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まずは、立海・真田弦一郎(田鶴翔吾)のセリフとともに、立海が歌い上げます。
青学(せいがく)は、部長、手塚国光(宇野結也)が「今日は記念すべき『Dream Live』だ! 油断せずに行くぞ!!」という声を上げ、気合いのこもったパフォーマンスを披露。続いて、六角、比嘉と、それぞれの持ち歌を畳みかけるように続けます。
さらにスクリーンにリョーマの父・越前南次郎の姿が映りリョーマに刀が手渡され、その刀を持ったリョーマがステージ上に登場。真田と華麗な殺陣を交えたパフォーマンスを見せつけます。
また、不二周助(定本楓馬)のソロ曲、さらに大石秀一郎(松村 優)による「手塚、俺、青学(せいがく)に入ってよかったよ。そしてお前が部長でよかった」という言葉に、手塚が「俺もお前が副部長で良かった」とたたえ合う一幕では大きな歓声が上がります。
歓声という意味では、青学(せいがく)レギュラーによる楽曲でバックに映る映像、一人一人への歓声が沸き起こり、随所でスクリーンの歌詞に合わせて会場全体で歌うという一幕もありました。
後半戦は、六角のパフォーマンスからスタート。さらに、比嘉の木手永四郎(武藤賢人)が「フリースタイルラップを習得してきました」と言うと、知念 寛(雷太)のボイスパーカッションとともにラップで自己紹介。曲終わりのコール&レスポンスで会場の熱度を上げます。
また、乾 貞治(加藤 将)と、柳による楽曲では、メインステージと最も離れたステージという距離から徐々に近づきながら心を通わせる二人の歌声に会場全体が酔い、「またいつかどこかで会おう」という乾の言葉が響きます。さらに、“黄金(ゴールデン)ペア”大石と菊丸英二(永田聖一朗)による歌声と「ここに来るのはたぶん最後だ」という大石の言葉は、観る者の胸に迫るシーンの一つです。
いよいよMCの土屋佑壱による閉幕のメッセージが送られ、ラストへ。全校キャストが登場し、ステージや花道はもちろん、アリーナの客席や、スタンド側にも飛び出し最後のフルテンション。曲終わりで高らかにキャノン砲が放たれ、全33曲が披露された夢のステージは幕を閉じました。
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取材・文/田部井徹(トリーヌ)
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