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今回は佐藤健さんが、その演技力とビジュアルで再現したマンガの人気キャラを振り返りましょう。
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柔和な優男から、歴戦の最強の剣豪に切り替わる表情や声色に絶妙な演技、特に剣心おなじみの「おろ?」をアニメとも違う、実写でやるのに違和感のない自然な言い回しで再現しているのも見どころです。歴戦の人斬りとして背負った悲哀も確かに感じる見事な演技を見せています。
必殺技こそ叫びませんが、飛天御剣流の「龍槌閃」「双龍閃」「天翔龍閃」も再現、屋根の瓦の上をハイスピードで走り飛び降りてからの攻撃など、早回しもなしで行っているのが信じられないほどのハイレベルな殺陣を見せました。一対一も対複数相手に無双しまくる場面も、アクションシーンは見どころしかありません。佐藤健さんの代表作と言えるでしょう。
獅子神皓(ししがみ・ひろ)は主人公の初老男性・犬屋敷と一緒に身体を超ハイテク機械にされた高校生で、親友や家族のことはとても大事にしますがそれ以外の他人には何の情も示さない二面性があります。自分が機械にされて生きている実感を得るために、普通の家族を惨殺して回るという凶行を繰り返し、犬屋敷や日本国全体と戦うことに……。
終盤の「大虐殺」の場面では、普段たまっているフラストレーションをそのままぶつけたそうで、ゾッとするような表情になっていて見逃がせません。
作画担当の真城最高ことサイコー役が佐藤さんで、ストーリー担当の高木秋人ことシュージン役が神木さんと発表された段階では、原作ファンは「配役逆じゃない?」と総ツッコミ。
原作にもなく、台本でも本来はなかったというサイコーが「泣く」場面は、佐藤さんが役になり切って自然と出た涙とのことで、夢にかける男の熱さを現した名シーンとなりました。
また、企画プロデューサーだった石丸彰彦氏によると「演技がいちばん下手だったから」というレッテルを張られてセリフも多くもらえず、佐藤さんは悔しい思いをしたそうです。しかし、その悔しさから一念発起し、今では『ROOKIES』出身俳優のなかではいちばんの出世頭となりました。
(執筆:今泉)
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