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認証アカウント(にんしょうあかうんと)

「認証アカウント」の意味

「認証アカウント」(にんしょうあかうんと)とは、TwitterアカウントやLINE公式アカウントの中で、一定の要件を満たしたアカウントのこと。

Twitterの場合は、プロフィールのユーザー名の隣に、青いチェックマークがつく(認証バッジ、公式マークなどと呼ばれるもの)。LINE公式アカウントの場合は、同じくプロフィールのユーザー名の隣に、青いマークがついている。

認証マークがついていることで、どちらも企業や著名人の本物のアカウントであると証明できる。なりすましではないこと、公共の利益にかなったアカウントであることなどが保証されていると言える。

「認証アカウント」の由来・語源

Twitter公式は、チェックマークを獲得したアカウントを「認証されたアカウント」などと表現することから。
LINE公式アカウントは、LINEの審査を通過したアカウントを「認証済アカウント」と表現することから。
▼Twitterになかなか認証されない……
多数のフォロワーを抱える著名人のアカウントでも、どういうわけかTwitter側から認証されないケースがある。2022年現在、審査の具体的な基準は明らかになっていない。フォロワーが数十万人いる人気タレントでも、何度も審査落ちするというケースも。

特に松丸大吾(タレント)、濵田龍臣(俳優)、佐藤日向(声優)、鈴木福(俳優)は、認証されない“四天王”として有名だったが、2022年6月に佐藤が認証アカウントなり、四天王を脱退することとなった。

▼Twitterの認証マーク有料化
これまでは著名人や企業の公式アカウントが、Twitter側に認証マーク申請をおこない、申請が通るとマークが付与されてきた。2022年11月にこの規約が変更され、認証マークが有料で購入可能に。これは有料の「Twitter Blue」会員による収益を増やし、広告への依存度を下げるためである。ぱっと見はどちらも青いチェックマークだが、認証アカウントか有料会員かは、プロフィールを詳しくチェックすることで見分けることが可能である。

ユーザーの間では、長らく「公式マークがついている」=「信頼できるアカウントである」という認識があったが、有料システムが導入されたことにより、マークの有無だけではアカウントの信頼性を確認できなくなってしまった状態とも言える。

▼LINE公式アカウントの分類
企業や店舗が、ユーザーに情報を発信したり、問い合わせに対応したりするための「LINE公式アカウント」というサービスがある。ただし、こちらには2種類のタイプがあり、申請時の審査に通過した「認証済アカウント」と、審査なしで作成できる「未認証アカウント」に分かれている。
どちらも料金プランは同じだが、認証済アカウントは、LINEアプリ内の検索結果に表示されたり、友だち追加広告を利用できるなどのメリットがある。審査基準はTwitterよりは詳しく明記されているが、明確な基準は公開されないため、何度も審査申込みをするユーザーもいる。

「認証アカウント」の活用例

「認証アカウント」の使われ方は以下の通り。

「遂に公式マークが付きました!これで認証アカウントです!」
=Twitterの審査に通過し、認証アカウントのチェックマークが表示されるようになりました。

「当選DMが届いたら、認証アカウントかどうか確認してください」
=なりすましアカウントではないか確認してください。

「弊社の公式アカウントが、とうとうLINE認証済になりました!これでLINE検索で表示できるようになりました!」
=LINE公式アカウントの審査に通ったため、アカウントが検索できるようになりました。

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numan編集部

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