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numan用語集「鍵垢」

鍵垢(かぎあか)

「鍵垢」の意味

「鍵垢」(かぎあか)とは、Twitterの非公開機能を使用したアカウントのこと。

「鍵アカウント」の略称で、「垢」というのは「アカウント」を指すネット用語である。

主な使用用途としては、会社の上司や同僚、家族などからSNSでは距離を置きたい場合のほか、仲間内だけで内輪なツイートをしたい場合などさまざまな用途が存在している。中には愚痴垢といって、人目を気にせず仕事や日常生活などの愚痴を吐き出すために使用していることもある。
ほかにも、何かトラブルに巻き込まれた際や炎上した場合、不特定多数から見られたくないという理由で一時的に鍵垢にすることもある。

「鍵垢」の由来・語源

「鍵垢」は厳密にいうと、「ツイート非公開機能」を使用しているのであり、アカウントそのものが非公開になるわけではない。しかし、非公開機能を使用すると、アカウント名の後ろに鍵マークがつくこと、アカウント主が承認した人しかツイートが見られないことなどから実質的な「非公開アカウント」、そこから転じて「鍵アカウント」という呼び名がつけられている。

 

「鍵垢」の作成は簡単で、iPhoneなどスマホの場合、Twitterの「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「オーディエンスとタグ付け」を開くと「ツイートを非公開にする」という項目があるので、これをONにする。PCの場合はサイドバー下部の「もっと見る」→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」を開いたあとはスマホと同じ手順で作成が可能。
あくまでも「ツイート非公開機能」のため、プロフィール画像、プロフィール文、アカウント名は承認していなくても見えてしまう(検索にもひっかかる)。特定の人を避けるという理由で使用する場合は注意が必要だ。

 

当然ながら、鍵垢のツイートをリツイートすることはできない。なお、フォロー・フォロワー数は承認されていなくても閲覧できるが、具体的なフォロー・フォロワーの名前は承認されないと閲覧不可。

また、フォローしていないオープンアカウントを鍵垢でいいね・リツイートした場合、相手方のいいねとリツイートの総数には含まれるが、通知は飛ばず、いいね欄・リツイート欄にアカウント名は表示されない。人によっては鍵垢からそういったアクションを起こされることを「怖い」「気持ち悪い」「監視されている」と感じることもあるようだ。

 

「鍵垢」の活用例

・「アカウント誤爆した」
→Twitterで複数アカウントを所持している際、本来鍵垢でツイートすべき(したかった)内容をオープンアカウントで呟いてしまった際に使われることが多い。「うっかりミス」で済む程度の内容であればよいが、大体はやらかしていることが多い。

・「鍵垢あったら繋がりたい」
→オタクは大体オープンアカウントのほかに鍵垢を持っている。ツイート内容は推しに特化する人や推しのほか、オープンアカウントではしにくい日常の呟き(愚痴など)までする人などさまざま。

また、鍵垢を「二次創作」アカウントにする人もいるため、同じ趣味嗜好と感じた際にさりげなく聞くこともある。

ツイッター(ついったー)

垢(あか)

本垢/裏垢(ほんあか/うらあか)

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