用語集

JKポーズ（じぇーけーぽーず）

INDEX

「JKポーズ」の意味

「JKポーズ」（じぇーけーぽーず）とは、2023年春現在、女子高生を中心に流行しているポーズのこと。
左手の親指と人差し指で「J」、右手でピースを作り左手と重ねることで「K」を表す。正面から見た際、上部に「K」、下部に「J」が置かれる状態になる。

株式会社アイ・エヌ・ジーが、現役高校生を対象に調査した「2023年春の最新トレンドランキング」の「今流行っているポーズ」部門で1位を獲得した（※1）。

「JKポーズ」の由来・語源

初出や発案者は明らかではない。
2023年2月、現役女子高生5名が立ち上げたプロジェクト「#17にしかできないこと」の第一弾楽曲『ブラボー！！卒業』のジャケット写真に使用されたことから話題になった。この楽曲のミュージックビデオでも、サビの「今日でJKおしまいなんて」という歌詞に合わせ、出演メンバーたちがこの「JKポーズ」を披露している。
楽曲がTikTok先行で配信されたため、このサビ部分を使用して、同じように「JKポーズ」を投稿するユーザーもいる。

「JKポーズ」の活用例

「プリクラのポーズどうする？」「JKポーズにしよ～！」
「JKポーズでTikTok撮ろ！」
「今日は推しのチェキ会だから、一緒にJKポーズするつもり」
「JKポーズってこれか？　これで合ってます？」

当該のポーズ以外にも、女子高生らしいポーズや、女子高生の間で流行しているポーズを、総じて「JKポーズ」と表現することもある。
とくに2022年に大流行した「ギャルピース」を「JKポーズ」と指す人が多い。女子高生以外の外野はもちろん、女子高生自身まで、使用範囲は幅広く「誤用」とは言い難い。TwitterやInstagram、TikTokなどの主要SNSをチェックしても、その他のポーズで撮影し「#JKポーズ」と投稿するユーザーは珍しくない。まだまだ流行し始めたばかりのポーズであるため、たとえ現役女子高生相手だったとしても、通用しないケースは多いかもしれない。

2023年トレンドのポーズの他にも、アルファベットの「J」と「K」を作るポーズにはいくつかのパターンが存在する。とくにふたり用のポーズは、アイドルやタレントとの撮影会で用いられることも多い。

・（1人用）片手の親指で角度をつけて「J」、もう片手の親指、人差し指、中指を広げて「K」を作る
・（2人用）1人が手で「J」、もう1人が「K」を作って並ぶ
・（2人用）1人が片手の親指で角度をつけて「J」、2人の手の甲同士を付けて「K」を作って並ぶ
・（2人用）全身で人文字を作るタイプ。1人が左腕を水平に伸ばし、右腕をゆるく曲げて「J」、もう1人が体の側面で、両腕をそれぞれ逆の方向に伸ばし「K」を作って並ぶ

※1
【2023年春!高校生最新トレンドランキング】
2023年4月6日、株式会社アイ・エヌ・ジー発表