用語集

鏡越しフラッシュ（かがみごしふらっしゅ）

INDEX

「鏡越しフラッシュ」の意味

「鏡越しフラッシュ」（かがみごしふらっしゅ）とは、スマホで写真撮影をするときのポーズのこと。スマホの外カメラを鏡に向け、フラッシュをオンにして撮影するもの。主にK-POPアイドルの間で流行し、日本の若者にも人気を博すようになった。

表記揺れとして「ミラー越しフラッシュ」がある。また「鏡越しセルカ」「ミラー越しセルカ」もほとんど同じ意味で使用される。ただしこちらは、フラッシュを焚いていなくても使用される表現である。

2024年4月に発表された「高校生最新トレンドランキング」の「流行ってるポーズ部門」で第2位を獲得している。なおこちらのランキングは「ミラー越しフラッシュ」である（※1）。

「鏡越しフラッシュ」の由来・語源

「鏡（ミラー）越し」に「フラッシュ」を焚いて写真を撮影をすることから。
また類似表現である「鏡越しセルカ」「ミラー越しセルカ」における「セルカ」は、「self camera（＝セルフカメラ）」の略であり、「自撮り」のことである。

2023年頃から、K-POPアイドルの中で流行。日本のファンが真似するようになり、特に中高生を中心とした若年層に広まった。またSNSを通し、日本の芸能人やインフルエンサーなども実践するようになっている。

「鏡越しフラッシュ」の活用

「推しが鏡越しフラッシュで撮ってる」

「鏡越しフラッシュが一番盛れてるかも」

「ミラー越しフラッシュいいな。この撮り方結構好き！」

「ねえねえミラー越しフラッシュでセルカしよ」

「◯◯ちゃんの鏡越しフラッシュって首の傾け方が絶妙でかわいい！」

「韓国っぽく撮りたければミラー越しフラッシュがいいよ」

▼鏡越しフラッシュが人気である理由
鏡越しフラッシュが人気を博す理由は多岐に渡る。以下は代表例。

・フラッシュのレトロな雰囲気で、「エモい」写真になりやすい
・強い光により、肌が白く滑らかに見えやすい
・外カメラで撮影するため、ネイルやスマホケースなどが映りやすい
・光で顔を隠すことができる（顔出しをしたくないシーン用の撮影にも向いている）
・韓国発祥の人気ポーズのため、流行の「韓国っぽさ」を出しやすい

▼男女問わず人気のポーズ
鏡越しフラッシュは、男女問わず幅広く流行しているポーズである。K-POPアイドルでは、「TWICE」ナヨンやモモ、ジヒョ、「IVE」イソ、「RIIZE」ウォンビン、「ENHYPEN」ソヌ、「ATEEZ」ウヨンなどがSNSなどに撮影した画像をアップしている。

▼人数もシチュエーションも幅広く対応
鏡越しフラッシュは、鏡とフラッシュ以外の制約が少ないのも魅力のひとつ。
単身でも複数人でも、立っていても座っていても撮影することができる。立っていれば全身、座っていても空いた片手や表情などで個性を出しやすく、自由度も高い。「気軽にチャレンジできる」というメリットは、人気が上がっている理由のひとつかもしれない。

※1
2024年春！高校生最新トレンドランキング
2024年4月15日発表
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000128.000026876.html