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麦わら帽子は伏線?『ONE PIECE』シャンクスはルフィを“ジョイボーイ”と見込んでいるのか

尾田栄一郎先生が描く『ONE PIECE』。その最大の謎「ワンピース」の正体に迫る上で鍵となるのが「空白の100年」にまつわる人物やできごとです。なかでも注目度が高まっているのが週刊少年ジャンプで連載中のワノ国編でもたびたび名前が登場する“ジョイボーイ”の存在。

現代に現れる“ジョイボーイ”がルフィであるという説が有力視されるなかで、ルフィが“ジョイボーイ”になることを知っていた人物がいた​可能性が……!?
 
また、ルフィが空白の100年に存在した“ジョイボーイ”と同一人物ではないかという説も浮上しています。物語の核心に迫る、読者たちの鋭い考察とは?

DVD『ONE PIECE エピソード オブ ルフィ ...

DVD『ONE PIECE エピソード オブ ルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜』画像

via DVD『ONE PIECE エピソード オブ ルフィ 〜ハンドアイランドの冒険〜』より

シャンクスは“ジョイボーイ”と見込んでいた…!?

ここへきて“ジョイボーイ”となる可能性をぐっと強めたルフィですが、実はルフィが“ジョイボーイ”になることは一部のキャラクターの間では、とうに分かっていた可能性があるのです。

それが元ロジャー海賊団のシャンクスレイリー

ロジャーたちはラフテルへと到達したことで世界に起きたことや“ジョイボーイ”の残した宝を知ったと同時に、世界をひっくり返すには早すぎたということも悟りました。

ロジャーやおでんの言う「世界をひっくり返す」というのは、ワノ国のヤマトトキも言っていた「世界を“夜明け”へ導く」ことと同義だと考えられます。ロジャーたちはラフテルへたどり着いても、「早すぎた」ためにこれを成し遂げられなかったんですね。

ではいつ可能になるのかというと、二人の王と“ジョイボーイ”が揃う時。海王類の話を聞いたロジャーとおでんは、約20年後の未来にその日が来ることを知りました。

ラフテルから戻った時、船から降りる時のロジャーの描写や、おでん漫遊記を読んだモモの助の反応を見るに、この重要な情報をロジャーはレイリーやシャンクスに語り、おでんは日誌に書き残しモモの助に伝えたのでしょう。

そしてのちにルフィと出逢ったシャンクスは、ロジャーと同じことを言う少年と見込み麦わら帽子を託した上、「未来へ賭けてきた」と言っていましたよね。ロジャーとルフィの共通の言葉がどんなものかは明らかになっていませんが、聞いた人間が呆れて笑ってしまうような内容であることはわかっています。

さらにロジャーはラフテルで「“ジョイボーイ” おれは……!!お前と同じ時代に生まれたかった」と笑っていました。これは自分と同じ夢を持っていた“ジョイボーイ”へ親しみをこめてのセリフであるようにも受け取れます。

ロジャーとルフィが持つ笑ってしまうような夢と、“ジョイボーイ”が残した笑ってしまうようなもの。この内容と同じだとしたら……。ロジャーの意志=“ジョイボーイ”の意志=ルフィの意志と繋がることになります。

だからシャンクスはロジャー、“ジョイボーイ”と同じ意志を持つルフィを、未来の“ジョイボーイ”として見込んでいたのではないでしょうか。

そして、シャンクスからルフィのことを聞いていたレイリーは世界をひっくり返す条件が揃う約束の時を見越して、修行の期間を半年でも5年でも10年でもない、2年としたのではないかと言われているのです。

ルフィは過去からやってきたジョイボーイそのもの?

第1014話をはじめ、これまでの物語の流れを踏まえて現代に現れる“ジョイボーイ”=ルフィが確定しつつあるなかで高まっているのが、ルフィと“ジョイボーイ”はそもそも同一人物という説。つまり、ルフィは元々過去の人物、または今後過去に行く展開がある、という考えです。

第一に、“ジョイボーイ”は当時の人魚姫へ、何らかの約束を果たせなかったことを謝罪するポーネグリフを残したとされています。“人魚姫”“約束”とくれば浮かぶのは、魚人島を発つルフィがしらほしにいつか本物の「森」へ連れて行くことを約束し、麦わらの一味(ゾロフランキーを除く)と指切りをしたシーン。“ジョイボーイ”の約束と、ルフィの約束は重なってきますよね。

そして、ポーネグリフとは本来「歴史の本文」の文字の通り、思想を未来へ伝えるために残されたもの。同じ「空白の100年」を生きていたもの同士のやりとりで、さらに個人間の謝罪の手紙になぜポーネグリフを使う必要があったのかとの疑問が残ります。

このことから、過去からやってきた“ジョイボーイ”=ルフィが、人魚姫=しらほしとの約束を果たせないまま過去へ戻ることになり、未来へ謝罪文を残したのではないかとの見方があるのです。

さらに、上記の約束シーンが描かれた第653話のタイトルは“ヒーローの帽子”。帽子といえば、マリージョアには巨大な麦わら帽子が冷凍保管されていることが最近明らかになりました。

一説には、この冷凍の描写は、霜をつけることで傷を隠し、ルフィの麦わら帽子であることを伏せているとも言われているのです。

マリージョアの麦わら帽子がルフィのものと同一で、かつ空白の100年から保存されているものだとしたら。帽子のサイズの謎は残るものの、ルフィが現代から800年前の過去へ飛ぶ日が来る伏線ではないかとも言われているのです。

トキは過去へは行けないと言っていたが…

また、トキトキの実の存在から、『ONE PIECE』の世界には時空を移動する能力が存在することがわかりました。トキは過去へは行けないと言っていましたが、未来へ行く能力が存在するならば過去へ行く能力があってもおかしくないとの意見が出ています。

そして、おでんはそんなトキに対し「お前も…探しに来たんじゃないのか? 800年の昔から」と抽象的な質問をしていました。このセリフでは「お前も」の部分が意味深に強調されています。これは、トキの他にも800年前からやってきた人物がいるという伏線と受け取ることができそう。

その人物こそが“ジョイボーイ”=ルフィという可能性も浮かび上がってくるのです。

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一方、前項でも挙げた通りロジャーはラフテルで“ジョイボーイ”と同じ時代に生まれたかったと言っていました。

「同じ時代」というのは、空白の100年を生きた“ジョイボーイ”に対してとも、未来に現れる“ジョイボーイ”に対してとも受け取ることができますよね。これは、“ジョイボーイ”に当たる過去と未来の別々の人物を指しているように見せかけたミスリードで、実はどちらもルフィであることを暗示しているという考え方も。

母親が明かされていなかったり、父であるドラゴンともあまり似ていなかったり、生まれた日の描写もなく現代で生まれた明確な証拠がないといったルフィ自身の不明瞭な生い立ちもまた、ルフィが過去の“ジョイボーイ”張本人であるというこの説を後押しする要因となっているよう。

ここまで色んな辻褄が合うと、ルフィが過去に行き“ジョイボーイ”となることで全てが現代に伝わる物語と繋がって行く……そんなSF的展開も有り得なくはない気がしてきますね……!

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numan編集部

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