numan用語集「我が生涯に一片の悔いなし」

我が生涯に一片の悔いなし(わがしょうがいにいっぺんのくいなし)

「我が生涯に一片の悔いなし」の意味

「我が生涯に一片の悔いなし」(わがしょうがいにいっぺんのくいなし)とは、原作:武論尊 作画:原哲夫によるマンガ『北斗の拳』の登場キャラクター・ラオウのセリフ。本作の主人公・ケンシロウとの戦いに僅差で破れたラオウが、右手を店に向かって突き上げ、死ぬ間際に放った最期の一言である。

転じてインターネット上では、非常に魅力的な体験をした場合に使われるフレーズ。元ネタのラオウのポーズをトレースした、二次創作イラストも多く描かれている。いわゆるオタク用語のひとつとして広く普及しており、元ネタがラオウであることを知らずに使用する者も多い。

元ネタのポーズは「ラオウのポーズ」「昇天ポーズ」などと呼ばれることもある。

「我が生涯に一片の悔いなし」の由来・語源

原哲夫によるマンガ『北斗の拳』の登場キャラクター・ラオウのセリフ。
このセリフを放った際、戦いにこそ破れたが、ラオウは心底満足していた。そのため「人生にひとつの後悔も残らないくらい、素晴らしい気持ちである」という感情表現として、主にインターネット上のオタク用語として使用されるようになった。

 

「我が生涯に一片の悔いなし」の活用

「推しの新衣装をこの目で見られた……我が生涯に一片の悔いなし……」
「情報の洪水で溺れそう!だが我が生涯に一片の悔いなし!」
「自カプが二人で占いに行って、相性最高って言われたらしい。我が生涯に一片の悔いなし」
「ランダムグッズで推しを自引きできた……いいんですか……我が生涯に一片の悔いなし……」
「ライブで一番好きな曲演奏してくれたからもう我が生涯に一片の悔いなし!!って思った」
「今年のオタ活も我が生涯に一片の悔いなしレベルだったな」

▼プロ野球ファンにも有名
プロ野球チーム・オリックスバファローズの杉本裕太郎選手は、ラオウの大ファン。打順の登場曲も、アニメ『北斗の拳』のオープニングテーマだった『愛をとりもどせ!!』である。杉本選手の愛称も「ラオウ」であり、ホームランを打った際には、「我が生涯に一片の悔いなし」のポーズを取って球場を沸かせている。
このセリフを座右の銘に掲げているほか、自身のプロテイン容器にこのセリフを書いたシールを貼っていたりも。
また「プロ野球の世界も、修羅の国のようなところだと思う」と語っている。

▼相撲ファンにも有名
元大相撲力士・稀勢の里も『北斗の拳』の大ファン。2019年の引退会見では、「土俵人生において、一片の悔いもございません」とラオウのセリフをもじって引退表明をしている。引退相撲のポスターでは、ラオウがデザインされた化粧まわしを身に着けて登場した。

これ以前にも、2017年の夏場所前には北斗3兄弟の化粧まわしを贈呈され、長兄・ラオウを稀勢の里、次兄・トキを松鳳山、末弟・ケンシロウを太刀持ちの高安が着用。このとき稀勢の里は「自分の性格的にはラオウ。孤独で強い。先代の鳴戸親方からも『孤独にならないと強くなれない』と言われていました」とコメントしていた。

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