numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
INDEX
そんなアリスを助けたのは、“黒のキング”ことレイ=ブラックウェル(松村優さん)。これが運命の出会いだとは、まだ2人とも知る由もないのでした。
「良いかい、アリス。帰りたいなら、絶対にかかってはいけない魔法が一つある。
それはこの世で最強にして最古の魔法――恋だよ。」
恋の魔法にかかったら、もう元の世界には戻れない。
アリスは「恋なんてしません!」と心に鍵をかけますが、“黒の軍”“赤の軍”の争いに巻き込まれていくうちに、彼女の心は揺れ動いて……!?
シリウス(橋本全一さん)は“キング”のレイを支える頼もしい参謀です。見た目に反して、花の水やりが趣味という意外な一面も垣間見えます。レイとは旧知の仲のフェンリル(小南光司さん)は巷で戦闘狂とも呼ばれていますが、気さくで明るいラッキースターです。
和気藹々とした“黒の軍”の面々に心を許していくアリス。そして彼らもまた、純粋で心優しいアリスに心惹かれていきます。
アリスが魔法を無効化できる脅威的な能力を持つことを知った彼らは、ことあるごとにアリスの前に現れては、彼女を捉えようと、翻弄してきます。
“赤のクイーン” ヨナ(大見拓土さん)は自信家で、アリスに対しても、自分の虜にして服従させると宣言します。実は“黒の軍”のルカの兄で、弟を溺愛していますが、ルカはヨナを嫌っている様子で、本編中ではぶつかり合ってしまうシーンも……!
“黒の軍”に負けず劣らず、“赤の軍”にも個性豊かな面々がそろっています。
“黒の軍”は、歌の中にも仲の良さが表れており、アリスを巻き込んでのにぎやかなパフォーマンスを披露してくれました。アリスの伸びやかな歌声も非常に魅力的で、特にレイに対する心情の変化や気持ちの高ぶりが、その歌声にも表現されています。
歌で、殺陣で、激しくぶつかり合うレイとランスロット。それぞれの“キング”は、どんな未来を見据えているのでしょうか――?
「もし魔法が使えたらお前は何がしたい?」とアリスに問いかけるレイ。
自分は“魔法が好きじゃない”“黒の軍では絶対に魔法を攻撃には使わない”と語る理由には、彼の過去が絡んでいて――。
レイの過去を知るフェンリルとの関係性にも注目です。
物語は、“黒の軍”“赤の軍”の衝突が近づく中、第3の勢力の暗躍で思わぬ展開に進みます。果たしてレイが下す決断とは。そしてアリスが選ぶ道は――?
“黒の軍”の日常シーンでは、クスッと笑ってしまうような小ネタも多く、ゲネプロコメントで語られたキャストの仲の良さが分かります。
惹かれてはいけないと分かっていながらも惹かれ合う2人、というのは王道ながら非常にドラマチックで、力強い歌声に乗せてアリスやレイの切ない想いが伝わってきました。
心惹かれてしまったら、あなたの心も劇場から戻れなくなるかも……!?
執筆:通崎千穂 @tsu_otometsu
編集:白鳥雅@numan_miyabi
■DATA
『イケメン革命◆アリスと恋の魔法 THE STAGE Episode 黒のキング レイ=ブラックウェル』 | |
---|---|
公演日程 | 2018年9月6日(木)~11日(火) |
会場 | 全労済ホール/スペース・ゼロ |
キャスト | レイ=ブラックウェル:松村優 シリウス=オズワルド:橋本全一 フェンリル=ゴッドスピード:小南光司 ルカ=クレメンス:荒一陽 セス=ハイド:白石康介 ヨナ=クレメンス:大見拓土 ブラン=ラパン:室龍規 アリス:青木志穏 |
アンサンブル | 工藤博樹、町田達彦、久保瑛則、近山祥吾、宮田龍樹、谷島圭祐 |
原作 | CYBIRD「イケメン革命◆アリスと恋の魔法」 |
原作イラスト | TCB |
脚本・演出 | 米山和仁(劇団ホチキス) |
企画・制作 | レジェンドステージ |
主催 | イケメン革命 THE STAGE 製作委員会 |
公式サイト | http://legendstage.jp/ikemen-kakumei/ |
公式ツイッター | @LSikemenkakumei |
Copyright | ©CYBIRD/イケメン革命THE STAGE製作委員会 |
numan編集部
声優、アニメ、舞台、ゲームまで!オタク女子のための推し活応援メディア
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます
特集記事
ランキング
電ファミ新着記事
2024年の思い出を振り返っちゃおう【黒木ほの香のどうか内密に。】
2024.12.21