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進撃熱が冷めやらぬなか、先日まで放送されていたアニメ『進撃の巨人 The Final Season』にも登場し、多くのファンの心を掴んだキャラクターがいます。そのキャラクターとは、反マーレ派義勇兵の青年・オニャンコポンです。
声優を担当するのは樋渡宏嗣さん。初登場以降も、画面に映るたびにツイッターのトレンドに名を連ね、『進撃の巨人』を知らない人でもオニャンコポンが一体何なのか気になっていたとかいないとか……。
そこで今回は、今や物語に欠かせない存在になっている“オニャンコポン”の魅力に迫ります。
※記事の特性上、原作の内容に触れています。
INDEX
しかし、マーレ兵士は仮の姿。彼の正体は、マーレに反旗を翻しエルディア人の解放を目指す“反マーレ派義勇兵”のメンバーだったのです。オニャンコポンは、義勇兵幹部のイェレナとともにパラディ島に滞在し、マーレの先進文明を伝えて島の発展に尽力します。
作中では、調査兵団14代団長のハンジから「さあ…頼んだよ オニャンコポン」と、肩に手を置かれて「任せてくださいハンジさん!!」と力強く答える様子が描かれています。
【今夜第68話放送!】
今夜24時10分よりNHK総合にて第68話「義勇兵」放送です!
※放送日時は変更になる可能性がございます▽あらすじはこちらhttps://t.co/BPSjt1YLZu#shingeki pic.twitter.com/khttLzQX7Q
— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) February 7, 2021
アニメ派の人も「オニャンコポン」という激強ワードには耳を疑ったはず。一度聞いたら忘れられない彼の名前は、魅力のひとつといえるのではないでしょうか。
なみにオニャンコポンは、アフリカ西部のアシャンティ族に伝わる“天空神”の名前として実在しています。作中のオニャンコポンも飛行船の操縦士なので、現実とのリンクも楽しめますね。
しかしその後、パラディ島側に対する造反の疑いが義勇兵にかけられ、オニャンコポンは調査兵団の人質になってしまいます。そんななか、義勇兵のリーダー・イェレナの目的に違和感を覚えたハンジは、人質として軟禁されたオニャンコポンを連れ回します。
その際のやりとりがこちら……。
ハンジに振り回されるオニャンコポンの姿は、亡き調査兵団第四分隊副隊長のモブリットと重なり、目頭が熱くなりました。
「ハンジさんが繋いでくれたこの飛行艇…最後の望み 俺が必ず基地まで届けてみせる!! 必ずだ!! だから…必ず「地鳴らし」を止めてくれ。何としてでも…」
(原作・133話より引用)
オニャンコポンの決意の表情に、多くの読者が胸打たれたのではないでしょうか。
「俺達を創った奴はこう考えた。いろんな奴がいた方が面白いってな。
巨人になる人間『ユミルの民』も同じさ。俺達は皆求められたから存在する」
(原作・106話より引用)
彼は、マーレに故郷を奪われた小国の出身。そのため、マーレ人以外を認めずに蹂躙するマーレのやり方に強い憤りを感じていました。その対象がたとえ、パラディ島の悪魔「ユミルの民」だとしても、誰も彼らの存在を否定することはできない。オニャンコポンの思いが読み取れる名言です。
(執筆:清談社)
■アニメ『進撃の巨人 The Final Season』Season4(4期)あらすじ・感想まとめ!【61話~最新話・74話】
https://numan.tokyo/anime/ite5v
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