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「R.I.P.」(あーる・あい・ぴー/りっぷ)とは、「ご冥福をお祈りします」に近い、お悔やみの表現。主に書き文字で使用される。ピリオドを省略し、「RIP」「rip」と記載する場合もある。
カトリック教派、ルーテル派などの墓石に刻まれていることが多い。
インターネット上では、知人、有名人などの訃報を知った際に使われる。
また転じて、英語圏を中心にスラングとしても使われている。
「大事なものが壊れてしまったときのショックな気持ち」「ゲームでプレイヤーのキャラがデッドエンドを迎えた」「まだ亡くなっていない人への皮肉」などがあり、文字表現としても口語表現としても普及している。
近年はハロウィーンの仮装において、墓地や死人のニュアンスを表すために使う場面も目立つ。
ラテン語の慣用句「Requiescat In Pace」(=平和の内に休みたまえ)から。
伝統的なキリスト教の礼拝において、故人の魂が永遠に安らかであることを願うフレーズとして使われていた。少なくとも5世紀には存在しており、18世紀ごろからは一部キリスト教の墓石で多く使われるようになっている模様。
現在は英語の「Rest In Peace」(=安らかに眠れ)の略として認識している人も多い。
▼お悔やみのフレーズとして
「タレントの◯◯さんが亡くなったらしい。R.I.P.」
「◯◯選手が亡くなったって……訃報が続いて辛い。R.I.P.どうか安らかに」
「悲しいお知らせに、言葉が見つからない。R.I.P.」
「(飼い猫が亡くなったお知らせ)R.I.P my dear cat」
「(ハッシュタグとして)#RIP ◯◯さん」
▼インターネットスラングとして
スマホを落として壊してしまったら
「Oh no! RIP to my phone(ああ、私のスマホが死んじゃった)」
ゲーム実況で自分のプレイキャラが死んでしまったら
「コメント欄がRIPで溢れてる……」
嫌いな相手に向かって
「RIP to you!!(安らかに眠れ=とっととくたばれ)」
▼『ヒプマイ』にも登場
キャラクターラップコンテンツ『ヒプノシスマイク』では、ナゴヤ・ディビジョンBad Ass Templeが「R.I.P.」というタイトルの楽曲をリリースしている。歌詞には死を連想させるキーワードが多数盛り込まれており「安らかに眠れよ R.I.P.」というフレーズもある。
▼嬉しすぎて使う場合も
「Rip me=(自分が死んだ)」という英語のインターネットスラングがある。
使用しているのは若年層。「嬉しく過ぎて死んだ」というニュアンスがあり、素晴らしいものに直面した衝撃を表すために使われるもの。
例:「OMG her new song is like so good rip me!!」(彼女の新曲が良すぎて死ぬ!)
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