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「X」(えっくす)とは、多くのユーザーが利用するSNS「Twitter」の、ブランド名の変更後の名称。「X(旧Twitter)」とも表現されることがある。
アメリカ合衆国国籍の起業家であり、電気自動車メーカー・テスラ社のCEOでもあるイーロン・マスク氏によってTwitterは買収され、本名称となった。この名称変更の発表は、突然行われた。そのため、少なくないユーザーが発表に批判的な声を挙げたり、変更が反映されないような方法を模索したりした。
現在では、おそらくほとんどのユーザーの旧TwitterアイコンはXに置き換えられ、「X」あるいは「X(旧Twitter)」という表記を見ることにも慣れ始めていると思われる。さらに、自分が口にするときも「エックス」と表現することが当たり前になり始めた人も少なくないかもしれない。
マスク氏は、かねてより「言論の自由を実現する」と発言し、自分の価値観によるより自由な発言のできるSNSをつくりたい思いがあったとされる。また、ユーザーがメッセージをやり取りする、オンラインショッピングができる、支払いができる、さらにはタクシーの呼び出しなどもできるといった、自身いわくスーパーアプリ「X」をつくりたいといった思惑もあったと取り沙汰されている。
Twitterは多くのユーザーを抱えており、スーパーアプリ「X」の土台に適していると考えた、という分析が見られる。
旧TwitterがXに取って替わるようになった経緯は、次のようなものである。
2022年4月、マスク氏がTwitterを買収する話が持ち上がる。
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5~6月、マスク氏が買収を取りやめる可能性を示唆。
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10月、マスク氏が買収を再提案。
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10月27日(現地時間)、買収完了。
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2023年7月23日、マスク氏がTwitter上で「間もなくTwitterブランドに、そしてすべての鳥にも徐々に別れを告げるだろう」という趣旨をツイート。
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28日、以降、次々とユーザーのスマートフォンなどに表示されるアイコン、名称が変更される。
旧「ツイート」は「ポスト」、旧「リツイート」は「リポスト」となるなど、機能名も変更となっている。
また、ツイッター社(現X社)がオークションにかけていた同社の青い鳥のロゴ看板は、日本の企業「爆サイ.com」が落札している。
友人A「最近、Xって使ってみた?」
友人B「X? 何それ?」
友人A「ああ、ごめん。Xは旧Twitterの新しい名前なんだ」
ユーザー1「新しいXのロゴが好きだな」
ユーザー2「でも、やっぱり青い鳥のアイコンが懐かしいよね」
ユーザー3「私のスマホはまだアップデートしてないから青い鳥のアイコンだよ」
ユーザー4「そんな裏技が…Xのロゴにひび割れのデザインが入ったの何だったんだろうね?」
ユーザー1「X(旧Twitter)の変化には驚いたけど、新しい方向性も面白いね」
ユーザー2「使いやすくなってくれるといいよね」
ビジネス会話:
企業A「SNSプロモーションを考えているんだけど、どのプラットフォームが効果的かな?」
企業B「X(旧Twitter)は広告の選択肢が増えてきているから、一考の価値はありますよ」
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