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numan用語集「平成女児」

平成女児(へいせいじょじ)

「平成女児」の意味

「平成女児」(へいせいじょじ)とは、令和の時代を生きるZ世代を中心に流行している「平成の小中学生の間で流行ったもの・こと」を指す。「平成」自体の範囲は約30年と広いものであるが、比較的限定的な範囲を指すことが多い。詳しくは後述する。

「平成女児」の由来・語源

読んで字のごとく「平成時代の女児」のことであるのだが、約30年間続いた平成の中でも、平成22年(2010年)あたりから小中学生の間で流行したもの・ことを取り上げる際に使用される。若者マーケティング機関「SHIBUYA109 lab.」が集計した「SHIBUYA109 lab.トレンド予測2024」にも「モノ・コト部門」でノミネートしている(※1)

近年では平成ギャルのポーズがプリクラポーズ(ギャルピース・小顔ポーズ)として流行ったり、ルーズソックスやへそ出し、厚底シューズなど2000年代の流行を元にした「Y2Kファッション」が流行るなど、「平成」の文化がZ世代を中心にムーブメントを巻き起こしている。

その中のひとつとして、「平成女児」ブームがある。ブームになったものには、当時のゲームセンターで稼働していた着せ替えファッションカードゲーム『オシャレ魔女 ラブ and ベリー』や「友情」や「仲間」などをテーマにしたイラストと文章で彩られたマインドウェーブ社の「一期一会」の文房具シリーズなどがある。また、漫画ではアニメ化もされた『きらりん☆レボリューション』が一大ブームを巻き起こしていた。

X(旧Twitter)では、2023年5月に「しな」氏が投稿した「これが平成女児です」というポストに添えられた「2010年前後の平成女児」という当時の流行アイテムや服装をモチーフにしたイラストが話題を呼んでいる(※2)

それが「エンジェルブルー」と「デイジーラヴァーズ」である。
これらは「ナルミヤ・インターナショナル」というアパレルブランドが運営していたジュニア向けファッションブランドのこと。一般的な子供服よりも高価であり、展開されているのもデパートや百貨店を中心にしていたことから、当時の小中学生の憧れの的であった。

また、ブランドごとにビニール製の「オリジナルショップバッグ」が存在しており、これを体操服や水着入れにして学校に持っていくのも当時のステータスであった。この2ブランドは現在「ナルミヤ・インターナショナル」の手を離れてはいるものの健在しており、当時の「オリジナルショップバッグ」を再現したガチャガチャが登場、コラボカフェが開催されるなどしている。

同時期に流行していた「メゾピアノ」「ポンポネット」は現在も「ナルミヤ・インターナショナル」のブランドとして健在している。「ナルミヤ」のブランド以外では、ブランドキャラクター「エイミーちゃん」の可愛さで一躍話題になった「BETTY'S BLUE」が2021年に復活している。

 

「平成女児」の活用

「最近の平成女児ブームヤバい。懐かしすぎて死にそう」
「子どもの頃の雑誌ってさ、ちゃお派だった?りぼん?」
「なかよし」
「そうきたか~」
→いずれも現在も刊行されている少女漫画雑誌のことである。

「ねぇエンジェルブルーのガチャあるんだけど。これ子どものころめっちゃ欲しかった~」
「分かる。憧れてたけど高くて買ってもらえなかった」

※1
「SHIBUYA109 lab.トレンド予測2024」2023年12月19日発表
https://www.shibuya109lab.jp/article/231205.html

※2
しな氏による平成女児ポスト
https://twitter.com/Shinanashina/status/1656256880522715136

Z世代(ぜっとせだい)

ギャルピ(ぎゃるぴ)

小顔ポーズ(こがおぽーず)

ルーズソックス(るーずそっくす)

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