numan編集部
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登場するキャスト陣も、ビジュアル&立ち振る舞いはキャラの個性そのままと言っても過言ではないクオリティ。そのため、髪型や衣裳はそっくりな6つ子たち全員が舞台上でわちゃわちゃしていても、それぞれが放つ強い個性から誰が誰だかをすんなり理解することできてしまうから不思議です。
そして、息の合ったやりとりやギャグの応酬を見ていると、喜劇『おそ松さん』囲み会見でキャストが語っていた「楽しく演じている」という雰囲気が客席にも伝わってきて、こちらも楽しい気持ちになれました。
そして、おそ松を起こしにきたチョロ松(植田圭輔さん)、自分の分だけの朝飯を買って帰ってきたトド松(赤澤遼太郎さん)、朝市で織田信長が履いていたというダメージジーンズを買ってきたカラ松(柏木佑介さん)、同じく朝市でタンスの引き出しをひとつだけ買ってきた十四松(小澤廉さん)、そしてひっそりと台所でパンを食べていたという一松(北村諒さん)が順々に登場し、いつもの日常が繰り広げられていきます。
奇跡のクズ長男・おそ松は、本作の重要なキーパーソンともいえる存在。自然なクズさを発揮しつつ、観客席と舞台の間をも無視したフリーダムさで冒頭から客席の心をつかみます!
いろいろな意味で愛され次男なカラ松は、ダメージがでかすぎるジーンズをはいているせいでほぼパンツが見えているという最高に出オチな登場したり、ナルシストぶりを発揮するオーバーリアクションで観客を沸かせます。
予想がつかない五男・十四松は、なぜか脈絡もなく舞台袖から台車に乗って華麗に登場し、会場からは拍手が送られる場面があったり、末っ子気質のあざとい六男・トド松は、計算されつくした相変わらずの可愛さと腹黒さを発揮して客席を魅了します♪
6つ子演じるキャスト陣は舞台上で好き勝手しながらも抜群のチームワークでボケてツッコんで、アクションあり、下ネタあり、自虐ネタありなど、ギャグフルスロットルな内容で客席も終始笑いっぱなし!
お金を入れてくれる父と家事をしてくれる母は、6つ子たちがニート生活を送る上で必要不可欠! 2人が離婚してしまうと働かなくてはいけなくなるとクズな6つ子たちは「やばい!」と危機感を募らせることになります。
皆が集まる居間は修羅場……のようなダンスフィーバータイム! キャスト陣はスローモーション風に跳ねたりバク転したりとフリーダムに大暴れする収集のつかない状況に。そして、最後にはおそ松が父の持つ一升瓶に頭を勝ち割られてしまい……!?
まさかの夢オチ!? と思いきや、実はおそ松が“予知夢”を見るスペックを手に入れていた、という衝撃の展開を迎えます。離婚を回避できなければ、ニート生活の破たん(※おそ松は頭部鈍器損傷の危機)が待ち受けるとあって、6つ子たちは両親の離婚回避のため知恵を振り絞ることに……。
ザンさん演じる松代は“母”といいより“女”の面が前面に出ていることによるファニーでキュート&セクシー(!?)な姿にも注目!
それは、悪党に絡まれた松代を父造がかっこよく救い出して男らしさをアピールするというもので、兄弟たちはその悪党役をチビ太(KIMERUさん)に任せることに!?
そして、男らしさアピール作戦と平行して、6つ子たちの元には新規事業を立ち上げようとしているハタ坊(原勇弥さん)や、イヤミ(窪寺昭さん)のプロデュースでブロードウェイデビューしようとしているトト子(出口亜梨沙さん)といったおなじみのメンバーも現れます。
アイドルから一転、ブロードウェイ女優を目指すことになったトト子がミュージカル調に歌って踊ってと調子に乗りに乗った姿や、おでん愛があふれすぎた結果ドスの効いた悪党のようになってしまうチビ太や、相変わらず異質なハタ坊。
そして、とある“望み”を持つイヤミの少しじんわりくる切ない心情が描かれるシーンは、客席一体となった謎の感動を呼び起こす……!?
また、すみっこで情けなくしょぼくれている松造、十四松にお姫様抱っこで運ばれる松代など、物語の中心とは外れたところでキャラのおいしい姿を見ることができたりするので、2度3度観ることで新たなネタを発見することができる喜劇『おそ松さん』。あなたは何度観に行きますか?(笑)
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