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サイレント(さいれんと)

「サイレント」の意味

「サイレント」(さいれんと)とは、音を立てないこと、無言であること。
派生して、「何も言わずに何かすること」であったり「予告なしに何かすること」を指す言葉として使われる。

「サイレント」の由来・語源

就活生の間で「サイレント」と言う場合は、書類選考や面接を受けたにも関わらず、合否の連絡がなく、知らない間に不合格となっていることを指す。
不合格通知の定型文で「今後のご活躍をお祈りしております」と書かれることから、「サイレントお祈り」「黙祷」とも呼ばれる。とくに人気の高い業種の会社で、応募者全員をさばききれない人事担当者が、不合格、つまり今後の会社運営に不要な人材にまで時間を使う必要がないと判断し、通知を怠った時などに発生する。

使用例
「あ~この間一次面接受けたとこ、全然連絡こないんだけど」
「それ、結構前の話じゃない?」
「もう一か月も前だよ……これ絶対サイレントお祈りだよねえ」
「こっちだって都合があるんだから、連絡ぐらいしてほしいよね」
「就職希望出してたけど、もうあのメーカーの商品買わねえ……」

ただ、学生側は応募した以上、どうしても会社からの返答を待ってしまう。
場合によっては他社への就職活動スケジュールにも影響が出てしまうため、不合格の時こそ迅速な連絡を必要としている。応募者は、就職という場から離れれば消費者や同業者に変わる。不誠実な対応を続けると会社全体の評判に影響してしまうため、気を付けたい。

これらのサイレントアクションは、なにも就活だけに限らない。
知らないうちに何かされていて、びっくりするのはよくあることだからだ。

「サイレント」の活用例

▼サイレントインストール、サイレントアップデート
知らないうちにアプリやソフトがインストールされたりアップデートされていること。
だいたい、不具合の解消や細かいバグの修正をしている。しかし、たまに致命的な箇所が変更されていて、他のアプリとの連携がとれなくなって動かなくなったり、更なるバグをまき散らしたりする。
知らないアプリがたくさん増えてる? それはきっとバグじゃなくてウィルス感染だね!

▼サイレント再販
新発売当時、人気が集中して買えなかったフィギュアやプラモが、いつの間にかストアに再入荷していること。
関連商品の入荷通知設定をしていれば気づけることもあるが、そこまで丁寧に通知してくれるショップは稀なため、サイレント再販され、再度サイレント完売したあとに気が付いて悔しさのあまり血の涙を流すことが多い。

▼サイレント告知
ファンクラブ会員でも知らない独自仕様のサイトの片隅で、チケット販売告知と購入案内を行うこと。
競争率が低く推し舞台のチケットがいくらでも購入できる状態であるにも関わらず、誰も気づかない。ある日関係者の「チケットが売れない」といったつぶやきでその存在が発覚し、大騒ぎになったりする。

▼サイレントバン
シャドウバンとも呼ばれる。何の告知も事前通知もなしに突然アカウントが凍結されること。
小規模SNSなどで良く発生するが、世界的な大手SNSサイトでも同様のサイレントバンが行われていたのではないか、と陰謀論が飛び交っている。

▼サイレントマジョリティ
多くを声高に主張しない一般大衆。作品を支える多くの物静かなファン。
素晴らしい作品で、大半のファンは内容に満足しており、それゆえに多くを主張しないでいたら、一部の厄介ファンが「これが駄目」「あれが駄目」と声高に持論を展開。厄介ファンの意見に耳を傾けた結果、作品が台無しになることがまれによくある。
良い作品だと思ったら、満足して終わりにせず、ぜひ感想や評価をしてあげよう!
主張しないと感動は届かないぞ!

numan編集部

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