りんが悲しむーー『半妖の夜叉姫』の名言6選 殺生丸の想いにグッと来る…!

高橋留美子先生原作の『犬夜叉』の続編となるTVアニメ『半妖の夜叉姫』。『犬夜叉』の人気キャラクター・殺生丸犬夜叉の娘が主人公となり戦国時代を冒険する新たなストーリーが注目を集めていました。

先日第一期の最終回を迎えた本作から、心に響く印象深い名言6選をご紹介します。

「半妖の夜叉姫」読売テレビ・日本テレビ公式サイト 画像

「半妖の夜叉姫」読売テレビ・日本テレビ公式サイト 画像

【1】「これ以上はりんが悲しむ」(殺生丸)

なんと言ってもまずは第24話(最終話)から飛び出した殺生丸の「これ以上はりんが悲しむ」。

半妖の夜叉姫』での殺生丸は『犬夜叉』の頃以上に口数が少なく、とわせつなを突き放すかのような素振りを見せたり、敵側に加担しているように見えたりと行動の意図や目的が謎めいていました。

そんな中で発せられたこの一言からは、妻であるりんを一番に想って動いていたことがよく伝わってきたとファンからの支持も厚かったセリフ。

決して直接的な愛の言葉ではありませんが、寡黙な殺生丸の発言だからこそ短いセリフでも破壊力は抜群。不器用な愛情がひしひしと伝わってきましたよね。“殺りん”の新たな名言に刻むべき言葉となったのではないでしょうか。

【2】「殺生丸様…りんは信じております」(りん)

こちらは過去が明かされた第15話で、とわとせつなを出産した後のりんのセリフ。

危険から守るためとはいえきちんと説明もなく娘たちを連れて行ってしまう殺生丸に周りが戸惑う中、りんだけはただ静かに「殺生丸様……りんは信じております」と涙を流します。

言葉がなくても通じ合う、深く結ばれた“殺りん”の絆を感じさせてくれる一言でした。

【3】「変わり続ける日々を犬夜叉と一緒に積み重ねていけばいい」(かごめ)

冒険を終えてから3年後の犬夜叉たちの暮らしぶりが描かれた第1話より、かごめのセリフも外せません。

村を襲う根の首の退治を終えた犬夜叉一行。かごめは「運命によって導かれたあたしたちは、互いを信じ合い、想い合い、運命という名の戦いに打ち勝った」と語り、「変わり続ける日々を犬夜叉と一緒に積み重ねていけばいい」と穏やかに続けます。

奈落や四魂の玉をめぐる壮絶な旅と戦いを終え、さらに会えない3年間を経て、それでも戦国時代で犬夜叉と一緒になることを選んだかごめ。そんな彼女が放つこの言葉は深く、心に響きます。

風に吹かれながら並んで座る犬夜叉とかごめの愛らしい姿も印象的なこのシーンでは、二人にとって平和で幸せな日々が続いていくことを祈らずにはいられません。

【4】「生き方なんていつでも変えられる」(せつな)

ここからは、第16話より夜叉姫たち3人のセリフをご紹介。まずはせつなの「生き方なんていつでも変えられる」。

人間でもなく、半妖でもなく、四半妖という稀有な存在として生きてきたことへの苦悩を打ち明けるもろはにかけたこの言葉は、冷静でさっぱりとしていながらも前向きにさせてくれる、せつならしいセリフでしたよね。無理に元気づけるような言葉をかけるでもなく、「そうかもしれんな」「何をするにしても生きる術はお前次第だ」とサラッともろはを肯定するところも印象的でした。

【5】「あたし達、今は一人じゃないんだから」(とわ)

そして同じく第16話より、とわの「あたし達、今は一人じゃないんだから」という言葉。

気持ちを吐露したもろはに寄り添うこの一言には、とわの優しさがよく表れていました。共に戦う仲間として絆が深まったこともよくわかり、グッと来た人も多いのではないでしょうか。

かつて、半妖としての孤独に苦しんでいた犬夜叉に向けてかごめがかけた言葉へのオマージュであることもファンの間では話題になったシーン。かごめと同じく日暮家で育ったとわの、優しくもあり熱くもあるセリフでした。

【6】「いつの間にか、あたしの周りにはこいつらがいる」(もろは)

こちらも第16話より、もろはの「いつの間にか、あたしの周りにはこいつらがいる」。

ずっと一人で生きてきたこと、人間でもない半妖でもない自分の存在に悩んできたことを打ち明けたもろはが、とわとせつなに勇気づけられ、自分には仲間がいるということを実感するセリフです。

昔の犬夜叉の姿が重なり、心が解れていくもろはの様子にあたたかい気持ちになるシーンでしたよね。

夫婦として、仲間として、キャラクター同士の想い合う心や絆の深さを感じさせてくれる素敵なセリフがたくさん登場した『半妖の夜叉姫』。制作が決定している弐の章でも、名言が飛び出すこと間違いなし。ストーリーやアクションのみならず、キャラクターたちの言葉に注目しておさらいしてみるのも楽しそうですね。
■『半妖の夜叉姫』最終回はどうだった?感想を聞いてみた「殺りんがとにかく尊い…」「『犬夜叉』キャラがエモかった!」
https://numan.tokyo/anime/kVrK2
■大切な女だ――『犬夜叉』にキュンとする名言5選。不器用な優しさがたまらない!
https://numan.tokyo/anime/LyX2N
■『半妖の夜叉姫』最終回、殺生丸の言葉が泣けた…「りんへの愛しか感じない」「公式ありがとう」姉妹愛も切なく尊い。
https://numan.tokyo/anime/AmESZ

TVアニメ『半妖の夜叉姫』作品概要

『半妖の夜叉姫』キービジュアル画像

『半妖の夜叉姫』キービジュアル画像

via 『半妖の夜叉姫』キービジュアル画像
その強さ、父ゆずり。
戦国時代に新たなる風! 半妖の姫たち、見参! 運命は次の世代に託された――。

【メインスタッフ】 監督…佐藤照雄
シリーズ構成…隅沢克之
メインキャラクターデザイン…高橋留美子
アニメーションキャラクターデザイン…菱沼義仁
音楽…和田 薫
アニメーション制作…サンライズ
製作…サンライズ・小学館・読売テレビ
【メインキャスト】 日暮とわ…松本沙羅
せつな…小松未可子
もろは…田所あずさ

Ⓒ高橋留美子/小学館・読売テレビ・サンライズ 2020

IMAGE

numan編集部

声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

オタ腐★幾星霜