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そんな東リベの人気の秘密を、様々なキャラクターたちの活躍や関係性から改めて紐解いてみてはいかがでしょうか? 今回は作品でも随一の人気を誇る、マイキー&ドラケンの黄金コンビを語っていきましょう。
※本記事ではアニメ化以降の原作の内容を含みます。
INDEX
小柄な体躯ながらも喧嘩では負けなし、「カッコいい不良の時代を再び作る」ために東卍を率いる義理人情に厚いマイキー。そんな彼を陰に日向に支え、東卍全体の精神的支柱として大勢から信頼を得るドラケン。
東卍メンバーの前に出れば、総長・副総長らしい迫力と威圧感を纏う二人ですが普段の二人はまるで「親子や兄弟みたい」と微笑ましくなる方も多いはず。
しばしば自由奔放な行動を取るマイキーに呆れつつも、何かと彼の世話を焼くドラケン。そんな二人の姿は、ファンにとってはもはやお馴染みの構図ですね。
さながら子どもと大人のようなマイキーとドラケンの関係性。これは文字通り彼らの「幼さ」と「大人らしさ」を非常に分かりやすく示しています。
幼い頃から長い時間を共に過ごし、互いへの強い絆と信頼で結ばれている二人。
にも拘わらずこの真反対の性質ゆえか、彼らが東卍時代の頃のように二人共に並んで歩み続けている未来を、タケミチは未だかつてこれまで一度も切り開けてはいないのです。
アニメ何度も観ました!
制作陣の原作への愛が伝わる丁寧な作業に感動です!
Cry Babyかっこよすぎ!(和) pic.twitter.com/UxWFzV6AIO
— 東京卍リベンジャーズ【公式】 (@toman_official) April 13, 2021
誰よりも仲間への優しさを貫く彼ですが、だからこそ彼は敵にも、あまつさえ味方にも、己の弱さを見せる事を誰よりも自分が良しとしませんでした。
それをタケミチが何度もタイムリープを繰り返す過去の時点ですでに悟っているのが、東卍の中でも一際大人びた存在である、ドラケンなのではないでしょうか。
実の両親を知らず、いわゆる風俗店でたくさんの大人に囲まれて育ったドラケン。
彼にとって当たり前の風俗の世界は、誰も互いの本性さえ知らず、いつの間にかこの場所に来て、いつの間にかこの場所からいなくなる。そんな事が日常茶飯事の特殊な環境でもありました。
思えば作中の様々なシーンで、ドラケンは何よりも他者の覚悟を尊重する態度をずっと貫き通しています。
「うまく言えねぇけどさ… オレらはもうカタギだし
アイツは悪の道を選んでオレらと決別した」
(『東京卍リベンジャーズ』24巻収録予定内容より引用)
他者の決断を大事にする、大人びた聞き分けの良い姿勢。ですがそれは相手の事をある意味で、「諦める」事にも他なりません。
それが時として、本音を隠して声なき声を上げる人を犠牲にしたとしても。普通であれば、多くの人がきっとその選択肢を取るのではないかと思います。
ですが、その未来を壊すために。二人があの頃のように、肩を並べ共に笑う日々をもう一度取り戻すために。
タケミチは最後の戦いへ、再びその身を投じることとなるのでした。
(執筆:曽我美なつめ)
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