1月に放送が開始された冬アニメ。
SNSでよく見かけるあのアニメ、どんな内容なのかな…と思っている人も多いのでは。
そんな2021年冬アニメから、numanで活躍する
ライター陣の推しアニメ12選を、オススメポイントとともにご紹介します♪
2021年の冬放送開始アニメの一覧はこちら!
■2021年冬アニメ最新まとめ!1月開始アニメ一覧【放送日順】
『はたらく細胞』とは、人の体内で年中無休で働いている数十兆個もの細胞を擬人化した物語。
アニメ1期は2018年7月~9月に放送され、今回はその2期と同時に『はたらく細胞BLACK』もアニメ化。
『BLACK』では、不健康・不摂生な体内で働く細胞をブラック企業の社員に置き換え、喫煙・飲酒・水虫・心筋梗塞などの病気と戦う細胞たちが描かれます。
■オススメポイントはここ!「『はたらく細胞!!』は、細胞擬人化作品の2期。赤血球や白血球など、
ひとつひとつの細胞に感謝したくなります。基本的に1話完結なので、何話目から見てもまったく問題ありません。サブタイトルをヒントに、気になる症状のエピソードをチェックしてみては? 個人的なおすすめは
乳酸菌の回です。ぬいぐるみを出してほしいかわいさ。
『はたらく細胞BLACK』のほうは、こんなブラック企業は嫌だ。
しかし日ごろの不摂生が自分の身体をブラックな職場にしているかと思うとおそろしくなります。『はたらく細胞』のスピンオフですが、ハートフルな要素はまったくなし。ナレーションが津田健次郎さんの時点で察してほしい。視聴後は健康に気を付けたくなるはずです」(ハシビロコ)
「健康志向が高まっている今、とても需要がある作品だなと改めて思います!
『はたらく細胞!!』(2期)では、かわいい血小板ちゃんたちに加え、新たにマスコットキャラ的な「乳酸菌」が出てきて、ほのぼのしながら身体の仕組みを学べます。
一方で『BLACK』は、身体を労わらないと体内はブラック企業状態になるぞ、と示唆する殺伐とした内容で、これが連続でオンエアされるので温度差で風邪ひきそうです。男でも女でも、白血球はイケメンだな……と思いながら見ています(笑)」(通崎千穂)
約束のネバーランド Season 2
『週刊少年ジャンプ』に連載され、テレビアニメ化のみならず、実写映画化もされた『約ネバ』。
アニメSeason 1は2019年1月~3月に放送され、Season 2はその続編。
高級農園・グレイス=フィールドハウスから脱出した15人の食用児たちは、鬼と人間の世界で交わされた「約束」を知ることに。
■オススメポイントはここ!「1期は鬼やらママやらホラー感が強かったのですが、2期は逃亡劇の中でも
子供たちが楽しく過ごすシーンがあって、癒されます。大勢でハウスを出たことが吉となるか凶となるか、当分ハラハラしそうですが……。
キャラは、神尾晋一郎さん演じる、面倒見の良い
ソンジュがかっこよくて推しです!」(ナツキ)
「待ちわびた『約ネバ』2期! 農園を脱出した子供たちが過酷な外の世界に触れて、逃げて、立ち向かう姿に毎週ヒヤヒヤとハラハラが止まらない……と同時に、今まで子供たちが見たことのない植物や動物、鬼などの描き方が色彩豊かでカメラワークも良き。
超ハードコア食育アニメ感。観ると食卓に手を合わせて生命(いのち)をいただきますしたくなる!? 頑張れエマ!」(加藤日奈)
ワールドトリガー(2ndシーズン)
『週刊少年ジャンプ』から『ジャンプスクエア』に移籍し、現在も連載中の『ワートリ』。
アニメの1stシーズンは2014年10月~2016年4月にかけ全73話が放送され、満を持しての2ndシーズン。
未知なる力を持つ「近界民(ネイバー)」の襲撃に対抗すべく設立された、界境防衛機関“ボーダー”。2期では、近界最大級の軍事国家からの襲撃作戦を食い止めるべくボーダー本部への侵入を試みられる!
■オススメポイントはここ!「4年9ヶ月ぶりの2ndシーズン! 原作ファンとしては本当に心から待ちわびていたので、うれしさしかありません。1stシーズンをふり返るOPと、視聴者に“ついてこいよ!”と言わんばかりの
超絶作画で描かれる戦闘シーン、丁寧な心理描写に、毎週
30分があっというまに過ぎていってます~!」(森本マリ)
「“原作準拠!”を掲げ、日曜朝枠から満を持して深夜枠にお引っ越し。
初見組すっ飛ばしの第1話に複雑な気持ちを抱きつつ、作画やテンポ感が抜群によくなり、よりファンが見たい“ワートリ”に近づいた2ndシーズン。新たな近界民・ガロプラとの戦いに続いて、遊真や修たち玉狛第二が近界への遠征選抜を目指すB級ランク戦に突入します。弱小戦士の修や、人の撃てない千佳たち玉狛がどうやってランク戦を勝ち残るのか、インテリ度高めの頭脳バトルに注目です!」(小山田エス子)
怪物事変
『怪物事変』と書いて「けものじへん」と読む本作。
昔からこの世の影に潜み、人と関わり合って生きる“怪物”(けもの)。
“怪物”の多くは人間の世界に適応し、社会に交じり生活していましたが、現代では必要以上に人と深く関わろうとするケースが多数報告されるように。オカルト専門の探偵・隠神鼓八千(いぬがみ こはち)は、そんな“怪物”たちが起こす怪事件を追い、とある村で不思議な少年と出会います。
■オススメポイントはここ!
「原作に忠実な作画と、アニメならではのアクション、豪華なキャストに妖怪系のオカルトストーリーで、初見視聴者も原作ファンも満足間違いなしです。主人公の夏羽をはじめ、魅力的なキャラが多数登場しますし、物語のテンポ感も絶妙。人間社会に溶け込んで生きている系の妖怪ものが好きな人には、ぜひ観てほしい作品です。
小野大輔さんの楽曲が流れるオープニング映像は、原作とリンクする粋な仕掛けも!」(白土夏海)
ホリミヤ
原作は『月刊Gファンタジー』で連載中の同名漫画。
これは、webコミックの『堀さんと宮村くん』の構成を新たに描いているもの。
堀京子は、美人で成績優秀、家では共働きの両親に代わり家事や弟の世話に追われる家庭的な高校生。
宮村伊澄は、学校では地味なオタクだと思われているが、実はピアス&タトゥーだらけの美形男子。
クラス一のモテ女子とネクラ男子が出逢ったら!?
■オススメポイントはここ!
「約10年の時を重ねてきた大人気原作コミックが満を持してのアニメ化!
毎話必ず甘酸っぱさがシュワシュワ弾けるような青春感にムズキュンエピがあるのでニヤニヤが止まらない。宮村くんのあの声で“好きだよ”に悶絶したファン(自分含め)多数。そして宮村くんの、オンオフのギャップがチート過ぎる。堀と宮村の周りの仲間たちとのやりとりや心の揺れにも注目必至!」(加藤日奈)
スケートリーディング☆スターズ
フィギュアスケート団体競技「スケートリーディング」に打ち込む高校生たちを描くオリジナルアニメで、キャラクターデザイン原案は『黒執事』『ディズニー ツイステッドワンダーランド』などで知られる、枢やなが担当。
「スケートリーディング」とは、1チーム5人が一斉に滑り、技術点(ユニゾン性など)と、芸術点(構成、エンターテイメント性など)の合計で勝敗を競う架空の競技です。
■オススメポイントはここ!
「まずは、オリジナルアニメなので先の展開が読めないのがいい!
『ユーリ!!! on ICE』のようなスケートの世界ながらも、5人組のチームというアイドルモノっぽい熱さも。主人公・前島絢晴(まえしま けんせい)のいる戌尾ノ台高校、ライバルの篠崎怜鳳(しおざき れお)の所属する聖クラヴィス学院高校、狐ヶ原高校、横浜スーパーグローバルハイスクール、中帝大付属上前津高校などの学校チーム対決になるので、スケート好きにも、アイドル好きにも、熱血部活好きにもオススメです!」(中野ひろみ)
WAVE!!
MAGES.からCDドラマ、キャラクターソングなどが発売されている『WAVE!!』のアニメ作品。
1月からのテレビアニメ放送に先駆け、2020年10月から劇場上映もされていた。
「サーフィンやっぺ!!」のキャッチコピーのとおり、舞台となるのは茨城県大洗町。主人公の陽岡マサキは、転校生の秋月ショウとの出会いから、サーフィンと波乗りに惹かれていき――。
■オススメポイントはここ!
「陽キャでパリピで軟派な印象だったサーフィンのイメージが180度変わる作品。
主人公の陽岡マサキが女子高生と話していて、“サーファーのイメージを下げるマネはするな”“サーファーというだけでチャラチャラしているという先入観を持たれることも多い”と注意されるシーンが印象的で、サーファーって真面目なスポーツマンなんだなと実感。リアルなサーフィンは沖で波に乗るので遠目だとよくわからない部分も、アニメならではのアップで見られるのも楽しいです。見ていると海に行きたくなります!」(中野ひろみ)
アイ★チュウ
同名のスマートフォン用ゲームアプリが原作の『アイ★チュウ』。
「アイチュウ」とは、アイドルになる途中、すなわちアイドルの卵のこと。
一人前のアイドルになるため、アイドル養成学園エトワール・ヴィオスクールに入学したアイチュウたち。
しかし、入学早々クマの着ぐるみに身を包んだ“クマ校長”の一言で、前途多難なスタートを切ることに……!?
■オススメポイントはここ!「原初のリズムゲームは2015年にリリースされているので、
満を持してのアニメ化!
作画も毎話美しく、ありがたい気持ちで見ています。
プロデューサーの声は豊口めぐみさんが担当してくださっているのですが、凛々しくも女性らしくとても素敵です!
アイドルコンテンツがアニメ化すると楽曲が増えるのも嬉しいポイント。主題歌CDに収録される「一番星の歌~未来のレジェンド伝説~」は、アプリ版の主題歌に続いて今回もつんく♂さん作曲とのことで、楽しみにしています」(通崎千穂)
2.43 清陰高校男子バレー部
壁井ユカコ先生の小説「2.43」を原作とした『2.43 清陰高校男子バレー部』。
東京の強豪中学バレーチームで深刻なトラブルを起こしてしまった灰島公誓(はいじま きみちか)は、子供時代を過ごした母方の郷里・福井に転居し、幼なじみの黒羽祐仁(くろば ゆに)と再会。
ふたりはエースコンビとして活躍しますが、中学最後の県大会で衝突し、絶縁状態に。
進学先の地元・清陰高校男子バレー部で彼らを待っていたものとは――?
■オススメポイントはここ!「いい意味で
泥臭く、でもどこまでも透き通った青春スポーツストーリーです! バレーボールに賭けるみんなの熱い思いが伝わってくるものの、よくあるスポ根で熱血! というわけではないので、スポーツ経験者ではなくても見やすい作り。
裕仁と公誓のわだかまりがとけ、またメンバーたちとのチームワークも確立されてきてこれからどんなふうに強くなっていくか、そしてライバルたちとどんな風に戦っていくのか、そしてそこで生まれる彼らの感情が楽しみです。
ストーリー前半では裕仁の緊張する心情が事細かに書かれていて、それがリアルに伝わってきたシーンが印象的でした」(星川結)
SK∞ エスケーエイト
スケボー×バトル=青春∞! のオリジナルアニメ。
スケートボードが大好きな高校2年生の喜屋武暦(レキ)がハマっているものは、「S」。「S」とは、閉鎖された鉱山をスケートボードで滑り降りるルール無用の危険な極秘レースのこと。
カナダからの帰国子女で転校生の馳河ランガを「S」に誘い、共に「ビーフ」と呼ばれる決闘に挑戦していきます。
■オススメポイントはここ!
「ルール無用のスケートボードレース“S”に挑む人々を描いた作品。スケボー中と日常で2つの顔を使い分ける設定がおいしいので、ギャップに萌える人は一度チェックしてほしい。スケボー初心者のランガが基礎から練習を積み重ねるシーンは成長物語としても見ごたえがあります。小物デザインもおしゃれ」(ハシビロコ)
ゆるキャン△ SEASON2
2015年の連載開始から、キャンプブームを牽引し続ける同名の漫画を原作にしたアニメの2期。
山梨の女子高校生・志摩リンが大晦日に始めた、久しぶりのソロキャンプ。年越しを磐田で迎え、愛車の原付で浜名湖への移動中に立ち寄った海辺でふと「やっぱり、一人のキャンプも好きだ」と思うリン。
冬のキャンプならではの楽しみや、おいしいものも満載!
■オススメポイントはここ!
「男女ともにソロキャンブームを巻き起こした癒し作品。女の子の絵が可愛くて、キャンプといっても肩の力をいれずに観ることができます。こんな道具があれば気軽にキャンプが楽しめるんだな、と役立つ知識がいっぱい。とくにキャンプ飯は家で真似したい! キャンプだけでなく一人旅がメインの回もあって、自分と向き合う時間の大切さも教えてくれます」(ナツキ)
PUI PUI モルカー
舞台は、モルモットが車になった世界。
くりっくりな目と大きな丸いお尻、トコトコ走る短い手足。常にとぼけた顔で走り回る、癒し系の車“モルカー”。
羊毛フェルトでできたモルカーたちのストップモーションアニメは、クルマならではの様々なシチュエーションを中心に、癒しあり、友情あり、冒険あり、ハチャメチャアクションもありの盛りだくさんなアニメーション!
■オススメポイントはここ!「1月からSNSで話題になっている『モルカー』。
羊毛フェルトのモルカーたちがとにかくかわいいし、表情豊か。ときどきシュールで
人間が愚かすぎるところは現実的。名前が紹介されているメインモルカー以外にもたくさんのモルカーが登場するので、自分好みのかわいいモルカーを探すのも楽しいです。
テレビでの放送はテレビ東京系のみですが、YouTubeでの期間限定見逃し配信などもあるので、今からでもこのかわいさを堪能してください!」(中野ひろみ)
numanライター陣による
2021年冬のオススメアニメ、気になるものはありましたか?
web配信などで1話が見られるタイトルも多いので、花粉症などでお外に出たくない人はぜひアニメでおうち時間を充実させてください♪
2021年の冬放送開始アニメの一覧はこちら!
■2021年冬アニメ最新まとめ!1月開始アニメ一覧【放送日順】
ライタープロフィール
※五十音順
■小山田エス子
編集・ライター。アニメ、舞台、芸能関連関連の媒体で活動。アップリューデッキで勝ちたい。
■加藤日奈
アニメ系や2.5次元舞台俳優、声優系WEBメディアを中心に活動するフリーライター。大小問わず年間観劇約100本、ソシャゲ内の推しは石を積んで力技でもぎ取る廃課金勢。
■白土夏海
元アニメ制作のフリーライター。とくに好きなジャンルはSFとラブコメとスポーツ。
■通崎千穂
乙女ゲーム原作の2.5次元舞台、乙女ゲーム専門のラジオ番組などをプロデュースする根っからの乙女ゲーマー。
■中野ひろみ
アニメ雑誌の編集、ライター歴10年。現在も女性向けタイトル、乙女ゲームなどを担当中。
■ナツキ
ゲームのシナリオライターを経て、アニメやマンガのライターに。少年ジャンプとヤングジャンプを中心とした作品が好き。
■ハシビロコ
アニメ系WEBメディアを中心に活動するフリーライター。毎クール20本程度のアニメを視聴しているマスター兼審神者兼コーチでもある。
■星川結
元ファッション雑誌ライター。現在はゲーム会社に勤務しながら執筆活動を行う。アニメで好きなパートはOPとED。
■森本マリ
アニメ関連のライター歴7年。作品ムックなど紙媒体を経て、ウェブライターに転向。