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役者仲間たちにも「ガンダムをどう表現するの?」ってすごく聞かれるんです。やっぱり皆さん気になるところですよね。現代の演劇の技術を駆使しながら松崎(史也)さんの演出のもと、役者の熱量を生かした演劇的な表現にチャレンジしています。僕自身も楽しみです。
――顔合わせには、アニメ『機動戦士ガンダム00』の水島精二監督もいらっしゃったと聞いていますが、どんなお話をされたのでしょうか?
水島監督は顔合わせだけでなく、実は稽古にも何回も来てくださっているんです。今回、演出の松崎さんご自身もガンダムが大好きな方で、水島監督に舞台ならではの展開を提案したりもするのですが、「あ、それいいね、面白いね!」と受け入れてくださる器の大きな方です。
決して無理に原作を押し付けることなく、舞台としての『ガンダム00』を一緒に作ろうとしてくださっているのだなと、本当にありがたいですよね。
原作の方とこんなにお話しながら舞台を作っていける機会はなかなかないので、役の解釈で迷ったときなど、沢山相談させていただいています。
自分の考えなのですが、”ガンダム”というのはただのロボットアニメではないなと思っています。モビルスーツのカッコよさ、キャラクターたちのカッコよさにまず惹かれますが、物語をきちんと見ると、そのカッコいいガンダムは戦争の道具として扱われているわけで……。そのストーリーの奥深さに大人になればなるほど惹かれてしまうのではないかと思いますね。
あとは『ガンダム00』もそうですが、ガンダムシリーズというのは名言が本当に多いですよね。心に響くフレーズが沢山あるのもこの作品の大きな魅力だと思います。
――『ガンダム00』で名言というと、グラハム・エーカーについてはいかがですか?
もう彼は名言の嵐ですよ(笑)。熱量もすごい!
実は、グラハム役の前山(剛久)くんと以前「何の舞台化に出たいか?」ってプライベートで話したことがあって、その時に彼が『ガンダム00』って言ってたんですよ。そしたら、僕が刹那役で、前山くんがグラハム役に決まったので、「まさしく愛だ!」って思っています(笑)。運命を感じてしまいました。
――では最後に、numan読者の皆様にひとことお願いします。
舞台『ガンダム00』いよいよ幕が開きます。ガンダムの舞台化、色々な方が気になっていると思います。
僕も今まで沢山の2.5次元作品に出演させていただきましたが、こんなにも関係者の方々から反響をいただいたのは驚きでした。
そもそもガンダムの舞台化という時点でハードルはめちゃめちゃ高いのですが、この企画を立ち上げた原作サイドの皆さん、実現に向けて動いてくれる制作の皆さん、そして僕ら役者陣の覚悟が詰まった作品になっています。
役者の熱量と演出、現代演劇の技術、そのすべてを使って『ガンダム00』の世界を表現したいと思いますので、ぜひ劇場でお待ちしております。
■インタビュー前半記事はこちらから!
橋本祥平がガンプラで作りたいのは……? 舞台『ガンダム00』スペシャル独占インタビュー
脚本・演出:松崎史也
監修:水島精二
キャスト:
刹那・F・セイエイ:橋本祥平
ロックオン・ストラトス:伊万里 有
アレルヤ・ハプティズム:鮎川太陽
ティエリア・アーデ:永田聖一朗
グラハム・エーカー:前山剛久
ビリー・カタギリ:一内 侑
スメラギ・李・ノリエガ:立道梨緒奈
フェルト・グレイス:松村芽久未
ラッセ・アイオン:澤田拓郎
リヒテンダール・ツエーリ:阿瀬川健太
クリスティナ・シエラ:小林未往
セルゲイ・スミルノフ:加藤靖久
ソーマ・ピーリス:希代 彩
カティ・マネキン:平湯樹里
パトリック・コーラサワー:瀬戸祐介
リボンズ・アルマーク:赤澤 燈
ヨハン・トリニティ:坂垣怜次
ミハエル・トリニティ:船木政秀
ネーナ・トリニティ:伊藤優衣
アリー・アル・サーシェス:窪寺 昭
原作:『機動戦士ガンダム00』(『機動戦士ガンダム』シリーズより)
企画:サンライズ
主催:ガンダムライブエンタテインメント実行委員会
公式HP:http://www.gundam00.net/stage/
公式Twitter:https://twitter.com/stage_g00
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