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そんな『鬼滅の刃』がついに劇場版に。
TVアニメ全26話の続きとして、炭治郎・禰豆子・善逸・伊之助の4人は次なる任務の地、“無限列車”に乗り込みます。短期間に大勢の人間が行方不明となっているその列車内で、炭治郎たちは鬼殺隊最強の剣士である“柱”のひとり、“炎柱”の煉獄杏寿郎と合流――無限列車の闇に迫ります。
※劇場版本編のネタバレを含みます。
INDEX
「夢であることに気づかず家族と過ごしてしまう幸せそうな炭治郎を見て、もし鬼に襲われていなかったらこれが日常だったんだろうなと思うと胸が痛いかったです。鬼になっていない元気な姿の禰豆子と出会うシーンは特につらい…! "IF"の世界での幸せそうな炭治郎の姿に涙ぐんでしまいました」
「炭治郎に夢の中の弟妹たちが『行かないで』とすがりついてくるシーンがもう泣けて泣けて……。そのときの炭治郎の決意は見どころのひとつだと思います」
自暴自棄になってしまった元“炎柱”の父と、自らを慕ってくれる弟の間で板挟みになっていた杏寿郎ですが、笑顔を絶やさず、弱きものの為に戦い続けます――そこには、亡き母との約束がありました。
杏寿郎は自分が人より強く生まれたのは、“弱き人を助けるため”だと母から教わっていたのです。
「ただ強さを追い求め戦う鬼と自分ではその価値観が違うのだと豪語する姿が本当にカッコいい。最期まで自らの意志を全うし、戦い抜く姿に惚れ直しました。煉獄さんが母の幻影と対峙するシーンは号泣不可避です。泣きすぎて、つけていたマスクがぐしゃぐしゃになって困りました」
「平川大輔さんのねっとりとした喋り方も相まって、一層その狂人っぷりに拍車がかかっていました! どこか上品で余裕綽々な鬼らしからぬ容姿や態度も、やっていることは許せませんがキャラクターとしては魅力的と言わざるを得ません。また、死に際の生に執着する醜さには、潔く散る杏寿郎よりも逆に“人間味”を感じてしまいます」
「何も言わずに攻撃を仕掛けてくる猗窩座でしたが"いい刀だ"と放った瞬間に劇場がざわつきました! たった一言でも存在感抜群のその声は声優は、石田彰さん! まさに"よもや、よもやだ……"でした(笑)」
「炭治郎は勿論、杏寿郎たち“柱”の隊士たちよりも強い鬼。キャストは誰になるんだろうと思っていましたが、この方なら納得!さすがの怪演! “強さ”に固執し、老いて朽ちていく人間を哀れむ“狂戦士”っぷりがたまらかったです」
多くのファンが納得するキャスティング。杏寿郎と猗窩座の一騎打ちは間違いなくこの映画1番の見どころです。
「特に目を引いたのは“炎の呼吸”のエフェクトです! 炭治郎の流れるような“水の呼吸”とはまた違い、見ているだけで身体が熱くなるような、燃え上がる炎の美しさ。映画館で見て良かったです」
また1番気合いが入っていたと思われるのは、先ほども見どころとして紹介した杏寿郎 VS 猗窩座の渾身のバトルシーンシーンにも注目です。
「猗窩座の術式展開では、ふわりと浮かび上がる髪の毛一筋までこだわりが見えました。炭治郎が"(速すぎて)目で追えない!"と言いますが、観ている私も追えなかった(笑)」
上弦の鬼・猗窩座のキャスティングの豪華さからも、今後のアニメ第2期への希望や期待感も高まっている『鬼滅の刃』。今後の展開にも注目です。
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