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「ひき肉」(挽き肉)とは、本来は肉を細かく刻んで、みじん切りにした状態の肉であり、一般的には「牛肉、豚肉、鶏肉」などさまざまな種類の肉がひき肉として販売されているが、本用語はその意味ではない。
「ひき肉です」(ひきにくです)とは、中学生YouTuberグループ「ちょんまげ小僧」のメンバー「ひき肉」によって生まれた挨拶・フレーズ。その独特な響きやコミカルな動きが多くの人にウケ、広まった。このフレーズはTikTok上でトレンドとなり「ひき肉ダンス」などが広がり、有名人や一般のユーザーが参加するなど、その中毒性が大きな話題となっている。
この「ひき肉です」の挨拶は、言葉だけでなく、その独特なイントネーションや表情、そして手や体の動きも合わさって特徴的なものとなっている。このフレーズは、単なる挨拶以上のものとして捉えられ、すでにいわば一種の文化的なシンボルとして成長している。
TikTokでは「ひき肉です」関連の動画が4.9億回以上も視聴され、その爆発的な人気を証明している。この数字は、ただの流行りではなく、社会全体に広がりを見せていることを物語っている。
「ひき肉です/ちょんまげ小僧」は、「現代用語の基礎知識 選 2023 ユーキャン新語・流行語大賞」(※1)においてノミネートされ、注目を集めた。独特な魅力が、若者を中心に大きな話題となり、流行語の候補として挙げられたことがうかがえる。
同時に、専属モデルを務める『egg』が主催する「egg流行語大賞2023」でも3位にランクイン(※2)したことが発表された。このランクインは、LINE@登録者21,000名を対象に実施されたアンケートの結果に基づいており、多くの人々が「ひき肉です」に対してポジティブな反応や支持を示していることを示唆している。
A「君、最近何か新しい挨拶とか考えてない?」
B「ひき肉です!」
A「ひき肉って何?笑」
B「ひき肉です」
A「……なるほど、わかったぞ、ひき肉くん!」
キャラクター1「こんにちは、私はスーパーヒーローの“ひき肉マン”です!」
キャラクター2「ひき肉マンって何が得意なの?」
キャラクター1「ひき肉を笑顔に変えることです!ひき肉です!」
A「ねえ、君、最近どう?」
B「ひき肉です」
A「びっくりした!なんで?」
B「ひき肉です」
A「そうだよね、何でもありだよね、ひき肉です!」
A「今日の晩ご飯は何?」
B「ひき肉です」
A「…料理じゃないよね」
A「新しいダンスを覚えたんだって?」
B「ひき肉です!」
A「ひき肉ってダンスの名前?」
B「右にひき、左にひき、そして笑顔で肉肉しい感じ!」
※1
「現代用語の基礎知識 選 2023 ユーキャン新語・流行語大賞」
https://www.jiyu.co.jp/singo/
※2
「egg流行語大賞2023」
https://eggegg.jp/2023/11/01/egghotword2023/
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