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そして、アラサーになってからは、さらに癖の強い役をやるようになった山田さん。これまでその独特の存在感と実力で演じてきた「マンガキャラ」を振り返ります。
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そういった改変は実写化で失敗するパターンの定番ですが、『賭ケグルイ』『ぐらんぶる』『映像研に手を出すな!』など数々の実写作品をしっかり形にしてヒットさせてきた英勉監督の手によって、実写版『東京リベンジャーズ』は原作とはまた別の見どころが多い作品となりました。
原作よりもキャラの説明に費やせる尺が少ない実写映画版において、ドラケンとマイキーの関係性というストーリーの根幹部分がブレると全体的に納得度の低い話になってしまいます。
初登場のキヨマサに制裁を加える場面から、怖いけど憧れてしまうヤンキー像を体現しており、「この人がいなくなれば組織は違うものになる」という設定を一発で納得させるキャラ造形になっています。
山田裕貴さんは役名も山田の熱くてちょっと馬鹿な若手刑事を演じています。今や主演も張る売れっ子ながら、助演でもサラッと馴染む山田さんの名演が光りました。
Huluオリジナルストーリーで描かれた、過労状態すぎてこれ以上なく馬鹿になった山田のかわいさも見ものです。
そして、変態・凛太郎は彼女を守る「ヒーロー」になるために、自分で桜井に様々な「イジメ」をしかけ、教師として救っていたのですが…。
実は桜井の方からも数々のサイコ行動をしかけているというぶっ飛んだ設定も、魅力的な山田裕貴が中心にいたからこそ、ギリギリ説得力を持って保たれていたと思います。
不良としてのし上がるために転校してきて、他生徒の拳100発を受ける荒行に耐えて初めて番長になりました。
それも、山田さんがこの役に熱意をぶつけて、アドリブも交えてどんどんキャラの魅力を増やしていった結果でしょう。鬼耶校スピンオフの『HiGH&LOW THE WORST』が作られたのも、村山さん人気あってこそです。
(執筆:今泉)
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