numan編集部
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第参論からは、正体不明のデッドマターの出現や侵食された都市の奪還作戦が始まって、舎密防衛本部(せいみぼうえいほんぶ)の成り立ちや、過去の作戦などが明らかになっていきます。
新キャラクターたちが畳みかけてくる登場とその正体には、「あ、彼らが“敵”なのか!」と、元素記号に思いを馳せることもできました!
そして、なぜ、自分が「媒人」としての力をもっているのか、その理由を知った時、ゲームの第壱論も違った風に見えてきます!
戦闘中に技として使用する「分子術」も、追加DLCとして配信される志献官を部隊に編成すると、より多彩な組み合わせに。例えば、「凍硝七瀬(窒素N)CV:堀江瞬」なら「分子術」は、ニトロ化合物になり、「塩水流一那(塩素Cl)CV:岡本信彦」なら塩素化合物という具合。牛丼のおっさんこと「清硫十六夜(硫黄S)CV:安元洋貴」の硫黄化合物もヤバイ。
要は、爆発性や毒性が高い物質の分子式になるので、「ひゃだ、混ぜるな危険!ができちゃう……」のです。
もちろん「舎利弗玖苑(フッ素F)CV:逢坂良太」のフッ素化合物も大事だよね、安全に対する危機意識を高めなきゃね、「浮石三宙(リチウムLi)CV:西山宏太朗」のリチウム化合物の可能性も無限大だし……と、DLC版の志献官への独り言がとまりません。
小説やコミカライズで仄めかされている、朔の兄「源碧壱(みなもと・あおい)」、補佐官のモル公たちによるラジオ体操への執念など、細かいエピソードもゲーム内では掘り下げられていて、朔と三宙がモルたちのために新たなモル寮を作って意地を張り合うといったお気楽なお笑いシーンもあれば、任務のプレッシャーでがんじがらめになったり、と重めで感情が揺さぶられてしまうことも。
鉄(Fe)の志献官「鐵仁武(CV:濱野大輝)」が苦悩する場面では、治るものなら私が錆止めスプレーをかけてあげたくなりました。
……〇レ5-5〇でいいよね?
ゲームには「追憶」という機能が備わっていて、これが便利! プレイした物語(反応結抄や交結挿話などのサブストーリーも!)や、美麗スチルを眺められる「挿絵」をはじめ、「結合術」や「侵食」などの用語を解説する「用語集」、志献官たちのプロフィールが記載された「志献官名簿」などを確認できます。
当初はすべて「???」と表示されているため、ゲームを進めてこれを明らかにしていくがもう楽しい。この塗りつぶしていくような、穴埋め作業が好きな人も多いはず。
さきほど「設定資料集ください」と書きましたが、ゲーム内容のすべてのイベントが、ここで網羅できるのです!
(でも設定資料は別でほしいです。希望。)
その一方でもちろん、面倒臭い場合はわざわざ埋める必要もないので、とくに意識することなくゲームは進められます。
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2022.12.17
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