『ひぐらし卒』第6話 感想と考察 梨花、痛恨ミス…!魅音の恐ろしさに「詩音の方がマシ」「過去イチ酷い」

同人ゲームを原作とし、2006年より放送を開始したアニメ『ひぐらしのなく頃に』。
雛見沢村で起きる‟オヤシロ様の祟り”=連続怪死事件を軸に、第1期「鬼隠し編」から第2期「祭囃し編」までが描かれ、2020年秋、完全新作『ひぐらしのなく頃に業』として再アニメ化されました。

今年7月1日(木)からは、『業』の解答編となる『ひぐらしのなく頃に卒』が放送開始。

7月29日(木)に放送された第6話「綿明し編 其の参」では、梨花の‟あのシーン”の思わぬ裏側と、沙都子と魅音‟相討ち”の経緯があきらかになり、視聴者をザワつかせました。SNSなどで特に注目されたポイントは?

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト

TVアニメ「ひぐらしのなく頃に 卒」公式サイト

梨花、痛恨のミス!意外な理由に驚愕

‟御三家”の誰が祟りを実行しているか、祖母のお魎からも村長からも聞き出せず、いたぶって絶命させてしまう魅音。
発症した魅音は圭一が祟りにあってしまうと焦り、その敵意はもうひとつの御三家・古手家の梨花へと向くことに。
しかし、魅音が梨花を手にかけるきっかけは意外なものでした。

視聴者を驚かせたのは、他の世界と同じく祭具殿に侵入した圭一に、梨花が「もう全て終わってる」「ダメね、入っちゃいけない場所に…」と怒っていたシーン。
梨花は同じあやまちを繰り返す圭一に苛立っただけと思われますが、このやり取りを聞いた魅音は梨花を祟りの黒幕だと確信し、その首を──。

思わぬ裏側の事実に、「え、ここ!?」、「梨花ちゃんがキレただけのシーンだと思ってたら……」、「梨花ちゃん痛恨のミス!」と衝撃を受けることに。

そしてこの展開が予想外だったのは、今作の黒幕である沙都子も同じだった様子。

梨花が行方不明だと発表された時、沙都子が圭一を問い詰めるような発言をしたのは‟圭一に疑いの目を向けるため”とも言われていましたが、どうやら本当に怪しんでいたようです。

梨花の生死がわからないと次の世界にループできないため、内心は焦っていたと思われる沙都子。
「魅音の暴走度合いは、沙都子の予想も上回ってたってことか…」と魅音の恐ろしさに感心していた人も。

冷静な魅音が恐ろしい「詩音はマシだったのか…」

今回特に目立ったのは、魅音の拷問シーンや梨花の始末の仕方など、「『業(卒)』で一番目をそむけたくなった」といった感想。
旧作では雛見沢症候群を発症せず、安心感のあるキャラクターだった魅音ですが……?

「魅音が毎回‟ごめんね”って言いながら手を下すのが怖すぎる。どこから狂ってるかわからない」、「旧作の詩音が一番やばいと思ってたけど、マシに思えてきた」「過去一番のひどい仕打ち」と、「綿明し編」は旧作からのファンにとってかなりショックなものになりました。

双子の詩音は、どちらかといえば嫉妬心や恨みで暴走していたため、全て圭一のためにやっている魅音の方が「愛が重い」という声も。
一方、「狂うあまり、大好きな圭ちゃんまで手にかけなかったのはよかった」など、多くの視聴者が魅音に様々な思いを馳せていました。

⇒次ページ:明らかになる真相に「こういうことだったのか!」

明らかになる真相に「こういうことだったのか!」

『業』でまず謎だったのが、園崎家を取り囲んでいた男たちは何だったのか?という点。

作業着という点から、旧作に登場した秘密組織‟山狗”だと思われましたが……今回、村長の行方不明事件で園崎家を張っていた警察だったことが判明。「盲点だった!」ともっとも驚かれていたのは、実はここかもしれません。

そして、沙都子と魅音が一緒に倒れていたシーンの真相も明らかに。

梨花の死を確信できる言葉を引き出そうと、探偵のように魅音を追い詰める沙都子。
「倒れ方がまるで相討ち」と言われていましたが、実際は銃の撃ちあいに魅音が負ける形で倒れたあと、沙都子も梨花のあとを追って──
沙都子に銃の扱いを教えたのが魅音だったというのが、何とも皮肉です。

ついに「綿騙し編」の惨劇の裏側が明らかになった「綿明し編」。
「こういうことだったのかー! 解答編としてはすごく納得できてスッキリ」、「沙都子と魅音の掛け合いは、どっちも強いキャラだから見ごたえある」、「倒れたふたりを上から映すアングルとか、演出が良いね」と、全体的に高評価のようです。

次回は新章「祟明し編」が開幕。
黒幕・沙都子を中心としたエピソードとあって、「綿明し編」を越える衝撃が待ち受けているかもしれません。

「ひぐらしのなく頃に卒」PV第2弾

「ひぐらしのなく頃に 卒」放送情報

「ひぐらしのなく頃に 卒」放送情報

■TOKYO MX
7月1日(木)より、毎週木曜23:30~

■BS11
7月1日(木)より、毎週木曜23:30~

■サンテレビ
7月1日(木)より、毎週木曜24:30~

■AT-X
7月2日(金)より、毎週金曜21:30~
リピート放送:毎週火曜9:30~/毎週木曜15:30~
dアニメストア、ひかりTVで地上波同時最速先行配信

■dアニメストア
7月1日より
毎週木曜
23:30~

■ひかりTV
7月1日より
毎週木曜
23:30~

◆一般配信◆
2021年7月8日(木)24:00より
※配信日時は予告なく変更する場合がございます。
詳細は各配信サービスにてご確認ください。

スタッフ&キャスト

■スタッフ
原作:竜騎士07/07th Expansion
監督:川口敬一郎
シリーズ構成:ハヤシナオキ
キャラクターデザイン:渡辺明夫
助監督:池端隆史
美術監督:井上一宏(草薙)
美術統括:山根左帆(草薙)
色彩設計:小松亜理沙
撮影監督:戸澤雄一朗(グラフィニカ)
編集:丹彩子(グラフィニカ)
音響監督:森下広人
音響効果:八十正太(スワラプロ)
音楽:川井憲次
音楽制作:フロンティアワークス
プロデュース:インフィニット
アニメーション制作:パッショーネ
製作:ひぐらしのなく頃に製作委員会

■キャスト
前原圭一:保志総一朗
竜宮レナ:中原麻衣
園崎魅音・詩音:ゆきのさつき
北条沙都子:かないみか
古手梨花:田村ゆかり
大石蔵人:茶風林
富竹ジロウ:大川透
鷹野三四:伊藤美紀
入江京介:関俊彦
北条鉄平:宝亀克寿
羽生:堀江由衣
知恵留美子:折笠富美子
エウア:日髙のり子

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numan編集部

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