『チェンソーマン』ずっと謎だった伏線回収!謎の"夢"に隠れた真実とは…ラスボスはあの人で確定か?

ここ最近のショッキングなストーリー展開により、アメリカでもトレンド入りしている『チェンソーマン』
今週8月31日に発売された『週刊少年ジャンプ』39号では、主人公・デンジのある伏線の謎が解明&マキマの真の目的が判明しました。
さらに、8月24日発売の38号新たな伏線が登場! 「ラスボスはあの人で確定か!?」とネットを騒がせています。
『チェンソーマン』(著:藤本タツキ先生)は、個人でデビルハンターをして日銭を稼いでいた少年・デンジがある日、親友で悪魔のポチタを“体に宿した”ことで、体からチェンソーを出して戦えるようになり……というところから始まる物語。
その力で公安デビルハンターの女・マキマにスカウトされたデンジは、先輩の早川アキ(男)&女魔人のパワー(女)と同居しながら、公安デビルハンターとして働きます。

※ここから先は重大なネタバレを含みます。コミックス派の方はご注意ください。

「開けちゃダメだ」の言葉に隠れていたものは…

これまで、“銃の悪魔”がアキのふりをして家に来た時など、不吉な予感としてたびたび登場したデンジの夢。

それが、不気味な扉と、誰かの「開けちゃダメだ」という声でした。

編集者ツイートより
8月31日に発売された『週刊少年ジャンプ』39号では、ついにその夢の謎が解明。
昔、借金まみれで自殺したと思われていたデンジの父親……しかし、実はデンジが手にかけており、デンジはその記憶を自分で消してしまったようです。

扉の向こうにあるのは父親の死体、つまり扉は、認めたくない罪の記憶……。
ポチタはデンジに思い出させないよう、デンジの体内から必死に「開けちゃダメだ」と止めていたと思われます。
親友・ポチタの思いやりが切ないですね……。

女上司・マキマの恐ろしい目的が判明

そして、デンジの上司にも関わらず、読者の間でずっとラスボス説があったマキマの目的も判明。

デンジにとってあこがれの女性で、普通の生活を与えてくれたマキマですが……その目的は、ポチタとデンジがかつて交わした「デンジが普通の生活をする代わりに、ポチタがデンジに心臓をあげる」という約束=契約を無効にして、デンジを支配することだったようです。
そのためにデンジが得た幸せ=アキやパワーを奪うことでデンジの精神を崩壊させ、普通の生活ができなくなるようにした……という、ショッキングすぎる真相でした。

一体なんのためにそこまで?というのは、この後説明する新たな伏線にも関係がありそうです。

もう一つ引っかかるのが、マキマがデンジとポチタの“契約”だと思っていることが、違うかもしれないこと。
「普通の生活をしてほしい」というのはむしろデンジがポチタに言ったことであり、また、デンジはポチタと出会った時、「これは契約だ。お前を助けてやるから、俺を助けろ」と、瀕死のポチタに血を与えています。
「契約」と言うのなら、こちらの方が有効ではないでしょうか。

【新たな伏線】『失楽園』の絵の意味は?やはりラスボスは…

そして、8月24日に発売された『週刊少年ジャンプ』38号では、マキマの家の壁にかかった『失楽園』の堕天使ルシファーの絵が「マキマとデンジを表しているのでは?」と話題に。
『失楽園』は旧約聖書に基づいたジョン・ミルトンの文学作品で、神に反逆し堕天使になったルシファーと、禁忌を犯して楽園を追放されるアダムとイブの物語です。
マキマの家の絵画は、その中に登場する、地球に向かうルシファー(魔王サタンとも呼ばれる)の挿絵。

堕天使ルシファーが誰か?については、「堕天使はデンジでマキマが神」という説と、「堕天使はマキマで、神に反逆するのにチェンソーマンの心臓(デンジ)を必要としている」という説に分かれている模様。

前者は、デンジの名前は天使(テンシ)が濁ったもの、という考察にも基づいているようですね。
また、マキマはデンジにとって神のような存在でしたが、今後堕天使のように反逆することは考えられます。
やはりマキマがラスボスで確定なのか?
一方、マキマが堕天使だとすると、さらにラスボス=神がいることになりますが……。
マキマの犬となってしまったデンジは立ち上がることができるのか、読者のメンタルは保たれるのか!?
人気沸騰中の『チェンソーマン』、次回も必読です!

(執筆:ナツキ)

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numan編集部

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