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「苦しそうな乙骨、楽しそうな乙骨……どれも緒方さんが生き生きと、キャラに気持ちをのせているのが伝わる声。
クライマックスシーンでの里香との掛け合いはとにかく必見。
真希に稽古をつけてもらっていた時と、後半で夏油と対峙する時、その段違いの成長っぷりも見ものです」
幼少期の声もハマっていたと評判の、緒方さんの乙骨。
感情移入できるキャラクターに仕上げているだけでなく、胸キュンもさせているのがさすがです。
可憐な少女とはかけ離れた姿で「憂太っあ゛!」「大好きだよぉ!」と愛を叫ぶ強烈なキャラを、花澤さんはどう表現するのか……目の当たりにした人の感想は?
「‟怨霊里香ちゃん”のおぞましさは原作より和らいだ印象でしたが、一方でただ純粋に乙骨に好かれたい一心だった、その乙女心が見えてとても良かった。花澤さんの演技で里香の魅力が倍増していて、怨霊バージョンの里香ちゃんも可愛い!と思えたほどです(笑)」
とにいかく絶賛の声があふれている、緒方さんの乙骨と花澤さんの里香。
「二人の新たな代表作になる」とも言われており、さっそくリピート鑑賞する人が後を絶ちません。
「印象的だったのは、乙骨が五条に高専へと導かれるところです。オリジナルシーンを交えて流れる曲の雰囲気や映像が、絶望に打ちひしがれた乙骨の‟前を向いていこう”という心境を表しているようで、美しかった」
「後半、もうあきらめたような夏油と五条が言葉を交わすシーンはより印象的に。原作よりも感傷的なシーンになっていて、いつも飄々とした五条が夏油を大切に思っていたことがちゃんと伝わる演出になっていました」
このシーンはやはり胸にきた人が多かったようで、「五条がちゃんと目線をあわせてるっぽいところとか、五条から夏油へのクソデカ感情が伝わる」、「ラストで流れる『逆夢』の歌詞が、二人に重なりまくっててしんどい」など、感極まったファンのコメントがSNSにあふれました。
2020年10月から2021年3月までは毎日放送・TBS系列にてテレビアニメが放送され、深夜アニメ枠ながら、高視聴率を獲得。定額制動画配信サービス全体の視聴者数週間ランキングでも約2カ月に渡って1位を記録し続けるなど、一大ムーブメントを巻き起こした。
(GEMランキングクラブ調べ/2021年1月23日~3月20日の毎週土曜に過去1週間の視聴作品を調査)
そして、2021年12月24日。『呪術廻戦』は映画となって新たなステージを迎える。
劇場版で描かれるのは、既刊単行本の中でも人気のストーリーの一つである『呪術廻戦』の前日譚、「呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校」。
通称“0巻”。
『劇場版 呪術廻戦 0』
―これは、呪術廻戦の原点の物語であり、“愛と呪いの物語”。
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