稿キャンペーンのお知らせをしたあとは、ステージイベントも終了の時間。最後は三人から、作品を楽しみにしている方々へメッセージが贈られた。
「今回のステージイベントで、より私もアニメの放送が待ち遠しくなりました。本当に原作も面白いので、待ちきれない!という方は今すぐに読んでいただいて、アニメで色が付いて、私たちのお芝居が付いたらどうなるのかなと想像していただければ嬉しいです」(田中さん)
「『星降る王国のニナ』にご期待いただいている方も多いと思いますが、みなさんの期待を上回るような作品になると思います。引き続き応援をよろしくお願いします」(梅原さん)
「今日だけでは魅力をお伝えしきれないくらい、色々なものが詰まった作品です。(ニナ・アズール・セトの)三角関係、恋愛模様だけじゃない部分を含めてのよさがあると思っています。放送までお時間がありますが、期待して待っていただければと思います」(内山さん)
【イントロダクション】
フォルトナ国城下で孤児として暮らしていたニナは、
星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持っていた。
事故で亡くなったフォルトナ国の王女アリシャと同じ色の瞳ゆえ、
第二王子アズールに見出され、ニナは王女に成り代わることを求められる。
身代わりの星の巫女として、王女として、与えられた使命――
それは三月のあと、大国ガルガダの第一王子セトに偽りの花嫁として嫁ぐこと。
運命に翻弄されながらも、誰かに必要とされることに喜びを感じるニナ。
そのまっすぐな瞳が見ているものとは……。
愛する人を守る決意をしたとき、それぞれの運命が大きく動き始める!!
【放送情報】
2024年10月放送
【スタッフ】
原作:リカチ(講談社「BE・LOVE」連載)
監督:駒屋健一郎
シリーズ構成・脚本:山田由香
キャラクターデザイン:竹谷今日子
音楽:田渕夏海
制作:シグナル・エムディ
【キャスト】
ニナ:田中美海
アズール:梅原裕一郎
セト:内山昂輝
【公式サイト/SNS】
アニメ公式サイト:https://hoshi-nina-anime.com
公式X:https://twitter.com/hoshi_nina_bl
公式TikTok:https://www.tiktok.com/@hoshi_nina
【原作情報】
第13巻4月12日(金)発売!
最新情報は「BE・LOVE」公式サイトにて
https://be-love.jp/c/nina.html
「星降る王国のニナ」
著:リカチ「星降る王国のニナ」(講談社「BE・LOVE」)
第1巻〜第12巻好評発売中!
【権利表記】
©リカチ・講談社/「星降る王国のニナ」製作委員会
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